県をまたいだ移動OKなので実家に行ってきました。ずーっとステイホームでモヤモヤな感じだったからひさびさにリフレッシュ!
東北新幹線乗るだけでウキウキ。
さわさわと吹きわたるさわやかな風ときれいな青空とどこまでも続く緑。
おいしい新鮮野菜と種類豊富なお魚。
道の駅や地元のスーパー行くだけでも種類が多くて安いのでテンションMAX。
一人暮らしの父も元気で何よりだった。
新幹線に乗るのは3月のお彼岸以来だから3ヶ月ぶり。こんなに間が開いたのは東日本大震災以来。
今回、実はひともめあった。
「6月19日に県をまたいだ移動自粛解除だから行こうかな?」と6月初め父に聞いた。
そのときはいいと言ったのに近くなったころ早朝5時半前の電話。なにごと?と思ったら「やっぱり来るのはダメだ。コロナを持って帰ってきたって近所のウワサになる。おれだって何言われるかわからない」。
あーあ・・やっぱりそう言うと思ったよ。
近所の家の間取りはもちろん冷蔵庫の中まで知ってるような田舎の人間関係。ウワサ話は最高の娯楽と刺激。
「東京の方からコロナ持ってきたんだとよ」なんてどれだけ楽しい噂話か。
私が帰省したと知られればみんな警戒して自分も村八分になるかもしれないと父は言う。
いくらこちらが楽しみにしていてもそう言われれば引くしかないので「わかった。じゃあ今回はやめるね」と言って電話を切って。想定内ではある。
それでもどれだけがっかりしたか。
「行かない」のと「行けない」のはまるっきり意味が違う。
実家県知事が3月にツィッターで「来県した際には2週間とどまってから動くこと」と発信したのを見たときは「え?これって来るなってこと?」と故郷に拒まれた気持ちになってほんとにがっかりした。
まったくもってつまらないステイホームだって「6月は生ウニとホヤが美味しい季節だな」と楽しみにしてきたのにさ。
それもだけど90近くなった父が1人でどんなふうに暮らしているかも心配だった。
季節の用意は私がやらないとだれもしないのでコタツも出たままだろう。電気毛布やボアシーツもそのままのはず。シーツも枕カバーも3月から洗っていないはず。エアコンの暖房と冷房はちゃんと切り替えられたか。扇風機は出せたか。玄関やトイレの芳香剤だって買い替えないと。
草刈りだってどうしたもんだか。雑草が伸び放題なのでは。などなど。
妹が父に「全国的に移動してよくなるんだよ」とかいろいろ言ってくれたおかげでなんとか帰省も実現。
滞在中はお天気も最高だったので洗濯も掃除もはかどった。朝は5:30から草刈り作業。青空のもとウグイスやヒバリが鳴き、刈った青臭い草の匂いも心地よい。
父としては別に困らないらしいのでやっぱりコタツもボアシーツもそのままだった。
芳香剤などは思ったとおりカラッカラ。家の周りは草木とドクダミの楽園。
日曜日は妹のダンナの運転で海の方へドライブ。
新しくできた陸前高田の道の駅と防災メモリアル公園に行ってそのあといつもの気仙沼海の市いちば寿司で殻付き生ウニや寿司を堪能。外食は何ヶ月ぶり?
ここ何ヶ月かの自粛もこの日のためにあったかと思うほどの満足感と解放感。やっぱりこうしてときどきは故郷の空気を吸って故郷のものを食べたいなあ。
お土産屋さんや道の駅で夏マスクがカゴに山積みされててびっくり。
地元の方々が作ったものらしいけどこんなに簡単に夏マスクが手に入るの?しかも300〜500円くらいで。
「ええ?あっちではユニクロマスクに3時間並んだりしてんだよ?そこらには売られてないしネットでも夏マスク1000円以上はするし抽選でもはずれるし」と言うと、妹「マスクプロジェクトやってた。型紙配られたりして作ったマスクは市が買い取ってくれる。ほしい人はもらいに行くとただで2枚ずつもらえる」と。「だからみんなマスク作るのじょうずになった。今はいろいろ工夫した夏マスク」。
へえー!いい取り組み!
ネットなら1000円以上するかという感じの裏地が麻ガーゼのマスク。パンツ?みたいな接触冷感ひんやりレースマスク、スタンダードなクール白マスクを買った。
感染予防にはどうかわからないけど暑い夏にこんなマスクほしかった!
感染ゼロってほんとに?とは思うけど、マスクプロジェクトなどの取り組みや1人1台の車社会、真面目な県民性、自分はもちろん身内からも絶対に感染者は出してはいけない(→村八分)という姿勢などなどいろんな要素があるんだろうね。
ときどき妹のスマホが鳴る。
「また出たよ、熊」って・・。熊出没情報がスマホに届くのだと!え?熊アラート?
「けっこう毎日のように出るんだよ。夕方が特にあぶないね」とスマホを見ながら真顔で妹。
何かこう・・「不審者の声かけ事案」と同じレベルで「熊出没」情報がスマホに届くって想像の域をこえてるよなあ。
写真1枚目 津波で流された高田松原再生のためクロマツ・アカマツの苗木を計画的に育てている。津波前は7万本の松と白砂がずーっと続いていた。
写真には映ってないけど右の方には「奇跡の1本松」モニュメント。
写真2枚目 道の駅で購入した夏マスク。
東北新幹線乗るだけでウキウキ。
さわさわと吹きわたるさわやかな風ときれいな青空とどこまでも続く緑。
おいしい新鮮野菜と種類豊富なお魚。
道の駅や地元のスーパー行くだけでも種類が多くて安いのでテンションMAX。
一人暮らしの父も元気で何よりだった。
新幹線に乗るのは3月のお彼岸以来だから3ヶ月ぶり。こんなに間が開いたのは東日本大震災以来。
今回、実はひともめあった。
「6月19日に県をまたいだ移動自粛解除だから行こうかな?」と6月初め父に聞いた。
そのときはいいと言ったのに近くなったころ早朝5時半前の電話。なにごと?と思ったら「やっぱり来るのはダメだ。コロナを持って帰ってきたって近所のウワサになる。おれだって何言われるかわからない」。
あーあ・・やっぱりそう言うと思ったよ。
近所の家の間取りはもちろん冷蔵庫の中まで知ってるような田舎の人間関係。ウワサ話は最高の娯楽と刺激。
「東京の方からコロナ持ってきたんだとよ」なんてどれだけ楽しい噂話か。
私が帰省したと知られればみんな警戒して自分も村八分になるかもしれないと父は言う。
いくらこちらが楽しみにしていてもそう言われれば引くしかないので「わかった。じゃあ今回はやめるね」と言って電話を切って。想定内ではある。
それでもどれだけがっかりしたか。
「行かない」のと「行けない」のはまるっきり意味が違う。
実家県知事が3月にツィッターで「来県した際には2週間とどまってから動くこと」と発信したのを見たときは「え?これって来るなってこと?」と故郷に拒まれた気持ちになってほんとにがっかりした。
まったくもってつまらないステイホームだって「6月は生ウニとホヤが美味しい季節だな」と楽しみにしてきたのにさ。
それもだけど90近くなった父が1人でどんなふうに暮らしているかも心配だった。
季節の用意は私がやらないとだれもしないのでコタツも出たままだろう。電気毛布やボアシーツもそのままのはず。シーツも枕カバーも3月から洗っていないはず。エアコンの暖房と冷房はちゃんと切り替えられたか。扇風機は出せたか。玄関やトイレの芳香剤だって買い替えないと。
草刈りだってどうしたもんだか。雑草が伸び放題なのでは。などなど。
妹が父に「全国的に移動してよくなるんだよ」とかいろいろ言ってくれたおかげでなんとか帰省も実現。
滞在中はお天気も最高だったので洗濯も掃除もはかどった。朝は5:30から草刈り作業。青空のもとウグイスやヒバリが鳴き、刈った青臭い草の匂いも心地よい。
父としては別に困らないらしいのでやっぱりコタツもボアシーツもそのままだった。
芳香剤などは思ったとおりカラッカラ。家の周りは草木とドクダミの楽園。
日曜日は妹のダンナの運転で海の方へドライブ。
新しくできた陸前高田の道の駅と防災メモリアル公園に行ってそのあといつもの気仙沼海の市いちば寿司で殻付き生ウニや寿司を堪能。外食は何ヶ月ぶり?
ここ何ヶ月かの自粛もこの日のためにあったかと思うほどの満足感と解放感。やっぱりこうしてときどきは故郷の空気を吸って故郷のものを食べたいなあ。
お土産屋さんや道の駅で夏マスクがカゴに山積みされててびっくり。
地元の方々が作ったものらしいけどこんなに簡単に夏マスクが手に入るの?しかも300〜500円くらいで。
「ええ?あっちではユニクロマスクに3時間並んだりしてんだよ?そこらには売られてないしネットでも夏マスク1000円以上はするし抽選でもはずれるし」と言うと、妹「マスクプロジェクトやってた。型紙配られたりして作ったマスクは市が買い取ってくれる。ほしい人はもらいに行くとただで2枚ずつもらえる」と。「だからみんなマスク作るのじょうずになった。今はいろいろ工夫した夏マスク」。
へえー!いい取り組み!
ネットなら1000円以上するかという感じの裏地が麻ガーゼのマスク。パンツ?みたいな接触冷感ひんやりレースマスク、スタンダードなクール白マスクを買った。
感染予防にはどうかわからないけど暑い夏にこんなマスクほしかった!
感染ゼロってほんとに?とは思うけど、マスクプロジェクトなどの取り組みや1人1台の車社会、真面目な県民性、自分はもちろん身内からも絶対に感染者は出してはいけない(→村八分)という姿勢などなどいろんな要素があるんだろうね。
ときどき妹のスマホが鳴る。
「また出たよ、熊」って・・。熊出没情報がスマホに届くのだと!え?熊アラート?
「けっこう毎日のように出るんだよ。夕方が特にあぶないね」とスマホを見ながら真顔で妹。
何かこう・・「不審者の声かけ事案」と同じレベルで「熊出没」情報がスマホに届くって想像の域をこえてるよなあ。
写真1枚目 津波で流された高田松原再生のためクロマツ・アカマツの苗木を計画的に育てている。津波前は7万本の松と白砂がずーっと続いていた。
写真には映ってないけど右の方には「奇跡の1本松」モニュメント。
写真2枚目 道の駅で購入した夏マスク。
コメント
三ヶ月ぶりの帰省出来て良かったですね。
そうなんですよね。先方が「来ないで!!」と言われてしまうと身動き出来なんですよね。母のホームの面会禁止。(でもそのに住んでいる方は自由に出かけたりしている…)なので新幹線で行こうと思っても、「もしコロナになったらここに居られなくなる」と心配そうに言います。磯野さんのお父様と同じ考えなんでしょうね。
ここへきて県境を跨いでの移動も解除になり面会も15分となりました。
私は新幹線に乗ると言っても大宮から高崎間なのであっという間なんですけど、東北新幹線で岩手の方までお出かけになると気分転換になりますね。食べ物も美味しいですしね。そして一番心配なお父様の暮らしぶりを見る事が出来ますものね。
色々作業さなったようですね、お疲れ様でした。
お父様がお元気そうでなによりです。
私は毎日LINEのビデオ電話で母と話をしていますので15分の面会にわざわざ新幹線で行くもの馬鹿らしいのでそれで我慢してもらっています。
しかし史上初のコロナの影響って恐るべしですね。
三陸の海に幸ご堪能なさったようで羨ましいです。
早くコロナの終息を祈らずにはいられないですよね。
親が離れたところにいると心配ですね。
コロナでなかなか自由に行き来できなくなるとよけいに。
「自分がここに住んでいる意味」って、私も考えます。みんなそうかも・・
誰でも結婚や就職で故郷を離れて、そこにベース基地作って、子が巣立てば空き部屋だけが残るけど、子どもたちにとっては実家になるわけで。
帰って来やすい実家の雰囲気とか、住みやすい環境って夫婦仲が大いに影響するから、適度に外に出て、息抜きしながら仲良くやるしかないのかな(^^;)
そうか。夫婦仲が良ければそこが自分の居場所になってそこにいる意味もみつけられるんでしょうねえ。私はそうなれなかったからなあー。
ところで。熊本いいところみたい!阿蘇の写真とか送られてきて一面の緑でステキ!
スーパーの魚がいろんな種類があって海鮮類が安くて新鮮でおいしくて最高らしいです。コロナがなかったらすぐにでも行くのに残念すぎる。