毎日新聞の須田桃子記者による一連のSTAP細胞事件のレポート。
「科学史に残る大スキャンダル」とまでされるあの出来事は何だったのか。

私の中で過去の人っぽくなってた小保方晴子氏。
こんなに可愛らしい若い科学者がムーミンの研究室でおばあちゃんの白い割烹着を着てチャッチャッと何かやったらSTAP細胞できちゃった!みたいな感じだった。
すごい!と思った。

図書館でのリクエスト本が今頃回ってきたので読むのが今になってしまった。
専門的な内容も多いので難しい部分もあるが事の顛末は時系列なのでくわしくわかる。それでも読んでやっぱり疑問は疑問のまま残る。

STAP細胞はあったのかなかったのか。
ES細胞が混入したものだとすればそればいつだれがやったことなのか。
小保方氏をリケジョの星と持ち上げた最初の記者会見の演出は何だったのか誰の発案だったのか。
小保方氏と実験をともにしたのは若山氏で笹井氏は論文のお手伝いなのになぜそれほどまでに笹井氏が追い詰められ死ななければならなかったのか。
そもそもタイトルにあるように悪意のある「捏造」だったのかどうか。
わからないことだらけ。

うーん。この一連の騒動のどこかに悪意があったものかどうか。これが1番の疑問。オボちゃんは確かに未熟だったろうし周囲が騒いで持ち上げすぎたのはあるだろうが。

さて、読了したと思ったらタイムリーに小保方晴子氏の手記「あの日」が発行された、と!

世紀の大発見、とかリケジョの星、とかセンセーショナルに取り上げられたのが2年前の1月28日だったんだね。その日にあわせて手記出版!
しかもずっと極秘ですすめられていたらしい。
リクエストが回ってきてからなので「あの日」を読むのはまだ先になると思うが、ぜひ読んでみたいと思う。

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