「真田丸」「渡る世間は鬼ばかり」。
録画続けて見た見た!どっちも良かった。

真田丸は泣ける回でした。
大泉洋に泣かされる日がくるとはね。
そして、逝く者去りゆく者。後に残される者たちのせつなさが胸に迫って苦しい。
三成の最後を語る妻のうた。大谷の最後を語る娘の春。
特に薫さまの悲しいお顔が中の人と二重映しになって胸がキュキューっと・・・。「怖い目にあいました」「さみしゅうございました」「いつも誰かに見られている怖さ・・」そうだよな。
目覚めてだれもいない何もないお屋敷を必死で探し回る薫さま。置いて行かれたと知り息子に抱きつき泣く薫さま。ううーつらすぎる。
この場面の収録は一連の事件の前だろうけど、ホントにホントに悲しい表情をしていて。やっぱり大女優だなあとあらためて思いましたよ。

おちゃめでかわいらしいところもあり人間的な家康が権力を得てどんどんと意地悪な表情になっていく。こちらも名俳優!
そして私のフェイバリットは秀忠くん。北条二世もキレっぷりが好きだったけど徳川二世ときたらもう。ひとりだけコント感満載で登場するたびきょうはどんな笑いを?とワクワク。
予告では信繁はヒゲに真田パパは白髪に、秀頼はりりしい青年になっているので数年経過してる様子。大河の宿命とはいえひとりまたひとりと逝ってしまうのでさびしいね。

さて「渡る世間は鬼ばかり」。
ずーっと見てるので親戚の方々みたいで。子役たちの成長も楽しみだしみなさんの動向も気になる。自分も歳をとってきてるので前よりずーっと渡鬼ワールドが身にしみるよ。
サツキが58歳設定なのがまず衝撃!
え?私とそう変わらない年設定?立派なババアじゃん。

前編だけだとサツキ(ピン子さん)が「仕事づくめでふと気がつくと友達もいないやりたいこともない、ひとりぼっち」と。どこに行っても邪険にされて気の毒になる。やりたいこともないのかーとも思うし。
でも後編まで見ると、サツキさんすごいよ恐れ入りました。
せっかく休みもお金もあるのにラーメン屋で元気に半日以上ぶっ続けで皿洗い。若いもんたちに「おばちゃんおばちゃん」と言われていっしょにおいしそうにまかないを食べる。この強いメンタルと体力と社会性は見習わないとなー。

服装や立ち振る舞いなど五月のババアっぷりが完璧すぎ!
つわりで苦しい貴子さんのお世話をやく場面ではあまりのマシンガントークにこっちまで気持ち悪くて吐きそうになるよ。洗濯物からシュッとバスタオルをとってエプロンがわりに腹に巻くのには笑いました。
それと、バッグからオバサン柄カバーのペットボトルを出して飲むのもオバサンあるある。節約のためどこへ行くにもとりあえず家からお茶をつめて持参。ハイ、私もそうです。
まあなんだかんだいって、いくつになってもサツキは働く場はあるわけだし子供たち孫たちと次の世代はあるわけだし、何より5人姉妹でみんなすぐ近くに住んでるみたいだしお金もあるし。これ以上の幸せはないと思いますよ。

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