祝日じゃない12月23日

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あーもうきのうで令和元年も終了！な気分。
ついでに言うとクリスマスも私の中では終わったのでもうクリスマスものは片付けて年末モードに入りたい。でもまあいくらなんでも早いか。

きのうの日曜日、ダンナがパソコンの前にずーっといて年賀状を作成していた。
いつもはクリスマスのころなのに今年はやけに早いなとそのときは思う。

そしてきょうの朝。
普通に起きてダンナは仕事に行きゴミ出しなどしてから気づいた。
「祝日じゃないんだ！」。
あれれれ？そうだよナルちゃんになったんだからお休みじゃないんだよ。
私の仕事は曜日関係なく動いてるから気にもしてなかった。
だからきのうダンナ年賀状やってたのか。ここでやらないと次の日曜はもう29日だもんな。

自分が結婚したのは平成元年で子供たち2人とも平成ひとケタ生まれ。
子供たちが小さいころからずっと祝日で何かと都合のいい12月23日にクリスマスをやっていた。年末には実家行きがあるので1日早くクリスマスが終わるとちょうど良かった。
子どもたちが大きくなってからは24日のイブの日はそれぞれ出かけて行くけど23日はおかあさんにつきあってくれてケーキを食べていた。
子どもたちが出ていってダンナと2人残ってからは主婦友たちと天皇誕生日一般参賀と丸の内ランチに出かける。それが私の平成の12月23日。
今年は工事のため出かける予定をみんなキャンセルしてたので23日に予定がないのも特に気にもしてなかったよ。

そっかあー祝日じゃなくなったんだ。
平成じゃないもんなあ、とあらためて平日を表す黒い数字の並んだカレンダーを見てみる。赤字でちっちゃく「平成の天皇誕生日」と書いてある。
ありがとう祝日の12月23日。長いことお世話になりました。
上皇さま86歳おめでとうございます。上皇后さまといつまでもお元気で。

年末になり、うちの周りの建築現場の足場がはずれた。
醜悪な足場と足場をおおっていた破れかけたネットがなくなり、大きなハウスメーカーのロゴ&「地域の皆さまに支えられて◯◯年」と書いてある垂れ幕もなくなった。
これ目に入るたびムカついてた。地域の皆さまにご迷惑かけて、では？って。

足場がなくなり現れたのは・・・。
思ったよりキレイでいい感じの新築住宅たち。
東側南側にそそり立った壁の色もベージュ系で明るい。葉がすっかり落ちたうちの庭のハナミズキと花桃の樹形が南側住宅の壁に映えて絵のよう。
なーんだそれほど悪くないじゃん、と思う自分がフシギな感じ。
というかこれで日常が戻ってくる、というホッとした気持ちが強い。
あとは内装工事とか壁の向こう側の音なのでもううるさくない。
足場がないから上の方に人がいることもない。

夏からずーっと雨戸もカーテンも閉めっきりだったけど開けられる！
洗濯物も外に干せる！ポメ子お留守番させて出かけられる！
昼過ぎまで日が当たらなくなってしまったけどカーテン雨戸開けると西側からは日が入る。
レースカーテン越しに入る白くて明るい冬の日差しに思わずにっこり。あーよかった。お日さまの光がうれしい。

大変だったなあー工事。
大変だったよ令和元年。
外構もこれからだから3月まで工事は続くけど、あとどんなご家族が引っ越してくるかもわからないけど、私の中ではなんだか闘いのあとみたいな感じ。