コロナ1年が過ぎた。
1年前はこんな不便な生活は2〜3ヶ月のガマンかと思ったがこれが日常になってしまった。
ありがたいことに仕事は変わらずあるので、散歩行って仕事行って散歩行って家事やって毎日が淡々と過ぎる。
今年の冬はいつもより寒い。
築30年超で日当たりが悪くなったうちのリビングは足元からしんしんと冷える。
岩手で買った裏起毛の靴下カバーが大活躍。ここらでは売ってないんだよね。
空き家になった実家はどうなったもんだか。
いつもなら雪が積もっても5センチ程度の実家あたりも今年は特別。妹から「一晩で30センチ!」などと大雪写真が何度か送られてきた。
大雪のニュースを見るたびに「じいちゃんは施設にいてよかった」とほっとした。そのときはええー?と思ったことでも何が幸いになるかはわからないもんだ。
大雪、凍結、コロナで一人暮らしだったらこの冬は越せてないだろう。
実家は古い大きい昔の家なので暖房しても寒い。
エアコンは天井の高い大きい部屋を温めきれないしファンヒーターは毎日灯油補充しないといけない。
夜中にトイレに起きて転んでそのままとか、普段の冬ならそれほど必要ない雪かきを毎日して足腰痛めてとか、考えれば心配でキリがなかったと思う。
そのうえ雪の重みで断線で停電。
1月の末に妹から連絡。
「(実家に)行ってみたら停電してたんだよ!電線に雪が積もって断線して!」。ええっ!!
「水道管も破裂」えええっ!!
水道管には電気が流れるようになってて凍らないはずだったのに雪の重みで断線。
「雨どいも屋根の凍った雪が落ちて壊れた。トイレの換気の煙突みたいなのも」。
ええーこんな被害の出る大雪は初めてなのでは。
停電して電気もなくてお湯も水も出なくて父ひとりならどうなっていたか。停電に気づいてもどうしたらいいかわからなくてどうにもできなかったかも。最悪ダメだったかも。
本格的な冬の前の11月末に入所できてほんとに良かった。
そうはいってもすぐ近所にいる妹も施設は面会禁止。
妹には父からしょっちゅうグチの電話が行くらしく「閉じ込められててやることがない」「家が心配だから行きたい」「いつまでこんなところにいなきゃいけないんだ」など同じことの繰り返しらしい。
そりゃそうだろう。父の気持ちはわかる。
妹も「こんなのは本来は自分の役割じゃない。おねえちゃんがやること」と思うところがあるから現在の状況や父の言動にイラついている。これもわかる。
でもコロナ禍において「感染拡大地域の人」である私はまったくもって実家県では歓迎されない。警戒されていて「行かないほうがいいんだな」という空気をビシビシ感じる。
いつも気軽に行けてた故郷はずっと遠いところになってしまった。
先日初めて「オンライン面会」をしてみた。入所説明のときも特に言われなかったし妹もできるって知らなかった、と。
半年ぶりに見た父は頭が真っ白になっていたけどやせてもいなくて元気そう。
職員さんがそばについていたこともあるだろうけどずっとにこにこしていて、身振り手振りでおどけたり部屋の中を見せてくれたり、「歩けるの?」と聞いたときには杖をついて歩いてみせたり。
画面の中の父は軽装。下着にネルシャツ(死語?フランネルのシャツ)1枚。下はジャージ。お部屋はあったかいんだなあー良かったと思う。
こっちの私はフリースとトレーナーの上に家の中でもウィンブレいつも着てるんだけど。
その後の電話で目も悪くなった父がちゃんと画面の私が見えたのか聞いたら「予定が書き込めるカレンダーくらい大きい画面だった」と。
せいぜいiPadくらいの大きさかと思ったらそんなに大きく?
父だけならともかく職員さんにも「お顔見せてもらえますか?」なんつってご挨拶したよ。
大きい画面に映る自分。・・想像したくないです。
「春になればワクチンの注射も始まるしもう少しのガマンだよ」と父には言ったものの、大本営の発表は当てにならずワクチンもいつになることやら。いつになれば父に会えるようになるものか。もしかしたらこのまま会えないままなのか。実家にもこのまま行けないのかもと思ったりもする。
梅の写真をあげてみたけどぼやけてるしいまひとつ。と思い削除しようと思ったけど削除もできない。靴下カバーとつるし雛の写真も反映されない。しょうがない。いつものこと。
写真くらい載せたいのがちゃんと載せられるようにしてもらいたいもの。
1年前はこんな不便な生活は2〜3ヶ月のガマンかと思ったがこれが日常になってしまった。
ありがたいことに仕事は変わらずあるので、散歩行って仕事行って散歩行って家事やって毎日が淡々と過ぎる。
今年の冬はいつもより寒い。
築30年超で日当たりが悪くなったうちのリビングは足元からしんしんと冷える。
岩手で買った裏起毛の靴下カバーが大活躍。ここらでは売ってないんだよね。
空き家になった実家はどうなったもんだか。
いつもなら雪が積もっても5センチ程度の実家あたりも今年は特別。妹から「一晩で30センチ!」などと大雪写真が何度か送られてきた。
大雪のニュースを見るたびに「じいちゃんは施設にいてよかった」とほっとした。そのときはええー?と思ったことでも何が幸いになるかはわからないもんだ。
大雪、凍結、コロナで一人暮らしだったらこの冬は越せてないだろう。
実家は古い大きい昔の家なので暖房しても寒い。
エアコンは天井の高い大きい部屋を温めきれないしファンヒーターは毎日灯油補充しないといけない。
夜中にトイレに起きて転んでそのままとか、普段の冬ならそれほど必要ない雪かきを毎日して足腰痛めてとか、考えれば心配でキリがなかったと思う。
そのうえ雪の重みで断線で停電。
1月の末に妹から連絡。
「(実家に)行ってみたら停電してたんだよ!電線に雪が積もって断線して!」。ええっ!!
「水道管も破裂」えええっ!!
水道管には電気が流れるようになってて凍らないはずだったのに雪の重みで断線。
「雨どいも屋根の凍った雪が落ちて壊れた。トイレの換気の煙突みたいなのも」。
ええーこんな被害の出る大雪は初めてなのでは。
停電して電気もなくてお湯も水も出なくて父ひとりならどうなっていたか。停電に気づいてもどうしたらいいかわからなくてどうにもできなかったかも。最悪ダメだったかも。
本格的な冬の前の11月末に入所できてほんとに良かった。
そうはいってもすぐ近所にいる妹も施設は面会禁止。
妹には父からしょっちゅうグチの電話が行くらしく「閉じ込められててやることがない」「家が心配だから行きたい」「いつまでこんなところにいなきゃいけないんだ」など同じことの繰り返しらしい。
そりゃそうだろう。父の気持ちはわかる。
妹も「こんなのは本来は自分の役割じゃない。おねえちゃんがやること」と思うところがあるから現在の状況や父の言動にイラついている。これもわかる。
でもコロナ禍において「感染拡大地域の人」である私はまったくもって実家県では歓迎されない。警戒されていて「行かないほうがいいんだな」という空気をビシビシ感じる。
いつも気軽に行けてた故郷はずっと遠いところになってしまった。
先日初めて「オンライン面会」をしてみた。入所説明のときも特に言われなかったし妹もできるって知らなかった、と。
半年ぶりに見た父は頭が真っ白になっていたけどやせてもいなくて元気そう。
職員さんがそばについていたこともあるだろうけどずっとにこにこしていて、身振り手振りでおどけたり部屋の中を見せてくれたり、「歩けるの?」と聞いたときには杖をついて歩いてみせたり。
画面の中の父は軽装。下着にネルシャツ(死語?フランネルのシャツ)1枚。下はジャージ。お部屋はあったかいんだなあー良かったと思う。
こっちの私はフリースとトレーナーの上に家の中でもウィンブレいつも着てるんだけど。
その後の電話で目も悪くなった父がちゃんと画面の私が見えたのか聞いたら「予定が書き込めるカレンダーくらい大きい画面だった」と。
せいぜいiPadくらいの大きさかと思ったらそんなに大きく?
父だけならともかく職員さんにも「お顔見せてもらえますか?」なんつってご挨拶したよ。
大きい画面に映る自分。・・想像したくないです。
「春になればワクチンの注射も始まるしもう少しのガマンだよ」と父には言ったものの、大本営の発表は当てにならずワクチンもいつになることやら。いつになれば父に会えるようになるものか。もしかしたらこのまま会えないままなのか。実家にもこのまま行けないのかもと思ったりもする。
梅の写真をあげてみたけどぼやけてるしいまひとつ。と思い削除しようと思ったけど削除もできない。靴下カバーとつるし雛の写真も反映されない。しょうがない。いつものこと。
写真くらい載せたいのがちゃんと載せられるようにしてもらいたいもの。
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