年末年始 枯れ木も山の

枯れ木も山のにぎわい。「つまらないものでもないよりまし」的な意味。まあそんなもんか。

年末年始は実家で父と妹夫婦と私とダンナで会食。5人の年齢は320歳超え。
今年は若いもんがいなかった・・残念。まさに枯れ木と枯れかけた木。
料理を用意するのもなんだかいつもの顔ぶれと思うとはりあいなし。

例年なら正月の餅御膳会食は妹の息子夫婦と孫も来るからなんとなく場が華やぐ。
でも今年は息子の嫁ちゃんの実家へ3人で行ったと。
うちの娘もこの正月は向こうのご実家へ。
それぞれ結婚すれば親はあっちとこっちといるわけで盆暮れはどっちかにしか行けないよね。
うちの息子は正月はずっと実家には来てないから息子と正月過ごしたのは10年前くらいまで。東京にいる妹の娘も今年は転職して正月は休みのはずなのに来ず。

妹夫婦は毎年大みそかは息子夫婦と紅白を見ながら寿司や煮物の会食だったが、今回は突然の中止でがっかりしていた。
私も毎度実家で食べたあとそこらで寝てる父と無言のダンナとの紅白視聴はウンザリ。
で「いっしょに食べようよ」ということになった。大みそかも正月も変わらない顔ぶれでの会食。
でもまあしょうがないか。ダンナとふたりよりずっといい。
年末より連日カニ鍋やらすき焼きやら。ここに来て刺身や寿司、茶碗蒸しなどなど。正月で各種の餅、妹が予約した高級料亭のおせち。食べすぎー。

なんにしても若いもんがいないと用意した食事も減らないし会話に広がりがない。
私たち4人も還暦間近なので父に「孫たちはそれぞれ巣立って行って残されたわれわれ高齢者が肩を寄せ合って・・」とか言われて「じいちゃんと違って高齢者ではありません！」。
まあくくりで言えば60になったら88の父と同じか。

年末年始のどうもぱっとしない行事も終わり。
今年の紅白は去年みたいなお祭り感がなくていろいろ違和感だけ残った。やたらNHKの番組推しな企画がぶっこまれるのも気になったし。フーリンも同じく。良かったのは氷川きよしくらいなもんか。
そしてみなさんが帰って片付けも済んだ本日3日。私だけ実家にまだいるので箱根駅伝復路は朝から14時までテレビの前でゴロゴロしながら見られる。
新春の風景と若者の汗と涙と笑顔はいいね。富士山もきれいでありがたやー。

2020年あけました。
災害がなくて穏やかな年になりますように。
猛暑ではなく東京オリンピックも無事終わりますように。
私は去年さんざんで良くない年だったけど、そして今年も浮上できる気がしないんだけど、多くのことは望まないのでまた1年後の年末年始も父が元気でみんなで集えますように。