劇団四季版がまだまだ見られそうにないので楽しみにしてました！最っ高っっ！！
「ララランド」の消化不良感をすぱーん！と吹き飛ばしてくれる極上のミュージカル映画。笑えて泣けてほっこりしてワクワク。テーマ曲が頭からはなれません♪
最初の村の場面から最高。ホグズミート村みたいな三角屋根のお家が並ぶ村の情景とたたみかけるような村人たちの歌・歌・歌。ここからもう楽しい！
エマワトソンはやっぱりハーマイオニーなんだけど毅然とした美しさがステキでイマ感がある。
呪いをかけられた城の暗く不気味な雰囲気。そして野獣。
野獣が本当の愛に目覚めないと自分たちも呪いがかかったままの召使いたち。これまた世界がイメージ通り表現されていてすばらしい。
ベルへのおもてなしの場面は実写でどう表現？と思ったら！「ビーアワゲスト」の歌にのせて最高のおもてなしに。これいいねー。
そして、ふたり舞踏会であの耳なじみのテーマ曲「ビューティアンドビースト」が流れるともうー感激！野獣の青のスーツもベルの黄色いドレスもキレイ。
高まったところでの野獣の愛の告白に「自由がないのに幸せ？」とベル。これにはあっと思い見てるこっちも一瞬ハッとする。
いくら愛があっても愛する人といっしょにいられても自由がなきゃ幸せじゃない。「幸せとは自由なこと」なんだよなあーとあらためて思う。
そしてベルを城から出す野獣。←ナントカ王子って名前はなくてとにかく「野獣」・・。
せっかくの呪いが解けるチャンスを逃したことにがっかりの召使いたち。
呪いをといて人間に戻ることより愛する人の気持ちを尊重する、コレなかなかできることじゃないよね。自分のことだけ考えて相手を縛ってしまいがち。
ミュージカル「モーツァルト！」の「星から降る金」を思い出す。
♪愛とは解き放つことよ 愛とは離れてあげること 自分の幸せのためでなく 涙こらえ伝えよう
ラスト、野獣が死ぬ・召使いたち呪いが解けずに動きが止まる・・・からの人間への復活！の場面は緊張が一気に溶けて涙が出てしまったよ。うるうるうる。
愛のちゅーで呪いから解き放たれるのは王子様のほうなのね。
人間に戻った俳優さんたちの豪華さにも感激。
ここでマッケラン様やユアンが出てくるとは！ロードオブザリングやXメンやスターウォーズのときの強面ではなく柔和な笑顔のマッケラン様とユアン。予習しないでいったからビックリ&感激。
なになに？エンドロール後に出たお知らせの吹き替え版も豪華じゃないの？帝劇で顔なじみの歌ウマ役者さんたちが吹き替え。 こっちも見たい！
楽しくて幸せになれるミュージカル。映画館で！
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