「エベレスト 3D」

2015年12月27日 日常
年末モードです。
今年最後のジムに行ったあとは庭の掃除とか実家行きの用意とか。

さて。映画「エベレスト」。
「PAN」と「スターウォーズ」のあいだにコレ見ました。けっこう衝撃が大きかったので、忘れないよう年内に書いておこう。

映画「エベレスト」は実話。1996年のエベレスト大量遭難事故を描いたもので登場人物は実名。

3Dで見たので映像も圧巻!
山の美しさもそうだが目の前が見えなくなる吹雪やマイナス何十度という過酷な寒さ、稜線の険しさ。まるで自分がそこにいるようで胸が苦しくなる。
映画館にいながらにしてこういう体験ができるってすごい。
役者さんたちもCGなど使わず命がけの体当たりだったそう。ホント一歩間違えば死んでるよ。

カリスマ性のあるガイドたちやいったんは死んだと思われ置き去りにされ生還した人、7大陸登頂した日本人女性など個性豊かなツアーメンバー。
そしてその隊に参加していたジャーナリストのジョン・クラッカワー。この人の名前は聞いたことがあったので検索したら、映画「エベレスト」の遭難事故のドキュメンタリー「空へ」を書いていた。なぜあの大量遭難事故が起きたのか?エベレストのデスゾーンとはどんなものか?さまざま知りたかったのでこれも読んだ。

イモトがイッテQで挑戦したり三浦雄一郎さんが80歳で登頂したりのエベレスト。1人800万近くの登山料を払う経済力があればガイドやシェルパが登らせてくれるものかと思っていたがそんなことはない。
自分の身を守るのは自分。デスゾーンで自分の足で歩けなくなることは死を意味する。

エベレストは8848メートルの山。8000メートル以上の高所は酸素も薄く気圧も低く人間がそのままでは生存できない場所。それがデスゾーン。
息絶えた人々が回収されずにそのまま凍結したり乾燥したりミイラ化して置き去りにしてありそれがランドマークにさえなっている。エベレスト山頂を目指すものはその遺体のそばを通っていく。
死と隣り合わせの過酷な場所。酸素が足りなくなるので正常な判断力も失われてしまう。

映画を見て本を読んでネットでも検索して。
エベレストってすごいところなんだな、登山って危険なものなんだな、そしてそれが危険であるがゆえに人を魅了するのだなと初めて知ることばかりで興味深かった。

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