ポメ子 心臓手術その3
ポメ子 心臓手術その3
手術後3日目。面会の前の先生のお話。
「ごはんはきのうの昼は食べませんでしたが夜ときょうの朝は食べました。
ポメ子ちゃん、ここにいるわんちゃんたちの中では年齢は高めですが、比較的しゃっきりしている方ですよ。4本の足でちゃんと立ったりもしてます。
僧帽弁の腱策は1本は切れていて僧帽弁も厚くなって変性がすすんでいました。変性の程度は1〜6として6が半数4が半数。かなりすすんでましたね。
内出血のあともありました。
僧帽弁は7本ゴアテックスで補強してあります。普通は6本ですが1本追加してあります。肺も白く斑点があって肺水腫のため繊維化した部分と思われます」。

元気そうだったけどかなり進んでたんだ。このままではまた肺水腫を起こしていただろう。
ポメ子は私と同じで食いしん坊。
でも怖がりであまえんぼでお泊まりも初めてだからごはんもおしっこも無理なんじゃないかと心配だった。何日もおうちをはなれてがんばれるのか。
でもなんとかなるんだ。ポメ子がんばってる。

それにしても犬ってすごいな。
心臓を止める大手術をしたのに、次の日には心臓も小さくなって次の次の日には4本の足で立ってるとは。

「酸素室には入ってますが、酸素濃度は外と同じ20%なのでとびら開けてさわれますよ」と言われ、いそいそとICUへ。
ところが。
なんと!ポメ子寝てる・・・。
「あれーさっきまで起きてたのに」と先生。
きょうのポメ子は下の段の広い酸素室。
よく寝てたので写真だけ撮って終了でした。

とりあえず急変の多い3日間は乗り越えた。
ゴアテックスの糸がちゃんと定着するまでは血栓ができることもあるため、まだしばらくは合併症の心配はある。
それでも大きな山は超えた。

はあーーーーポメ子。よくがんばった!
冬になれば13歳のシニア。心臓の手術はしたけれど平均寿命を考えるとポメ子との時間はそう長くない。別の病気になるかもしれない。
それでも。肺水腫で苦しんで死ぬことはないんだと思うと本当に本当に良かったと思った。

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