「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」

「ハリーポッター」シリーズの70年前のお話。
期待してました！！
「ハリーポッター」シリーズは原作も読んだし映画も何度かずつ見た。
あんなにあんなにかわいかったハリーが少しずつ少年になり青年になりちょーっとザンネンな感じに成長し・・・。まあそれはともかく数年にもわたる壮大な物語と世界観、見ごたえがあった。

楽しい夢あふれるファンタジーの1、2作目。小さかった子供たちとクリスマス前に見に行ったこともあって今思い出してもワクワクする。
3作目からはハリーたちも思春期に入り映画もダークな印象に。4作目あたりからは「私は最初から見てるから見るけどここからは入らないだろうなー」と思うようなつらい展開も。

そして今回の「ファンタスティックビースト」主人公ニュート・スキャマンダーのエディ・レッドメイン。
「レ・ミゼラブル」のマリウスじゃないの！とこれまた期待！
頭も良く育ちも良いおぼっちゃま風イメージ。5部作らしいからエディとこれから何年か楽しめる！って胸アツでしたわ。

忙しくて行けなくてやっと観て。
んー？何だろうね？
「ハリーポッター」と比べてしまうと観たあとに残るものがない。登場人物も魔法生物もそれほど魅力的ではなくストーリーもあまりインパクトなし。

主人公ニュート・スキャマンダーも、うーん。あか抜けなくて変わり者？魔法生物の本を書く学者さんだからね。「レ・ミゼラブル」のときほどエディの魅力が出てない。
ヒロインもいまひとつかわいくないし、ラストはノーマジ(マグル)ジェイコブに持っていかれた感。
終了直後は「もう続きは見なくていいかも？」と思ったほど。

でも見るよねーきっと。
次作は若き日のダンブルドアと今回の闇の魔法使いグリンデンバルトのからみが描かれるらしい。
グリンデンバルトはジョニーデップだしね。それとちらっと出てきたリタ・レストレンジの名前。レストレンジと言えばベラトリクス・レストレンジじゃないの。えーどうニュートとからむ？？

「ハリーポッター」の続編など見る姿勢で鑑賞するのではなく、比べたりしないで素直に「ファンタスティックビースト」を見るべきだったと思いました。
今回はニュートがニューヨークで魔法生物を逃がして捕まえるというごあいさつ程度と思う。お話が動くのはきっとこれから！