雨上がり。
土はしっとりと水を抱き、母なる大地のエネルギーで、
私が蒔いた命のもとは花を咲かせた。
2週間ほど前に植えたキュウリとさやえんどうと枝豆がすくすくと伸び、かわいい花をつける。
キュウリの花のもとの部分には、2センチほどのミニキュウリがついていてとてもかわいい。
「おまえたちかわいいな〜。いっぱい大きくなるんだよ〜」
なんだかとってもうれしくてつい微笑む。
☆☆☆☆☆☆
読んでいただきありがとうございます。
日記を始めた4月の下旬はいろいろと考えることがまとまらなくてウツ状態でした。
衣食住足りてる生活なのに幸せを感じられない自分が情けなくて、「しあわせについて考えてみよう」と思って日記を始めたわけです。
毎日の小さな幸せを拾っていくことで、自分はこんなに幸せだったんだ!と気づけるかなと思って。
書くことで自分のことを考えたり分析したりもできますし。
やっと最近「毎日のしあわせをしあわせだとちゃんと思える自分」(へんな表現ですね)を取り戻せてとてもうれしく感じています。
「自分の心は自分で満たす」っていうのかな・・・?
結婚や恋愛を通して他人に幸せにしてもらおうなんて思っているのは、結局「他者」がいなければ「自分」が保てない状態なわけであって、それはやっぱりちょっと違うかな、と。
自分を幸せにできるのは自分しかいない。
そのためには他人にもたれかからずに自分とむきあうことが大切かな、と今思っています。
わりと考えこんでしまうタチなのでまたすぐへこんでしまうかと思いますが、毎日のできごとや趣味のことなど書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
土はしっとりと水を抱き、母なる大地のエネルギーで、
私が蒔いた命のもとは花を咲かせた。
2週間ほど前に植えたキュウリとさやえんどうと枝豆がすくすくと伸び、かわいい花をつける。
キュウリの花のもとの部分には、2センチほどのミニキュウリがついていてとてもかわいい。
「おまえたちかわいいな〜。いっぱい大きくなるんだよ〜」
なんだかとってもうれしくてつい微笑む。
☆☆☆☆☆☆
読んでいただきありがとうございます。
日記を始めた4月の下旬はいろいろと考えることがまとまらなくてウツ状態でした。
衣食住足りてる生活なのに幸せを感じられない自分が情けなくて、「しあわせについて考えてみよう」と思って日記を始めたわけです。
毎日の小さな幸せを拾っていくことで、自分はこんなに幸せだったんだ!と気づけるかなと思って。
書くことで自分のことを考えたり分析したりもできますし。
やっと最近「毎日のしあわせをしあわせだとちゃんと思える自分」(へんな表現ですね)を取り戻せてとてもうれしく感じています。
「自分の心は自分で満たす」っていうのかな・・・?
結婚や恋愛を通して他人に幸せにしてもらおうなんて思っているのは、結局「他者」がいなければ「自分」が保てない状態なわけであって、それはやっぱりちょっと違うかな、と。
自分を幸せにできるのは自分しかいない。
そのためには他人にもたれかからずに自分とむきあうことが大切かな、と今思っています。
わりと考えこんでしまうタチなのでまたすぐへこんでしまうかと思いますが、毎日のできごとや趣味のことなど書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
「正しい大○のとり方」
2003年5月18日 日常昼食のカレーを食べ終えてダンナが言った。
「あした検診だから。きょうは夜8時以降食事禁止で、あしたは朝抜き」
そして仕事カバンからおもむろに検査用セットを取り出す。
なにげに見た私の目に飛び込んできた文字は・・・
「正しい大便のとり方」。
「大便」などという言葉はあまりにもミもフタもない表現。
しかも「正しい」・・・?
先に説明書を読んだダンナは、爆笑しながら私に手渡す。
そこには丁寧に図と写真入りで「正しい大便のとり方」が指南してある。
「とり方」は、バナナ状のソレから「まんべんなくこすりとる」(図入り)ときた。
とる量は「先端のミゾに埋まるくらい」ということで、ここは写真入り!ミゾには何やらカレー状の物体が・・・。
おまけに、説明書の最後にドラクエのスライムに手足がついたようなキャラが「正しく検査をして健康でいようネ」とにっこり。
「とった後は冷暗所に保存か・・・」とダンナ。・・・冷暗所。
いやな予感がするが打ち消す。
数時間後。
夕ご飯の準備のため、ドキドキしながら冷蔵庫を開ける。ソレらしきものは見当たらない。
こういうものは鮮度が命。検便だって検尿だって当日の朝と決まってる。
それにいくらダンナが気が利かないって言ってもまさか冷蔵庫なんかには・・・。
なんて思いながら、野菜室を開ける。
ああっ!
野菜室にはおよそ似つかわしくない折りたたんだ茶封筒が!
でもダンナを追求はしないでおいた。
見て見ぬふりしてあげるのが「オトナな態度」だろう。
・・・その晩、検便と同居のキャベツやキュウリを食べる。
娘「おかーさん、これおいしいねー。どこのドレッシング?」
私「それはねーキューピーのねーカロリーハーフじゃないヤツ」。
微妙な味わいであった。
「あした検診だから。きょうは夜8時以降食事禁止で、あしたは朝抜き」
そして仕事カバンからおもむろに検査用セットを取り出す。
なにげに見た私の目に飛び込んできた文字は・・・
「正しい大便のとり方」。
「大便」などという言葉はあまりにもミもフタもない表現。
しかも「正しい」・・・?
先に説明書を読んだダンナは、爆笑しながら私に手渡す。
そこには丁寧に図と写真入りで「正しい大便のとり方」が指南してある。
「とり方」は、バナナ状のソレから「まんべんなくこすりとる」(図入り)ときた。
とる量は「先端のミゾに埋まるくらい」ということで、ここは写真入り!ミゾには何やらカレー状の物体が・・・。
おまけに、説明書の最後にドラクエのスライムに手足がついたようなキャラが「正しく検査をして健康でいようネ」とにっこり。
「とった後は冷暗所に保存か・・・」とダンナ。・・・冷暗所。
いやな予感がするが打ち消す。
数時間後。
夕ご飯の準備のため、ドキドキしながら冷蔵庫を開ける。ソレらしきものは見当たらない。
こういうものは鮮度が命。検便だって検尿だって当日の朝と決まってる。
それにいくらダンナが気が利かないって言ってもまさか冷蔵庫なんかには・・・。
なんて思いながら、野菜室を開ける。
ああっ!
野菜室にはおよそ似つかわしくない折りたたんだ茶封筒が!
でもダンナを追求はしないでおいた。
見て見ぬふりしてあげるのが「オトナな態度」だろう。
・・・その晩、検便と同居のキャベツやキュウリを食べる。
娘「おかーさん、これおいしいねー。どこのドレッシング?」
私「それはねーキューピーのねーカロリーハーフじゃないヤツ」。
微妙な味わいであった。
娘「おかあさん、子供の頃の将来の夢って何だった?」
私「売れっ子漫画家!」
娘「漫画書くの好きだったんだ」
私「うーん・・・豪邸に住んでてさー、お手伝いさんとかいっぱいいて何でもしてもらって、パーティーとか行っていいなあと思ってたから」
娘「今の将来の夢は?」
私「今って・・・(娘、私に将来はあるのか?)売れっ子直木賞作家だな!」
娘「ナオキショウサッカってなに?」
私「お金がガッポガッポあってさー、ハ○シマリコみたいに、金にまかせて脂肪吸引したりリフトアップ手術したり一本何十万のシワ取り注射したりして痩せて若返ってさー、何百万もするお着物着てパーティーに行ったりさー、若い男たくさんはべらせたりさー・・・」
娘「・・・ラクして金持ちの人のことか」
私の説明では、「ナオキショウサッカ」が文章を書く人だとはわからなかっただろうな。
それにしても、昔も今も「ラクして金持ち」が私の夢だったとは!
(ハ○シマリコさんについての情報はまるっきり創作です。ごめんなさい)
私「売れっ子漫画家!」
娘「漫画書くの好きだったんだ」
私「うーん・・・豪邸に住んでてさー、お手伝いさんとかいっぱいいて何でもしてもらって、パーティーとか行っていいなあと思ってたから」
娘「今の将来の夢は?」
私「今って・・・(娘、私に将来はあるのか?)売れっ子直木賞作家だな!」
娘「ナオキショウサッカってなに?」
私「お金がガッポガッポあってさー、ハ○シマリコみたいに、金にまかせて脂肪吸引したりリフトアップ手術したり一本何十万のシワ取り注射したりして痩せて若返ってさー、何百万もするお着物着てパーティーに行ったりさー、若い男たくさんはべらせたりさー・・・」
娘「・・・ラクして金持ちの人のことか」
私の説明では、「ナオキショウサッカ」が文章を書く人だとはわからなかっただろうな。
それにしても、昔も今も「ラクして金持ち」が私の夢だったとは!
(ハ○シマリコさんについての情報はまるっきり創作です。ごめんなさい)
「ワンス・アポン・ア・マウス」より
世界一有名なネズミさんの言葉
「夢は必ずかなうよ。
でもちょっとだけおまじないが必要なんだ」
キャラクターたちが私に魔法をかける。
舞台両脇からネズミさんの形の金色テープが一斉に飛び出す。
キラキラと舞い飛びアタシのひざの上に。
私はしあわせで泣けそうだった。
「幸せを幸せと感じられる自分」が何よりもうれしかった。
☆☆☆☆☆
2年ぶりにTDLに行く。
アトラクションもショーもだいたい制覇しているので、カリブに乗ってもハニーハントに乗ってもミッキーにチューしてもらってもゾクゾクするほどの感動はなく、
「TDLに来て何も感じなくなったなんてオシマイだな・・・」と初めは思う。
20年前オープンの日に来たときなんて、何を見ても何に乗っても最高に興奮したはずだったのに。
ミッキーとチューなんてなかなかできるもんじゃーないのに。
一体どーしたんだ?私は。
・・・と思いながら見たのがミュージカルショー「ワンス・アポン・ア・マウス」。
何度もTDLには来てるのにこれはいつも見逃していた。
ドナルドがかわいくてグーフィーがおかしくて、笑っているうちにゾクゾクした感動が湧き上がってくる。
なんだか知らないけど楽しくて幸せで、フィナーレでは体いっぱいが感動に包まれて、思いっきりキャラクターたちに手を振っていた。
それは夢の国で魔法にかけられたと思えたほど。
今のこの状態を幸せだと感じることができること。
ここのところ、そんな当たり前のことができなくて情けなかったけれど、私は今自分で自分が幸せだと思える。
そのことがたまらなく嬉しかった。
そのあとはマウンテン系を連続6本ほど乗る。
これ、これ!
今の自分に必要なのは「満たされること」よりも「解放されること」なのだ!
円をみっつくっつけた完璧なミッキーの形の金色テープは私の「しあわせのもと」。
これを持っていれば、しあわせになれる気がする。
違う。
「しあわせになる」んじゃない。
「毎日の楽しいことうれしいことをしあわせだと思えること」、それが「しあわせ」ってことかな。
世界一有名なネズミさんの言葉
「夢は必ずかなうよ。
でもちょっとだけおまじないが必要なんだ」
キャラクターたちが私に魔法をかける。
舞台両脇からネズミさんの形の金色テープが一斉に飛び出す。
キラキラと舞い飛びアタシのひざの上に。
私はしあわせで泣けそうだった。
「幸せを幸せと感じられる自分」が何よりもうれしかった。
☆☆☆☆☆
2年ぶりにTDLに行く。
アトラクションもショーもだいたい制覇しているので、カリブに乗ってもハニーハントに乗ってもミッキーにチューしてもらってもゾクゾクするほどの感動はなく、
「TDLに来て何も感じなくなったなんてオシマイだな・・・」と初めは思う。
20年前オープンの日に来たときなんて、何を見ても何に乗っても最高に興奮したはずだったのに。
ミッキーとチューなんてなかなかできるもんじゃーないのに。
一体どーしたんだ?私は。
・・・と思いながら見たのがミュージカルショー「ワンス・アポン・ア・マウス」。
何度もTDLには来てるのにこれはいつも見逃していた。
ドナルドがかわいくてグーフィーがおかしくて、笑っているうちにゾクゾクした感動が湧き上がってくる。
なんだか知らないけど楽しくて幸せで、フィナーレでは体いっぱいが感動に包まれて、思いっきりキャラクターたちに手を振っていた。
それは夢の国で魔法にかけられたと思えたほど。
今のこの状態を幸せだと感じることができること。
ここのところ、そんな当たり前のことができなくて情けなかったけれど、私は今自分で自分が幸せだと思える。
そのことがたまらなく嬉しかった。
そのあとはマウンテン系を連続6本ほど乗る。
これ、これ!
今の自分に必要なのは「満たされること」よりも「解放されること」なのだ!
円をみっつくっつけた完璧なミッキーの形の金色テープは私の「しあわせのもと」。
これを持っていれば、しあわせになれる気がする。
違う。
「しあわせになる」んじゃない。
「毎日の楽しいことうれしいことをしあわせだと思えること」、それが「しあわせ」ってことかな。
「コンコルドの誤り」という言葉を知る。
イギリス・フランス共同開発のコンコルド旅客機。
開発途中に、できあがったとしても採算が取れないと判明していた。
ところが両政府は、これまですでに大量投資していたのだから、いまさらやめたらそれが無駄になるという理由で開発を続行した。
その結果は、やはり使い物にならないシロモノであった。
過去の投資にかかわらず、使い物にならないとわかった時点で開発はやめるべきだったのだ。
・・・というおハナシから。
過去にたくさん投資したために、今さらやめるとその投資が無駄になるからやめられなーい!
これは間違いだと。
ダンナ「飲み屋とかフーゾクのねーちゃんに金つぎこむみたいなことだな。ここまで金使ったんだから、って」
・・・身に覚えでもあるらしい。
娘「ダイエットとか?おかあさん、あと少しで痩せるとか言って、なんかサプリ飲んでたじゃん。結局ムダだったね」
・・・ちっ。娘、そんなことは覚えてなくてよろしい。
私は「きっとそのうちわかってくれる・・と思いながら若いオトコに貢いだことだな」とひそかに思う。
「コンコルドの過ち」の文章はこう締めてあった。
「将来の行動を決めるのは、過去にどれだけ投資したかではなく、将来の見通しと現在の状況」。
はい。以後気をつけます。
何事も引き際をミスっちゃいけないのだ。
イギリス・フランス共同開発のコンコルド旅客機。
開発途中に、できあがったとしても採算が取れないと判明していた。
ところが両政府は、これまですでに大量投資していたのだから、いまさらやめたらそれが無駄になるという理由で開発を続行した。
その結果は、やはり使い物にならないシロモノであった。
過去の投資にかかわらず、使い物にならないとわかった時点で開発はやめるべきだったのだ。
・・・というおハナシから。
過去にたくさん投資したために、今さらやめるとその投資が無駄になるからやめられなーい!
これは間違いだと。
ダンナ「飲み屋とかフーゾクのねーちゃんに金つぎこむみたいなことだな。ここまで金使ったんだから、って」
・・・身に覚えでもあるらしい。
娘「ダイエットとか?おかあさん、あと少しで痩せるとか言って、なんかサプリ飲んでたじゃん。結局ムダだったね」
・・・ちっ。娘、そんなことは覚えてなくてよろしい。
私は「きっとそのうちわかってくれる・・と思いながら若いオトコに貢いだことだな」とひそかに思う。
「コンコルドの過ち」の文章はこう締めてあった。
「将来の行動を決めるのは、過去にどれだけ投資したかではなく、将来の見通しと現在の状況」。
はい。以後気をつけます。
何事も引き際をミスっちゃいけないのだ。
人にしあわせにしてもらうんじゃなくて、
自分でしあわせって思えるかどうか。
今の私は「しあわせ」の基準が設定高めかも。
反省。
たくさんころがってるしあわせを拾い集めたら、きっと両手にあまるくらいあるはずなのに。
アレがたりないからしあわせじゃない・・・
じゃなくて、コレがあるからしあわせって思いたい。
自分でしあわせって思えるかどうか。
今の私は「しあわせ」の基準が設定高めかも。
反省。
たくさんころがってるしあわせを拾い集めたら、きっと両手にあまるくらいあるはずなのに。
アレがたりないからしあわせじゃない・・・
じゃなくて、コレがあるからしあわせって思いたい。