発熱

2020年8月22日 日常
お盆で実家に行っていて戻った日の夜中。
暑くて寝られない。なんだか体が熱い。体温計ると37度5分。えええっっ!!コロナ??

いつ???どこで???
あんなに気をつけてたのに。
特に実家行きの前は細心の注意を払ってソーシャルディスタンスだったはず。手指消毒も徹底した。あれで感染はありえない。
最近は数日で発症するみたいだし、となると実家行きの新幹線か?
ガラガラだったけどそういえば後ろの席に初老の夫婦がいた。それとも行ってからの道の駅での買い物?狭いところにけっこう人がいた。
などいろいろ考える。でもどう考えても感染の機会は思い当たらない。

それでも何より私がおののいたのは父や妹たちにうつしてしまったのか??ということ。
「埼玉より帰省中の娘(50代)、盆の会食でクラスター発生」などとデカデカと地元紙に載ってしまう!
県知事の会見を県民が固唾を飲んで見守り「ついに県南にもコロナが!」(←1都3県ほどの広さがあって県北県南では文化も違うから県南1号もまたニュースだけではすまない)。どこのだれとすぐ特定されてしまう。
90近い父にうつしてしまったら。妹や妹のダンナにうつしてしまったら。
ああー妹のブチ切れる様子が目に浮かぶ・・・。もうこれは私は縁切られてもしょうがない。一生実家県には足を踏み入れられない。やっぱりお盆で父が心配だからといって行かなければ良かったのか・・。
そしてダンナにも一生分の借りを使ってしまう。大変なことになってしまった。

などと、エアコンつけても寝苦しくさまざまな妄想が頭をかけめぐり朝を迎える。朝36.7。
コロナ騒ぎで毎日熱を測るようになり私の平熱は35.4〜35.8とわかっていたので36.7は微熱。
でものどの痛みもせきも味覚障害もなし。とりあえずポメ子のお散歩に行く。朝6時からモワっと暑く汗がダラダラ。
その日は1日冷房の部屋で。
頭が変に冴えて眠れるわけではないけどクール枕で横になっていた。水分も大量に摂取。味覚も食欲も普通。
熱は1日中37.0〜37.5。心拍数は100超え。ヤバいヤバい。だって発熱なんてコロナ以外なに??鼻水も頭痛もなくて風邪でもないし。

夕方には熱が下がる。次の日の朝には35.7になり平熱に。冷房室内ではなんてことなく普通に動けるようになった。
コロナじゃない?らしい。
とにかくものすごくものすごくホッとした。

もしコロナになったら「熱があって寝てるだけなんて」とか「ポメ子どうする?」と心配していた。
でもそれよりも実際コロナかも?と思ったときの恐怖は「人に(特に身内に)うつしてしまったら!!」。これが1番だった。
「ああーどうしよう!とんでもないことになった!」のポイントは自分の体調より人への感染。あちこちに及ぶそれによる影響。考えるだけでおそろしい。

なんの熱だったのか。
軽い熱中症・・というか自律神経の衰えで体内の熱処理がうまくいかなかったってことかな。
ここ数年特に夏の暑さにはめっきり弱くなっていた。
今回の実家滞在はいつもより長く4泊5日。朝も夜も関係なくもわっと暑いさいたまと違って実家県は涼しい。
日中暑いとしてもエアコンが効いてるし夕方になれば確実に涼しい風が吹く。夜などは22度くらいになるので窓を開けて寝ると朝方寒いほど。
エアコンなしで寝られるのはこんなに快適か!とあらためて思った。
そこから戻っての38度。新幹線降りて空気の暑さと日差しの強さ、その圧倒的な圧に胸がドキドキした。

それにしても。
気温のギャップがありすぎたとしても何時間も暑さにさらされていたわけでもないのに。なんで熱なんて・・・とがっかりするし不安になる。
暑いとまた熱が出るかもしれない。もう38度のところで夏を越すのは無理なのか。エアコンしてても熱中症で死ぬばあさんになるのでは。

あんなに「夏を越せるか」と心配したポメ子は冷房室内で冷え冷えしているので変わらず元気。
盆に不在になる前にダンナにさんざん「この暑さの山を越せるかだからね。頼むよ。ハアハアしたりわんわんしたりしないようみててね」となかば脅し気味に行って出かけた。

以下イメージ↓
ビッグウェーブのてっぺん。それぞれサーフボードに乗った私とポメ子。ザザザーン!
ドヤ!な顔で軽々と波に乗っていくポメ子。一方私は波の山のてっぺん手前でサーフボードから落ちる。あれれれえーー。
「ポメ子えらいよ。あんなに心配してたけどちゃんと山を越せたね。おかあさんは越えられなかったよぅー」。バシャバシャバシャ・・・沈。

あれから数日涼しい室内で過ごして仕事も1日1件のみにしてもらってる。
世の中の役に立ってないしこもってるから人とも会ってない。何してんだかと思う。
10年前は猛暑の中朝から晩まで仕事行ったと思うとやっぱり若かったな。何がキツいって車移動だよね。休憩も昼食も車の中だし。

たいした暑さにさらされてもないのに暑さで発熱のこの体験は確実に「もう暑いのはダメなんだな」と思わせた。しょんぼり。
来年からはマジで「33度以上のときは働けません」だよ。←もうやめてもらってけっこう。なのに細々とでも働かせてもらってありがたや。

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