「砂の塔」

2016年12月18日 日常
数々の設定が謎すぎて盛りだくさんすぎて疑問とモヤモヤが回収できないままに終了。
こういうミステリー系はあざやかに疑問を回収してナンボだよなあ。

真犯人!!だだだれっっ?おこうさん@真田丸!?コレが1番びっくり。それまで出てなかった生方くんのおかあさん突然の登場で犯人だってー?ええー?
そのあたりから話に入れなくなり、息子カズキが焼け死にそうなのにグダグタと長話。に至っては「いーから!早く連れて逃げて!」。
このドラマにおいての菅野美穂はあきらかに思慮の浅い人物だけど、火事場に突入するのにマフラーやコートやスカート?バサバサさせて・・火だるまになる気マンマンの服装。
だいたいマンション火災は煙を吸うだけで中毒で死んでるのでは?

「母親とは」のテーマ自体は悪くないし毎回「次」が楽しみなドラマではあった。数々のミスリードにより犯人が最後までわからなかった。松嶋菜々子は美しく冷たく雰囲気ぴったり。
うーん。ハーメルン事件真犯人のがんちゃんはがんちゃんなりにがんばったんだと思うけど。
目だけで狂気や優しさやその他もろもろを演技できる凄みのある俳優さんじゃないのでドラマそのものが薄っぺらくなってしまった感。たとえばこれを菅田将暉や柳楽優弥がやったらどうだったか?と思うとね。
キャッチャーなタワマンママ友カーストの部分・恋愛要素いらないから、生方くんの生い立ちやおかあさんとの過去が掘り下げて描かれれば動機なり背景なりもっともっと深みが出たのに。かえすがえすも残念。

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