冬ドラマ・追加

2015年2月1日 日常
「流星ワゴン」忘れてたよ!
重松清の原作も自分の中ではナンバーワンだし、冬ドラマの中でも一番なのに忘れるとは。

原作読んだのは10年くらい前になるのかなあ。
もう死んでもいいと思っている主人公が、すでに死んでる親子のオデッセイに乗って過去の人生のつまづきポイントにさかのぼる旅をする、といったお話。
過去は変えられないけど見つめ直すことでもうちょっとがんばってみるのも悪くないかな、と思えた希望の見える終わり方だった。
40歳くらいの「もう若くない、でも落ち着くには若すぎる。まだまだやり直せるんじゃないか」といった感じがものすごく身につまされた。
まあそれから10年過ぎた今となっては悟りの境地に達してるので、40歳のころよりはずっとラクになりましたが。

そんな40男の情けなさとかあせりとか今回の西島秀俊はいいしょぼくれ加減で出せてる。若き日のおとうさん役の香川照之もやっばりものすごくいい!
このコンビ、「MOZU」ではタバコの煙にまみれたハードボイルドだったが、今回のもいいね。
日曜の夜のドラマらしくあまり重くならないよう、原作より軽めのテイストでこの先も楽しみです。

それと「限界集落株式会社」
これも思ったよりおもしろかった。
私の実家らへんも限界集落のようなものなので他人事ではなく。
「問題のあるレストラン」第3回で泣かせてくれた松岡まゆちゃんがこちらにも出てる。
この子は「あまちゃん」と「霧島部活やめるってよ」でまるで別人のような演技を見せてくれたけど、これまた違う顔で楽しみな若手です。


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