「スパイダーマン ホームカミング」
ずいぶん前に見てそのままでした。
感想とか書いとかないと自分で忘れるから書いておこう。

私が見たかった「スパイダーマン」じゃなかったね!がっかり。
「スパイダーマン」はずっと映画館で見てるしあの疾走感は大画面で見てこそ!と見に行ったけど、うーん?
なんか中高生向け?今回のピーター・パーカーはオコサマすぎる。「アベンジャーズ」に入りたいために認められたい、その一心。
まず「アベンジャーズ」を見てないから置いてけぼり。知ってれば「うわ!アイアンマン!キャプテンアメリカ!スパイダーマンもその仲間に!」って大感激なんだろうけど。

決定的に違うのは、スパイダーマンってのはお手製のスーツや自分で開発した蜘蛛の糸などで戦うご当地ヒーローのはず。市民の平和を守るのが戦う目的。だってニューヨークを守るのはスパイダーマンだけ。だから市民にも愛されてる。
そして高校生ながら「ヒーローとは何か」「正義とは何か」って悩みながら、大切なものを失ったりいったんはヒーロー業を辞めたりしながらもまた立ち上がっていく、その成長する姿が若者のまっすぐなさわやかさとともに応援したくなるとこなんだけど。

なのにぃー・・・。
市民のために戦うんじゃなくてアイアンマンに認められたいから?
で、いざスパイダーマンがピンチでもアイアンマンやアベンジャーズのヒーローたちがすいーっと来て助けてくれる?
スーツもハイテク機能のアベンジャーズ特製スーツが用意されてる?
なんかね、アイアンマンやキャプテンアメリカやアベンジャーズのオトナなヒーローがちゃんといるならオコサマなスパイダーマン、ニューヨークにいらないのでは?
と、その存在意義もナンダカって話。

映画の後「アメイジングスパイダーマン」をテレビでみて「やっぱりスパイダーマンはコレだよなあ」と思う。
初めの「スパイダーマン」より「アメイジング」のほうがピーターもグウェンもさわやかでカワイイ。そして「スパイダーマン」は高層ビルの夜景がキラキラきれいでビルの間をビュンビュン飛び回るのが醍醐味。そういえば「ホームカミング」はそういう疾走感爽快感があったっけ?

「スパイダーマン」という映画が好きだったのに「アベンジャーズ」の下っ端としてのスパイダーマン。きっとこれからヒーローとしての成長も描かれるんだろうけど、「アベンジャーズ」見てなければ楽しめないんだろうね。

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