「やすらぎの郷」と春ドラマ

写真が載らなくてダイアリー放置して数日。
あっという間に日にちは過ぎ去って行くのねえ。時の流れの速さにびっくりだよ。

仕事から帰って犬散歩までのひとときのお楽しみは撮っといたドラマを見ながらのコーヒータイム。
朝ドラ「ひよっこ」昼ドラ「やすらぎの郷」を続けて見る。
ここのところ「やすらぎの郷」がおもしろくてまず1番にコレ！

週ラストの金曜日の本日は、詐欺事件や自殺未遂などなかなかにヘビー。
ご老人の叫び顔泣き顔はつらいもんだなあー。若いときと違ってやり直す時間がなくなってからお金や愛情や友情や信頼を失うことがどれほどか。今の自分の年になると推し量れるので往年の女優さんたちの名演技とあいまって辛すぎる。
まったくもって「やすらげない郷」だよ。
笑えるルリ子まり子の出番がきょうはなかったのでよけい胸に迫った。

みゆきの歌もドラマの内容もじわじわと効いてきて「これはとんでもない名作！今クールナンバーワン？」と。
きのうの回で布施博がゲスト出演したときに倉本聰脚本「風のガーデン」と同じ雰囲気を感じ、なんというか大きなストーリー展開があるわけじゃないんだけどじわじわココロに染みるドラマだなあと思った。

脚本家倉本聰やりたい放題ってところもいいね。この大御所脚本家じゃなかったらこんなセリフ言わせられないよなーってのがちりばめられていてニヤリとさせられる。
倉本さん、富良野3部作「北の国から」「風のガーデン」「優しい時間」のフジテレビにずいぶんアタマにきてんだろうね。
ドラマ中で「テレビ人がテレビをダメにした」と熱く語り、「湾岸テレビ」や「Bテレ」批判。劇中この２つは別々のテレビ局のように語られるけど「Bテレ→bayテレビ→湾岸テレビ」？
さすが倉本大先生です。来週の展開が楽しみ！

今回3本にしぼって見たドラマも終盤。
「リバース」が最後まで展開が読めずおもしろい。
「母になる」。初めは期待したけど小池栄子以外は違和感ありまくってどうにもこうにも。
「あなたのことはそれほど」。こっちは逆に、初めは「はぁ？」と思ったけどこれはこういうドラマ、とリアリティを求めず見るようになったらけっこう楽しみ。