あらっ?という間に1週間。さらさらと流れるように日にちが過ぎる。なんせ暑いもんで。
高校野球県大会、大相撲名古屋場所も始まり今年はリオ五輪もあるので夏は駆け足で過ぎていきそう。いっそのこと涼しい9月後半にワープしたいよ。

「真田丸」がおもしろいので大河ドラマ「独眼竜政宗」「天地人」を鑑賞。「真田丸」と同時代の出来事を違う角度違う役者さんで見たらまたおもしろいかと思って。
死ぬまでに大河ドラマ全作品を見たいけど全巻見終わる前に死ぬなと思ってたら、なんとそれぞれ総集編ってのが出てるんですよ。4時間くらいあればとりあえず流れだけはつかめる。すばらしい!

「独眼竜政宗」は1987年の渡辺謙の出世作。
大河ドラマナンバーワンの視聴率を誇る伊達政宗の物語。若い謙さんキリッとしてて銀幕のスタアって雰囲気。
政宗が小田原攻めに遅れて死装束で秀吉の御前に参上する場面。秀吉の勝新太郎のビリビリしたオーラがこちらまで伝わってくる。
若き渡辺謙が大御所勝新太郎にその場面の前にごあいさつしたいと言ったところ、勝新が「政宗も初めてそのとき秀吉に会ったのだ」と本番?での初対面だったとか。このシーン緊張感がすごいです。
桜田淳子が政宗の奥方で、若いころを幼さの残る後藤久美子がやっていてびっくり。ほかすでに鬼籍に入った俳優さんがゾロゾロ。40年前の作品だもんなー。
今見ると言葉の使い方が話し言葉と違って難しい。昔ながらの言い回しで重厚。「真田丸」きりちゃんみたいな娘はいません。

「天地人」は2009年、上杉景勝に仕えた直江兼続の物語。
コレは妻夫木というか加藤清史郎くんの出世作でしょうか。今見ても清志郎くん話し方も姿形もかわいくてかわいくて子犬のよう。しかも上手い。天才子役だなあ。
今の「真田丸」の景勝・直江コンビがなかなか味わい深いので比べるとおもしろい。それにしても妻夫木の優しげな顔立ちは時代劇向きじゃないよね。
私の中では大河ドラマのテーマ曲第1位は「天地人」!「天地人」のファンファーレから始まる疾走感あふれるテーマ曲は何度聞いてもワクワクします。
「天地人」では真田幸村(信繁)は城田優、伊達政宗は松田龍平で戦国ゲームの武将ぽい。コスプレ感強し。

「真田丸」に登場する人々が役者さんを変えて別の角度から見られるのがおもしろくて一気に見た。上杉サイドはこうで伊達サイドはこう、とまとめて見ることで歴史的出来事もどんどん肉付けされて厚みを持ってくる。

前田利家も戦国ものには必ず出てくるので次は2002年「利家とまつ」だな。コレ私は見てないんだけど当時民放トレンディドラマ?若手俳優を多数起用で話題になったよね。加賀百万石物語で「戦国最強のホームドラマ」なんてうたわれてるのでどんなの??と。思えば大河の敷居が低くなったのもこのあたりからなのかなあ。
それととにかくおもしろかったことだけ覚えている1996年「秀吉」。竹中直人の秀吉もう一度見たいな。
とは言っても冒頭に書いたように、高校野球・大相撲・リオ五輪の夏なのでね。いつになることか。

それにしても娘が出て行って、夜ダンナと息子が帰る21時頃までテレビを使える時間がぐぐーんと増えたのはホントうれしい限りです。

コメント

ポピー
2016年7月13日16:30

>死ぬまでに大河ドラマ全作品を見たいけど全巻見終わる前に死ぬなと思ってたら
って「一体いつ死ぬ予定?」と突っこみ入れたくなったけど、確かに毎年1つずつ増えていくから追いつかないかもね。
「独眼竜政宗」1987年でしたか。3歳と1歳の子育てで大河どころじゃなかったなぁ。面白そうだから総集編見るのもいいですね。
娘さんのくだりでは、一緒一緒! 帰ってくる時は母ごはんと休息を求めて帰ってくるから、母は結構大変なのです。ま、たまにだから頑張れるか!

 

磯野コンブ
2016年7月14日6:52

ポピーさま
歴代大河は55作品あってそれぞれ45分が50話ずつ。DVD見るのはドラマとドラマの端境期なのでそんなにはこなせないよねえ。
うちの娘は一泊だけどポピーさんとこみたいに孫込みで連泊されたら無理だわー。ポピーさんえらい!
自分を振り返ると子供小さかった頃、実家に盆暮れ10日くらいずつお泊りしてた。子供のお世話も食事の支度も丸投げで。文句の1つも言わず娘を休ませてくれてたんだからは母は偉大!

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