イクラ職人

2019年9月29日 日常
この時期。今年は3回めのイクラ仕事。
スーパーで生鮭が売られる時期になると、さいたまのスーパーでも運が良ければ生鮭のとなりに「生筋子」が置かれている。
夕方行くと割引価格で。
もともと置かれる数は少ないらしく行って必ずあるわけではない。
見つけると赤いダイヤの原石に目がキラキラーン♪
この生筋子からイクラができるんだよ。
安いものではないしコレステロールの薬を飲んでいる私にはキケンなものだけど・・イクラよりは生ウニ派だけど・・でも食べたいっ!

この季節になると毎年札幌の知人から手作りイクラが届いていた。たくさん仕入れて仕込みをして小分けして冷凍したものが送られてくる。
札幌のイクラときたらツヤツヤと赤くて大粒。弾力もあり噛もうとすると口の中で弾けて逃げるほど。
何年か前に体力と財力の限界ということで届かなくなったので何かこの季節物足りない感じになっていた。

「作るのは簡単よ!」というのは聞いていた。
でもイクラだよ?確実にスーパーで生筋子にお目にかかれるわけでもなく、あったとしてもやはり高級品価格。
「失敗したらどうしよう」と躊躇が先にたつ。生筋子は皮?膜?で包まれてるのでそれをうまくはずせるのか?
でもできているイクラを買うよりはずっと安くできる。ということで去年初めて初イクラ作りに挑戦。

あーらあら!思ったよりずっと簡単!
塩少々入れた40度くらいのお湯で生筋子をふり洗い。すると粒々がはずれてくる。はずれないのは手でやさしくはずす。何度かお湯を取りかえて白い膜の残りがなくなるまで洗う。するとなじみのあるイクラの姿に。それを調味液に半日ほどつけこむだけ。
1000円くらいの生筋子を買うといくら丼4杯分くらいできるし冷凍保存もできる。
去年はそのとき限りしか生筋子にスーパーで出会わなかったので一度限り。

今年は近所のスーパーで2回、3回めは実家岩手のスーパーで。
さいたまのイクラはどこから来るのか粒がちっちゃいなーと思ってたけど、岩手のイクラは札幌ほどではないけど大粒!
粒を膜からはずすときもしっかりとした触感。しかもお値段も安い。数百円でイクラ丼4杯分!
家にいない息子と娘の分は冷凍保存。あとはみんなでイクラ丼。私も今年は何杯も食べてしまった。魚卵はいちばんキケンだっつーの。
来年はもっと確実に良い生筋子が手に入るルートを探そうっと。



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