目標達成

2020年10月3日 日常
目標達成
目標達成
写真1枚目 星野珈琲テーブルにレインボー。がんばった私に?
写真2枚目 フレンチトースト

秋の検診が終了。
6月から4か月間。マイナス5キロの目標達成!!やったーがんばったー!

去年は家の周りの新築工事でジムに行けず今年はコロナでずっと運動不足。
ジムに行ってたころはヨガやピラティスで肩こりも腰痛もなかったのに、今年の春は運動不足で血行が悪くなったため肩こりや腰痛。気づけばそんなのともオサラバ。

そしてもうひとつ。
夜トイレに起きなくなった。夜トイレに起きるなどババアだなと思うよね。
むくみがあると足や腹や背中に水がたまっていてそれが夜中にぼうこうに戻る。そして夜中トイレに行きたくなる。そんなメカニズムらしい。
春のころは毎晩のように3時4時に起きていた。それが運動するようになったら朝までぐっすり。

半年や1年体重計に乗ることもなかったのに、結果が出るようになってからは毎朝毎夕体重測定が楽しみに。
お金が増える人が通帳を見るのはこんな気持ちなんでしょう。

6月からほぼ毎日4か月。
はじめは自衛隊体操だけだったけど今はあれこれやれる体力もついてストレッチふくめて50分ほどのトレーニング。
YouTubeさんありがとう。自衛隊体育学校の教官、のがちゃん、ビリー隊長ありがとう。おかげでやっと人並みの体重になりました。

6月からは夏に向かう季節だから体も痩せやすい時期だった。ポメ子の早朝散歩のため5:30起きなので仕事前に余裕でトレーニングもできた。
でもこれからは夜明けも遅くなるしお散歩も今までのように6時過ぎ出発というわけにもいかなくなる。
冬に向かって体は脂肪をため込む時期だし仕事前のトレーニングが続けられるかってのも心配。でも帰ってきてからはなかなかやれないもんだから朝やらないとね。

4ヶ月毎日体重計に乗り続けて分かったのは、筋肉量も基礎代謝量もぜんぜん増えてないってこと。ジムに行ってマシンで筋トレしてたときのほうが多かった。
筋トレすると筋肉量が増えて基礎代謝が上がる。するとよりカロリーを消費しやすくなる。
毎日の有酸素運動では減量はできても筋肉量は増えない。やっぱり筋トレと有酸素運動どっちも大切なんだね、とあらためて思う。

ということは、毎日のトレーニングが効いて減量できたのではないってことかな。
運動は補助的なもので食生活を見直してタンパク質、食物繊維、野菜を正しく摂取できたのが良かったのだと思う。それでむくみがとれたのもある。
こんなにトレーニングがんばってるんだから結果出したい!っていう気持ちがモチベーションとなってドカ食いやダラダラ食い、甘いものの摂取をやめたことがいちばん大きいんだろうと思う。

検診の帰り道。
せっかくだから星野珈琲に寄り道。
星野といえばスフレパンケーキがウリだけどそれは食べ飽きた感がある。ここはフレンチトーストか。がんばったご褒美にバニラアイストッピングもつけよう。
フレンチトーストには粉砂糖と生クリーム。バニラアイスをのせるととろーっと溶けてゆき温かさとと冷たさのマリアージュ。それほど甘いものを食べたいとも思わなくなっていたのでこの量食べたのは4か月ぶり!
食べ終わってからメープルシロップをかけ忘れてたことに気づいたけれどなくてもじゅうぶんな甘さ。満足しました。
もう甘いものは食べなくてもいいやと思えた自分、えらい。

減量はできて腹回りがスッキリしたけど、さて血液検査がどう出るか。
母が糖尿病でこれは遺伝性のものなので食生活改善と運動ではダメなのかもしれない。
数値が改善されるのかされないのか。
血液検査の結果は来週。

父入院

2020年9月25日 日常
実家の父が脳梗塞で入院した。入院して1週間になる。
世の中は4連休だったけど私にはもう敬老の日もお彼岸も関係なくなるのかなと悲しくなった。

病院はコロナ禍のため面会禁止。妹も入院手続きで行ったきり会えてないから様子がわからない、と。
妹が聞いてきた先生のお話では「脳梗塞の症状が出てから1週間過ぎての入院点滴開始になるので、リハビリの状況にもよりますが一人暮らしはもう難しいでしょう。同居など難しいのであれば施設を考える時期です」と。
ああーーー・・・。
いつか来ると思っていた日がついに・・。

それまでの生活が突然ぷっつりと切れての入院。
たまたまいつもの薬がなくなるからと地元のクリニックに行く日。いつもは父ひとりでタクシーで行くのだが、妹が午前中休みだったためクリニックに送っていった。
そこで「なんか変なんだ」と言い、クリニックの先生も何か感じたのか大きい病院に紹介状を書いてくれた。
父ひとりではその日はそれで診察終了だったろう。妹が「後になるとめんどうだから行こう」とそのまま大きい病院へ。
検査した結果、脳梗塞が見つかり即入院点滴。で今に至る。
父とすれば近所のクリニックに薬をもらいに行っただけなのにそのまま戻れてない。

今回はどうも入院の前の週から少しロレツが回らないとかちょっと足が動きにくいという前兆があった。
症状が出てから入院するまでの1週間、ヘルパーさんもリハビリさんも妹も訪問していて、父が「なんだかちょっと変だからもう脳梗塞になってたりして?」と言っても本気にしなかった程度のものだった。
ただやけに怒りっぽくなっていた。

おそらく症状が出始めたその日。
父が朝電話してきて親戚の家に何度電話しても出ないと私にキレてきた。一方的な文句の電話。しかもこちらはこれから仕事に行く忙しい時間。
歳をとってからたまにこういう「先方の状況をおしはかることができない電話」をしてくることがあった。でもこの日の電話は特別おかしい感じ。しかも寸前まで寝てたの?って感じのうまくロレツが回らない話し方。
「寝てたの?」「寝てません」「なんだかうまくしゃべれてない感じだよ」「そうだな。ロレツが回ってないな」「仕事行くから時間ないんだけど」「ああわかったわかった」と言うものの同じことをまた繰り返す。文句の垂れ流し。
しかも「さっぱりなんて言ってんだか聞こえない!」。話が成立しなくなる。
いいかげん嫌気がさして「もうじいちゃんに電話するのやだな」と思いながら電話を切った。

その日の夕方に妹が電話したときは普通だったらしい。朝はカッとなって理性のストッパーがはずれた状態だったのだろう。
でも次の日は妹にキレた電話をしたとのこと。「今仕事中なんだけど」と妹が言うと「そんなの知りません!」と言ってきたと妹もブチ切れて私に電話してきた。

そこから入院するまで1週間の間に私も思うところがあり、とにかく「コロナで離れたところにいる私は役にも立てないしもう何も言わないほうがいいんだ」と自分に言い聞かせていた。このへんはヒミツにて。
そんなんでの「入院」。・・・やっぱり脳梗塞だったじゃん。
脳梗塞の処置は時間を争う。発症して数時間以内なら血栓をうまく流すことができる。父の場合1週間もたってしまったのでは・・・。

10月に入るころには転院らしい。大きい病院は「面会禁止」としても転院してからリハビリする病院はどうだろうとホームページを見てみた。会えるようなら日帰りでもすぐ行きたい。
予想はしていたけれど「同居のご家族以外は面会禁止」。妹が聞いたところ父は一人暮らしなので同じ市内住みの妹はいいらしい。
「姉は埼玉なんですけど会えますか?」と聞いたら「東京のほうの方はご遠慮いただいてます」とのこと。
もし病院なり施設なりから「外出」して自宅に戻ってみたとしても私に会ってしまうと2週間は病院にも施設にも戻れないということになる。それも困る。
コロナの状況をみれば当然と言えば当然のことなのだけどがっかり。
転院すれば会えるようになるのかなと期待したけどそう甘くはなかった。
東京も埼玉も同じ「東京のほう」。娘といえど会えないということ。
もしこのまま施設に入所したとしても同じ。「東京のほう」の人は面会できない。
父はガラケーなのでテレビ電話も無理。

え?ってことはもしかしたらこのまま私は父とは会えないということ???
入院してても施設に入っても(父がすんなり施設に入るとも思えない)娘でも会うことはできない、と。ええーーー・・・。

葬式となっても私が行ってしまえば近所の人たちにも警戒される。妹の息子夫婦と孫ちゃんも「東京のほうから来た人」に会ってしまうと保育園行けないとか支障が出るので「大じいじのお葬式にも参列できない」ということに?それか我々が葬式に行かない?ええ?そんな。
うちの息子も娘もじいちゃんが孫たちをわかるうちに会わせたいと思うけど?
息子も娘も東京住みではないけど東京経由してはじいちゃんに会いにも行けないということ??

人と人との関係を容赦なく断ち切るコロナ。
おかげでまあめんどうな集まりに顔を出すとかなくなってよかったこともある。
でも親でも子でも離れてしまえば会えなくなる。これはひどい。
父もどれだけがっかりしてひとりで入院しているか。様子もわからず会いにも行けないでいる。

目標まであと1キロ。
計測するタイミングによってはあと0.6キロ。
もうちょっとなんだけど。めざすは9月末。
だいぶ腹回りは軽くなった。前より動きやすくなった。動くのがめんどうじゃなくなった。
体が軽くなるっていいなあーと実感。
いや標準体重のみなさんははじめからこんなですよ。

スーパーで米5キロ袋を持ってみる。
おおーーずっしり!!
ポメ子も大きめポメラニアンなので5.3キロ。だっこしてると腕が痛くなる。
こんな重さをほぼ腹回りにつけてたってことだよね?
それはまあ階段のぼるとハアハアするし膝も痛くもなるでしょう。

あと1キロどうするか。
そこでたまたまネットで見た「あずきダイエット」と「梅流し」。
豆はいいらしいから毎朝もずくに納豆を入れたもずく納豆を食べている。朝はもずく納豆と黒胡麻きなこヨーグルト。
あずきがいいとは知らなかった。

あずきのサポニンがブドウ糖が脂肪に変わる働きを抑え、利尿作用もあるのでむくみを予防。悪玉コレステロールや脂質を洗い流すことで生活習慣病の予防になる。
抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富なのでアンチエイジングにも効果あり。貧血を予防する鉄分も食物繊維も豊富。
いいことばかりじゃないの。
ただあずきそのものは砂糖なしでもカロリーは高いので1日100グラムまで。あずきをゆでたあずき水を食前に300mlずつ飲むといいらしい。

さっそくスーパーで小豆を買い砂糖なしで圧力鍋でゆでる。水につけておかなくてもすぐ調理できて便利。
圧力鍋でシュッシュッと2分。ちょっと足りないからもう1分。
できましたー。が!あずきがすっかり水を吸ってしまって食前に300mlずつ飲むあずき水なんてできなかったよ・・。
ということで食前に少しずつあずきを食べるようにした。
甘くないあずきは想像通りの味。でもまあ悪くない。皮が残ってていかにも食物繊維豊富ですって感じ。
便秘では苦労してないので実感としてはわからないけど、ネット情報によれば便がかさましされて便通が良くなるそう。
生活習慣病にもいいようなので続けてみましょう。

そして「梅流し」。なんて風流なネーミング!
48時間断食後に大根と梅干しを煮てその汁も飲むというものだそう。
便秘、宿便、腸内環境をリセットする効果があるのだと。

大根は消化を促し胃腸の働きを整え、皮に多く含まれる消化酵素が毒素を分解する。
梅のクエン酸は腸を刺激し便秘を解消する。らしい。
正しく48時間なり24時間なり断食した人の体験記的なものによれば「食べてるとすぐもよおしてきて何度もトイレにかけこんでお腹すっきり」だそう。

いやいや断食ムリでしょう。
とりあえずまた圧力鍋で作ってみる。
大根1本皮ごと輪切りしたものとだし昆布と茅乃舎焼きあご入りだしパックを一袋投入。
圧力鍋でシュッシュッ1分。
食べるときに梅干し3個ほどほぐしながらいっしょに。しょうゆとか味付けなし。

お腹がすいたタイミングで食べたらなんとおいしいこと!!
まず梅干しをほぐしただし汁がおいしい!
こんなに梅干しとだし汁が合うとは新しい発見。梅干しは甘い梅じゃなくて昔ながらの塩だけでつけたしょっぱいのが合ってる。
大根も昆布とあごだしのいい味で柔らかく煮えてて梅干しがいいアクセントに。
大根1本の半分くらいはおいしくてペロリだった!
できあいの酢味噌とかおでん田楽味噌とかをつければ普通のおかずにもなるし、減量のため1食これでもいいかなという満足度。

そしてその日はたまたま頂きもののシャインマスカットが1房あった。
「きょうは大根だけなんだから」とシャインマスカットを食べはじめたらあらあら止まらない。山梨直送なので皮もパツパツ、茎も緑色の超新鮮大粒シャインマスカット!
おいしいおいしいと食べたらあっという間に3分の2ほどが腹の中に。少しはダンナに残しておかないととここでとどまったものの1房完食する勢い。

あとで知って衝撃!
「ぶどうは一粒50〜100キロカロリー」。
えっ???頭ですぐ理解できないびっくり。ひとつぶ?ひとふさじゃなくて???
・・・25粒はいったよね。大粒で食べごたえあったよね。
よくよく検索したら巨峰は高カロリーだけどシャインマスカットはそれほどでもないらしい。
とはいえ大根だけですませようと思ったのになんかやっぱり食べちゃうんだよねえ。
だからあと1キロがなかなかなんだよね。

6月の血液検査で良くない数値が出ていた。「いや先生これはステイホーム期間で娘がいたもんで。ジムも閉鎖だったし」なんて言い訳は通用せず。
10月初めの検査で良い数値を出すのみ!

ということで6月よりはや4ヶ月。
運動と食生活の改善に取り組んでまいりました。目標は5キロ減量!
「ジムみたいに場所と時間が決まってないとできないんだよね」とずっと思ってたけどYouTubeのおかげで毎朝30〜40分の運動習慣ができた。
はて?運動といっても何をしよう?と初めは思った。ポメ子との1.5キロの散歩のあとまずはラジオ体操でもやるかと思いYouTubeで検索。そこで出てきた「自衛隊体操」。おおっ!これは!

6月からほぼ毎朝、けわしい顔つきの自衛隊の体操教官と自衛隊体操やってます。
まずは自衛隊体操をするための「自衛隊準備運動」。そして「自衛隊体操 陸自編」。そのあと「自衛隊整理体操」。それぞれ5分ずつ。
体操やり始めたときはこれだけでバテバテ。「教官、そんなの無理ですよおー」「やる気あるのかっ!斜前屈はこうだっ!」と毎朝カツを入れられる感じ。

自衛隊体操に慣れてきてからはYouTubeで出てくるいろいろなトレーニングやダンスなどもやってみた。
「HIIT」って言うインターバルトレーニングとか。韓国発「ハンドクラップ」とか。
YouTubeすごい!感謝!
テレビにつないで宅トレが毎朝できる!

それまでジムに1万円も払ってて行けても月6回だったことを思うとなんてリーズナブル。テレビの前にヨガマットを敷くだけでよし。
ジムまでの移動の時間もないしハアハアしながら髪を振り乱しても誰も見てない。

YouTubeにはいろいろな動画が上がってるのでそこから自分に合いそうなのを選べばいい。
やってみたところ私はハンドクラップとかエアロビとかのダンス系よりトレーニング系が好み。トレーニングも5分くらいのがやりやすい。

今の宅トレの流れとしては。
「自衛隊準備運動」→「自衛隊体操 陸自編」→「ビリーズブートキャンプ令和 腹筋編」→「のがちゃんねる 飛ばないHIIT」→「のがちゃんねる 腹筋」「のがちゃんねる ハイパーヒップアップ」→「自衛隊整理体操」。
ビリー隊長なつかしーい!65歳だって、前よりムキムキ。
のんちゃん(能年玲奈)風ののがちゃんの動画はトレーニング前にあれこれお話がなくてすぐ始まるのがいい。毎日やるんだからトークなんていらない。
ときどき「もう少しです。自分に負けないで」「ここまで来たら最後までやれます」なんてのがちゃんに言われて「うーーおばちゃんがんばるよぉぉ」。

ひととおりやって40分ちょっと。
腹筋運動多めなのは内臓脂肪がインシュリンの効きを悪くするらしいから腹のプニプニを何とかしたいと思い。それにしても下腹ぽっこりはなあー。ムリな気がする。
時間がないとき、やる気がないときは自衛隊体操の3つで15分だけと思うとやれる。5分ずつ×何本かっていうのがやりやすいポイントか。

食事はステイホームのときは1日中食べてたけどまともな食生活に。
甘い飲み物は飲まない。甘いお菓子は食べても1日200カロリー。
食事の間は4時間あける。20時以降は食べない。などなど普通の人なら普通にやってることを。

コロナ太りした分の2キロは6月ですぐ落ちた。そこから2キロ減量したので現在は4キロ減。ちょっと食べるとすぐ1キロくらい増えたりしてあと1キロがなかなかね。
4キロ減の体重計の数値を見ると安心してしまって気が緩むってのもあり。
ここまでやったんだからいいんじゃね?とアイス食べたりしてしまう。生活習慣病とはよくいったもんで「食後のアイス」「ドラマのおとものおやつ」これは習慣になってたんだねえー。
間食をすべてやめて夜の食事量もあと3割くらい減らせばいいんだろうな。

それでも問題は何キロ減るかではなくてHbA1cや空腹時血糖値、コレステロール値。
今程度の運動と食生活でどのくらいの数値が出るのか。これくらいでいいなら運動も習慣でやれるし食生活もめちゃくちゃがまんしてるわけでもないのでいいんだけどなあ。
感染か経済か?みたいな感じ?
次回検査まであと3週間ほど。ここから1キロ減やれるかどうか。

コメダテイクアウト
コメダテイクアウト
コメダテイクアウト
庭でポメ子散歩のあとのブラッシングをしていたらGO TOしてきた主婦友が旅行のお土産をもってきた。

ほかの主婦友たちと「行くんだって!」「えーだいじょうぶかな?」「帰ってきてからもみやげいらないから2週間会わないほうがいいかな」などと話していたけど、突撃アポなしでこられてはどうしようもない。

行ってきた主婦友は元気でさっぱりした顔つきで「良かったよおー」と話し「コロナだいじょうぶだった?」なんて聞くのもはばかられる感じ。そんなこと心配してるの?とか言われそうな雰囲気ありあり。

世の中では560万人がGO TOしてるらしい。「えーみんな行ってるんだー」と何か乗り遅れたような気持ちにもなる。
私のように感染が怖くて引きこもる人と「ウィズコロナでしょ。気にしてたらなにもできないよ。せっかく安く行けるんだから」と出かける人と分かれるのかもなあ。

札幌行った次の週末には神戸に行ったり、ディズニー行った次の日から箱根に行ったり。あんなに出かけていたのに旅行なんてほんっっとにごぶさた。
旅行どころじゃない。外食だって6月にココス行ったきり。その前の外食となると3月の高倉町珈琲。

コロナも少し落ち着く気配をみせたし冬になればまた増えてステイホームだろうし。
どこにも行かない何も買わない、なので10万円も手付かずだし旅行用500円玉貯金もたまる一方。
このままではポメ子の高額医療費に投入されてしまう。自分のために使いたいのに。

主婦友に刺激されてムズムズと非日常のことをしたくなる。
「いいなあーシャインマスカット狩り!」「松茸づくしかあー」などと旅行サイトのバスツアーをつらつら見るもののGO TOするにはポメ子の工面が大変。この暑さもいつまで続くかわからないから夏ごもり期間も先が見えない。
バスはひとりで2席使えるみたいだけどほんとに安全なのか。食事はどうするんだろう。人を誘ってもいいものかどうか。いろいろ考えてしまうと旅行なんて行けない。

そうだまずは外食だ。せっかく宅トレで「めざせ5キロ減」だけどたまにはいいだろう。
でも行ってないので昨今の外食事情も安全なのかどうなのかもわからず。まずテイクアウトしながら店内視察することにした。

近くにできたコメダ珈琲にも行けてなかったのでコメダでテイクアウト。
新発売のコメ牛と前から飲みたかったジェリコ。
電話したときに「ドリンクのお客様には今のお時間ならモーニングサービスでトーストもつきます。ゆで卵と小倉あんとどちらにしますか?」と。
え?サービス??ラッキー!名古屋のモーニングなら迷わず小倉あんでしょう。
「トーストはバターといちごジャムと選べますが?」・・ゆで卵ならいちごジャムだし小倉あんならバターだよな。
おねえさん、先に聞いてくださいよとは思ったがタダのトースト。ありがたく「バターでお願いします」。

お店は新しくて明るい。11時前なので空いていた。窓に面してお一人様用のお席もあるのでひとりで来ても良さそうだ。
テイクアウトはちゃんとコメダの紙袋に入れて渡された。
いや最近どこで何買ってもビニールの袋もないのが当たり前になったからさ。ちょっとうれしい。

帰宅するとポメ子お出迎え。「おかあさんどこ行ってきたの?何買ってきたの?」
とコメ牛の匂いに興味津々。
まずジェリコをズズッと。ジェリコとはコーヒーゼリー入りアイスコーヒー、クリームトッピング。あーこういうの飲みたかったよぅーという味。ゼリーもアイスコーヒーも甘くなく甘さ控えめのクリームがちょうどいい。
食べる予定ではなかったけど温かいうちにモーニングトースト。厚切りなので中ふわふわでバターとあんこの最強のタッグ。
この時点でお腹はいっぱいにはなったのだがせっかくなのでコメ牛も行く。ポメ子はこちらがお目当て。ずっと私の横にぴったり背筋を伸ばしておすわり。キラキラビームを送ってくる。毎度ながら犬の監視の元の食事。
コメダのハンバーガーはバンズがふかふかで分厚いのでものすごい食べごたえ。千切りキャベツと甘辛い牛カルビ。辛子の味がほんのり。ハンバーガーだけどこの中身は白飯にこそ合いそうだ。
そしてこれはコメ牛の並サイズ。この上にあと2サイズある。5年前の私なら「肉だくだく」も軽くいけたと思うがもうそんなには食べられません。
カロリーオーバーできょうはあとこれ以上何も食べちゃいけないやつ。

新しい生活様式で外食もひとりで行く人が多くなったとニュースで見たけどたしかにね。
前みたいにおしゃべりしながらワイワイ食べるのではなくひとりで食べればリスクは少ないってこと。
「じゃあ今度ランチでも?」がなくなってさびしい限りではあるけど、思い立ってぱっと行けるひとりご飯もまた良き。
今度はテイクアウトじゃなくてお店で食べよう。

夏ごもり

2020年8月28日 日常
連日35度オーバー。
夏ごもりしている。
(おととし?かな。リンクのポピーさんが夏ごもりって言葉使っててナイス!って思った)
32度くらいまではなんとかいけるとしても37度とか38度って体温超えだよ。こもるしかないじゃん。

「暑くて体温調節がうまくいかなくて発熱」というこの前の出来事は確実に私に自信をなくさせた。あーやっぱり暑いのダメなんだなあって。
私が訪問してるあのじいさんもあのばあさんも暑くて熱が出たりしてないもんな。
自分はそれ以下。あーあ情けない。がっかり。

春はコロナでステイホーム。夏も猛暑でステイホーム。
外に出るのは朝晩のお散歩と仕事とちょっとした買い物のみ。
会社の情けで仕事は1日1件か2件。直行直帰で現場が終わると逃げるように冷房が効いたポメ子の待つ家へ。

ポメ子と私。犬との世界はそれだけで完結している。
だれにも会わなくても話さなくてもいい。
ポメ子とお散歩したり話しかけたり笑いあったりしてるだけで気持ちが満たされる。
ポメ子がうちに来てから11年。
あらためて犬との暮らしの多幸感を思った。

気持ちがさびしい人、運動不足の人はぜひわんこを。でもわんこは時間もお金もかかります。そしてわんことの時間は限りがある。
ポメ子がいるから夏ごもりもいいけれどいなくなったらどうやって夏を過ごすのか。

夏の朝はポメ子の散歩のため5時起き。
最近日が短くなって日の出はそのあと。夜も朝も暑いからこの時点ですでに暑いんだけど6時前お散歩出発。
散歩戻って掃除洗濯朝食と毎日の宅トレ。この時点でエアコンスイッチオン。夜もつけっぱなしなのでエアコンオフは5時〜8時の3時間のみ。

仕事から帰宅後はエアコンの部屋で読書や録画ドラマやAmazonプライム。
17時すぎたら簡単に夕食用意して18時すぎにお散歩。この時間でも32度超えてるけど日没が早まってるから日がかげると少しはラク。
朝晩の散歩以外は暑くて外に出られないポメ子のためがんばって出ることになる。
こういうのはポメ子の散歩といいつつ自分のためになってるんだと思う。
朝が早いので就寝10時半。夏の生活。めっちゃ規則正しい。
どこにも出かけず人にも会わずひたすら省エネモードな感じ。

いやもう「ひたすら姿勢を低くして暑さが過ぎ去るのを待つのみ」ですよ。
そして「念力のゆるめば死ぬる大暑かなby鬼城」の句のとおり少しでも気を抜けば命に関わる。→涼しい実家行きで暑さへの気が緩んであのざま。
はやく暑さが落ち着いてほしいもの。

発熱

2020年8月22日 日常
お盆で実家に行っていて戻った日の夜中。
暑くて寝られない。なんだか体が熱い。体温計ると37度5分。えええっっ!!コロナ??

いつ???どこで???
あんなに気をつけてたのに。
特に実家行きの前は細心の注意を払ってソーシャルディスタンスだったはず。手指消毒も徹底した。あれで感染はありえない。
最近は数日で発症するみたいだし、となると実家行きの新幹線か?
ガラガラだったけどそういえば後ろの席に初老の夫婦がいた。それとも行ってからの道の駅での買い物?狭いところにけっこう人がいた。
などいろいろ考える。でもどう考えても感染の機会は思い当たらない。

それでも何より私がおののいたのは父や妹たちにうつしてしまったのか??ということ。
「埼玉より帰省中の娘(50代)、盆の会食でクラスター発生」などとデカデカと地元紙に載ってしまう!
県知事の会見を県民が固唾を飲んで見守り「ついに県南にもコロナが!」(←1都3県ほどの広さがあって県北県南では文化も違うから県南1号もまたニュースだけではすまない)。どこのだれとすぐ特定されてしまう。
90近い父にうつしてしまったら。妹や妹のダンナにうつしてしまったら。
ああー妹のブチ切れる様子が目に浮かぶ・・・。もうこれは私は縁切られてもしょうがない。一生実家県には足を踏み入れられない。やっぱりお盆で父が心配だからといって行かなければ良かったのか・・。
そしてダンナにも一生分の借りを使ってしまう。大変なことになってしまった。

などと、エアコンつけても寝苦しくさまざまな妄想が頭をかけめぐり朝を迎える。朝36.7。
コロナ騒ぎで毎日熱を測るようになり私の平熱は35.4〜35.8とわかっていたので36.7は微熱。
でものどの痛みもせきも味覚障害もなし。とりあえずポメ子のお散歩に行く。朝6時からモワっと暑く汗がダラダラ。
その日は1日冷房の部屋で。
頭が変に冴えて眠れるわけではないけどクール枕で横になっていた。水分も大量に摂取。味覚も食欲も普通。
熱は1日中37.0〜37.5。心拍数は100超え。ヤバいヤバい。だって発熱なんてコロナ以外なに??鼻水も頭痛もなくて風邪でもないし。

夕方には熱が下がる。次の日の朝には35.7になり平熱に。冷房室内ではなんてことなく普通に動けるようになった。
コロナじゃない?らしい。
とにかくものすごくものすごくホッとした。

もしコロナになったら「熱があって寝てるだけなんて」とか「ポメ子どうする?」と心配していた。
でもそれよりも実際コロナかも?と思ったときの恐怖は「人に(特に身内に)うつしてしまったら!!」。これが1番だった。
「ああーどうしよう!とんでもないことになった!」のポイントは自分の体調より人への感染。あちこちに及ぶそれによる影響。考えるだけでおそろしい。

なんの熱だったのか。
軽い熱中症・・というか自律神経の衰えで体内の熱処理がうまくいかなかったってことかな。
ここ数年特に夏の暑さにはめっきり弱くなっていた。
今回の実家滞在はいつもより長く4泊5日。朝も夜も関係なくもわっと暑いさいたまと違って実家県は涼しい。
日中暑いとしてもエアコンが効いてるし夕方になれば確実に涼しい風が吹く。夜などは22度くらいになるので窓を開けて寝ると朝方寒いほど。
エアコンなしで寝られるのはこんなに快適か!とあらためて思った。
そこから戻っての38度。新幹線降りて空気の暑さと日差しの強さ、その圧倒的な圧に胸がドキドキした。

それにしても。
気温のギャップがありすぎたとしても何時間も暑さにさらされていたわけでもないのに。なんで熱なんて・・・とがっかりするし不安になる。
暑いとまた熱が出るかもしれない。もう38度のところで夏を越すのは無理なのか。エアコンしてても熱中症で死ぬばあさんになるのでは。

あんなに「夏を越せるか」と心配したポメ子は冷房室内で冷え冷えしているので変わらず元気。
盆に不在になる前にダンナにさんざん「この暑さの山を越せるかだからね。頼むよ。ハアハアしたりわんわんしたりしないようみててね」となかば脅し気味に行って出かけた。

以下イメージ↓
ビッグウェーブのてっぺん。それぞれサーフボードに乗った私とポメ子。ザザザーン!
ドヤ!な顔で軽々と波に乗っていくポメ子。一方私は波の山のてっぺん手前でサーフボードから落ちる。あれれれえーー。
「ポメ子えらいよ。あんなに心配してたけどちゃんと山を越せたね。おかあさんは越えられなかったよぅー」。バシャバシャバシャ・・・沈。

あれから数日涼しい室内で過ごして仕事も1日1件のみにしてもらってる。
世の中の役に立ってないしこもってるから人とも会ってない。何してんだかと思う。
10年前は猛暑の中朝から晩まで仕事行ったと思うとやっぱり若かったな。何がキツいって車移動だよね。休憩も昼食も車の中だし。

たいした暑さにさらされてもないのに暑さで発熱のこの体験は確実に「もう暑いのはダメなんだな」と思わせた。しょんぼり。
来年からはマジで「33度以上のときは働けません」だよ。←もうやめてもらってけっこう。なのに細々とでも働かせてもらってありがたや。

いつもと違う夏

2020年8月15日 日常
7月の記録の続きを書いておこうと思ったのに日にちは過ぎ去ってもう8月なかば。なんてこと。
梅雨明けして連日の猛暑になりますます活動意欲が落ちてた。
ほんとにもう。去年は工事の騒音、今年はコロナそして猛暑。じっと姿勢を低くしてひたすら難事が過ぎ去るのを待つのみ、といった感じ。

で。盆。けっきょく実家に来てる。
家にいると犬対応で書く時間がなくてやっと実家で書ける。
「今年の夏はいつもと違う」なんて何かのキャッチコピーみたいなことゆりこが言ったな。
「今年の夏は」ったってもうなんだかさっぱり少し先に何があるかわかんない世の中になってしまってさ。
父がいる夏が来年あるかどうかもわからないのに。

感染者がどんどん増えたから初めは今年の盆はステイホームやむなし、と思った。
それでも父も妹も私が行かないと盆が迎えられない感じもあり、でもコロナを持ち込まれたらという気持ちもあり。
ギリギリになっての実家県知事メッセージ「一律の自粛は要請しない」で盆の帰省を決断。「帰省は控えて」だったらやめてた。
県外ナンバーの車は地元の人たちの心をザワつかせるらしいのでダンナとポメ子はお留守番、私だけ行くことに。

例年なら花火大会、それに合わせたバーベキューの集まりもお墓参りもあったお盆。
めんどうだな大変だなと思いながらもそういうときに集まれて良かったなと思っていた。
花火大会はもちろん中止。バーベキューはこんなご時世だからやめようという話はしていた。
が、妹の孫ちゃんは感染拡大地域から来た人と会ったら保育園に2週間行けなくなるということで、盆の集まりはじいちゃんと私と妹夫婦の中高年のみ。
若いもんがいなくてはりあいなし。

それどころか父も「感染拡大地域から人が来た場合ヘルパーもリハビリも10日間出入り禁止」だと。
前もってそういうことはないの?って聞いたのに「ない」って言うから。そしたら8月4日付けでそんなお手紙が来てたじゃん。
手元に手紙があるのに「そんなのいつだれが持ってきたか知らない」とか「めんどうなことになるんだったら来なきゃよかったのに」とか「あしたもう帰ったらどうだ」とかさんざん。行ってから言われてもどうしようもない。次の日帰ったって同じこと。
父の場合ヘルパーさんもリハビリさんも週1回ずつ。来てもらわないと生活が成り立たないなら大変だけどそうでもないのに。
ヘルパーさん来なくても娘が盆期間滞在していろいろやる方がよほど役に立つと思うんだけど。←感染してない前提
父は真面目だから規則違反でもしたかのように感じたんだろう。

盆に帰省できるよう2週間前から人との距離をとっていつも以上に最大限気をつけて過ごしてきたのにさ。都会の方から来たってだけで保菌者扱い。
いくら実家県知事が「来県者には思いやりの心を持って」って発信してたって、いろいろな影響を考えたら感染拡大地域からは行けないことになる。

しょうがないこととは思う。
それにしてもコロナという疫病はようしゃなく人との関係を断ち切る。
盆の迎え火を玄関先でたきながら、母がこんな世の中を知らずに逝ってしまってよかったなと思った。


7月の記録

2020年8月4日 日常
なんのお楽しみも待ち遠しいこともなく日々がのっぺりと過ぎていく。
記録に残しておくとあとあと役に立つことも多いから、自分の記録としてせめて月に2回くらいは書こうかとは思ってるのにあっという間に8月になってしまった。

高校野球も花火大会もお祭りもない8月。これで盆の帰省もないとなるとホントがっかり。つくづく「人生は不要不急でできている」と思うよ。
真夏の超大作映画で手に汗握ることもないし華やいだ気持ちで劇場にミュージカルを見に行くこともない。旅行はもちろん歌もプールもランチも不要不急だったか。
この半年で手放してしまったいろいろなことを思って「でもそういうことで人生は彩られてたよね」と思う。

それにしてもGO TO はいいけど盆の帰省はよく考えてなんていう政府の言うことは何か違う。
今回の盆はGO TOもやめます、帰省もやめましょう、ならしょうがない。
盆暮れの帰省は毎回「今回で最後かもしれない」と思う。89歳独居の父のもとに行くのも不要不急?絶対にコロナを持ち込まないという気持ちは旅行客より帰省者の方が強いのでは?
その土地に責任を持つ地元出身の人たちが帰れなくてなんの責任もない旅行客はいいってこちらとしては納得いかないよ。
実家県知事が「盆は帰省を控えて」って言うならしょうがないけどさ。
今年が父の最後の盆になってしまったら「あのとき行っておけば」ってあとあとまで後悔すると思うよ。

不要不急なことをやめたら残ったのは最低限の人間関係と仕事のみ。こんな状況で仕事があることはつくづくありがたいとは思うけど。

7月の記録。なにして過ごしたんだっけ。
雨が続いてわりと過ごしやすかった。
3年ぶりに眼科の検診に行ったら裸眼視力が左0.2右0.7になってて「遠くも近くも見えない意味のないコンタクトはやめていいんじゃないか」ってことに。
眼科の先生も「必要ないのに習慣でコンタクト使い続けている人は多いしコンタクト屋は売りたいからね」と。
18歳のとき両眼とも0.04でコンタクトにした。それから40年外に出るときはコンタクトと思って過ごしてきたけど、たしかに最近は遠近両用コンタクトといえど近くがよく見えなくて困っていた。近くは裸眼ならばっちり見えるのに。
運転とかテレビを離れたところから見るときはメガネ、あとは裸眼生活にしたらまあ別に困らない。なんなら運転もそのまま行ける感じ。記録書くのもスマホもよく見えていい。
視力って歳とると良くなるんだっていうのは新しい発見。それと検診で緑内障が見つかった。いやー定期検診大切!

6月に糖尿病一歩手前の検査結果で、これはだめだってことで毎日運動することと甘いものは食べないことにした。
生活改善始めて2ヶ月。これはまた次の機会に書こう。
読んだ本や見た映画(アマゾンプライム)の記録もまた今度。
あれ?ぜんぜん7月の記録になってないや。

感染拡大

2020年7月3日 日常
「感染拡大要警戒」とのゆりこのキャッチコピーが「ラーメンつけ麺僕イケメン」に似た感じというツイート見て笑った!
いやこのギャグ自体かなり古いね。ツィッター民では知らない人もいるのでは(笑)

コロナ陽性数が増えてきた。東京ヤバい。首都圏ヤバい。まったくもってイヤな感じしかない。
夏になれば紫外線に弱いコロナは落ち着くかなと思っていた。秋から冬にはまた増えるだろうけど夏にはいいのかなって。

ディズニーも再開して主婦友たちと「どうする?恒例だからハロウィンかクリスマス行きたいね。チケットとれるかな?」と話していた。
外食もそろそろいいかな?と何か月ぶりかでファミレスに集ってみた。
アルコールはあちこち置いてあるけどドリンクバーはそのままだしまわりの人たちはマスクなしで会話に花を咲かせている。
われわれはおそるおそる外食に来てみたので「会話は控えて食事。マスクしておしゃべり」。それでもひさびさの外でのランチは楽しかった。
主婦友のひとりが「今行かないと行けなくなるから銀座で娘とランチしてきた」との話に一堂びっくり。ええ!だいじょうぶなの?私たちあとで濃厚接触者にならないか?と。

それでも前は怖かった美容院や病院も行けるようになっていろんなところが再開して少しずつ日常が戻ってくるかなと思っていた。

と思ってたときの「東京100人超え」。
若者が7割だから病床はゆとりがある、とか言われたって。
陽性には変わりないんだから軽症、無症状の若者から感染拡大すればすぐにまた病床はいっぱいになるだろう。
3月4月のころ怖かったのは「熱が出て電話してもつながらない」「検査が受けられない」「陽性になって40度の熱が出ても家で寝てるだけ」になってしまうこと。
石田純一とか芸能人有名人はすぐ個室に入院してアビガン投与されたようだけど、自分の息子と同じ歳のお相撲さんが咳で血を吐くまで入院できず1か月近く苦しんで亡くなったことは衝撃だった。

あのころホームセンターで空っぽのアルコールやマスクの棚に携帯酸素が売られているのをみて「ええっ!」と我が目を疑った。一般人は息苦しかったら家でこれ吸ってろってこと??
4月5月うちにいた娘が病院へ仕事に行くときは後姿に心の中で「武運長久、武運長久」とつぶやいて兵隊を戦地に送り出す母の気持ちだったこと。戦時下か?大本営発表の陽性者の数が信用できないのは確かに戦時下。
仕事から戻ったら「すぐ風呂入って!」とお昼も食べる時間なくておなかが空いてる娘をおにぎりとともに風呂に直行させたこと。電車通勤のダンナもあやしいと思い家でもずっとマスク、毎朝ドアノブやスイッチを消毒してからでないと安心して家にもいられなかったこと。
などなどとにかく感染者が増えた4月のあのイヤーな気持ちがよみがえる。
こう書くと「ええ?そこまで?」と思う。でも市内の感染者もどんどん増えてしかも病床もホテルもなくて感染者は自宅待機という名の野放し状態だったので怖かった。

ちょっと落ち着いてきてたのに。
ウィルスはなくなったわけではないのだから前と同じ生活をすればまた陽性者が増えるのは当たり前ではあるけど。
私だって県をまたいだ移動制限解除した日を待ちかねてイヤッホーイ!と実家に行ったんだから、若者たちはもっともっと遊びに行きたかっただろうし。
あれからちょうど2週間。出るべくして出たという感じ。
この先また首都圏で増えたら地方への移動ははばかられる。実家に行けたのは奇跡的だったんだとあとで思うかも。
首都圏の人たちはそこにいるしかないとなるとどこにも行けなくて上から半透明なドームでもかぶされているよう。
身動き取れなくて息が詰まりそうだしまたあんな生活になるかと思うと先が思いやられる。
3ヶ月ぶりの帰省
3ヶ月ぶりの帰省
県をまたいだ移動OKなので実家に行ってきました。ずーっとステイホームでモヤモヤな感じだったからひさびさにリフレッシュ!
東北新幹線乗るだけでウキウキ。
さわさわと吹きわたるさわやかな風ときれいな青空とどこまでも続く緑。
おいしい新鮮野菜と種類豊富なお魚。
道の駅や地元のスーパー行くだけでも種類が多くて安いのでテンションMAX。
一人暮らしの父も元気で何よりだった。

新幹線に乗るのは3月のお彼岸以来だから3ヶ月ぶり。こんなに間が開いたのは東日本大震災以来。
今回、実はひともめあった。
「6月19日に県をまたいだ移動自粛解除だから行こうかな?」と6月初め父に聞いた。
そのときはいいと言ったのに近くなったころ早朝5時半前の電話。なにごと?と思ったら「やっぱり来るのはダメだ。コロナを持って帰ってきたって近所のウワサになる。おれだって何言われるかわからない」。

あーあ・・やっぱりそう言うと思ったよ。
近所の家の間取りはもちろん冷蔵庫の中まで知ってるような田舎の人間関係。ウワサ話は最高の娯楽と刺激。
「東京の方からコロナ持ってきたんだとよ」なんてどれだけ楽しい噂話か。
私が帰省したと知られればみんな警戒して自分も村八分になるかもしれないと父は言う。
いくらこちらが楽しみにしていてもそう言われれば引くしかないので「わかった。じゃあ今回はやめるね」と言って電話を切って。想定内ではある。
それでもどれだけがっかりしたか。

「行かない」のと「行けない」のはまるっきり意味が違う。
実家県知事が3月にツィッターで「来県した際には2週間とどまってから動くこと」と発信したのを見たときは「え?これって来るなってこと?」と故郷に拒まれた気持ちになってほんとにがっかりした。

まったくもってつまらないステイホームだって「6月は生ウニとホヤが美味しい季節だな」と楽しみにしてきたのにさ。
それもだけど90近くなった父が1人でどんなふうに暮らしているかも心配だった。
季節の用意は私がやらないとだれもしないのでコタツも出たままだろう。電気毛布やボアシーツもそのままのはず。シーツも枕カバーも3月から洗っていないはず。エアコンの暖房と冷房はちゃんと切り替えられたか。扇風機は出せたか。玄関やトイレの芳香剤だって買い替えないと。
草刈りだってどうしたもんだか。雑草が伸び放題なのでは。などなど。

妹が父に「全国的に移動してよくなるんだよ」とかいろいろ言ってくれたおかげでなんとか帰省も実現。
滞在中はお天気も最高だったので洗濯も掃除もはかどった。朝は5:30から草刈り作業。青空のもとウグイスやヒバリが鳴き、刈った青臭い草の匂いも心地よい。
父としては別に困らないらしいのでやっぱりコタツもボアシーツもそのままだった。
芳香剤などは思ったとおりカラッカラ。家の周りは草木とドクダミの楽園。

日曜日は妹のダンナの運転で海の方へドライブ。
新しくできた陸前高田の道の駅と防災メモリアル公園に行ってそのあといつもの気仙沼海の市いちば寿司で殻付き生ウニや寿司を堪能。外食は何ヶ月ぶり?
ここ何ヶ月かの自粛もこの日のためにあったかと思うほどの満足感と解放感。やっぱりこうしてときどきは故郷の空気を吸って故郷のものを食べたいなあ。

お土産屋さんや道の駅で夏マスクがカゴに山積みされててびっくり。
地元の方々が作ったものらしいけどこんなに簡単に夏マスクが手に入るの?しかも300〜500円くらいで。
「ええ?あっちではユニクロマスクに3時間並んだりしてんだよ?そこらには売られてないしネットでも夏マスク1000円以上はするし抽選でもはずれるし」と言うと、妹「マスクプロジェクトやってた。型紙配られたりして作ったマスクは市が買い取ってくれる。ほしい人はもらいに行くとただで2枚ずつもらえる」と。「だからみんなマスク作るのじょうずになった。今はいろいろ工夫した夏マスク」。
へえー!いい取り組み!

ネットなら1000円以上するかという感じの裏地が麻ガーゼのマスク。パンツ?みたいな接触冷感ひんやりレースマスク、スタンダードなクール白マスクを買った。
感染予防にはどうかわからないけど暑い夏にこんなマスクほしかった!

感染ゼロってほんとに?とは思うけど、マスクプロジェクトなどの取り組みや1人1台の車社会、真面目な県民性、自分はもちろん身内からも絶対に感染者は出してはいけない(→村八分)という姿勢などなどいろんな要素があるんだろうね。

ときどき妹のスマホが鳴る。
「また出たよ、熊」って・・。熊出没情報がスマホに届くのだと!え?熊アラート?
「けっこう毎日のように出るんだよ。夕方が特にあぶないね」とスマホを見ながら真顔で妹。
何かこう・・「不審者の声かけ事案」と同じレベルで「熊出没」情報がスマホに届くって想像の域をこえてるよなあ。


写真1枚目 津波で流された高田松原再生のためクロマツ・アカマツの苗木を計画的に育てている。津波前は7万本の松と白砂がずーっと続いていた。
写真には映ってないけど右の方には「奇跡の1本松」モニュメント。
写真2枚目 道の駅で購入した夏マスク。
6月になったと思ったらもう12日。特別なことはしてないから日にちがたつのが早いこと。

自分の時間ができたのでたまっていたドラマやアマゾンプライム。見た見た。連日飲み物やお菓子とともに。「野ブタをプロデュース」「ごくせん」「愛していると言ってくれ」昔のドラマはなつかしいね。
「M」アマゾンプライムの「サニー」このころってこうだったよね。当時の空気感思い出す。
「東京ラブストーリー2020」アマゾンプライム。鈴木保奈美のリカが超キラキラしてた印象が強烈なのでなんかちょっと違うかな。でも伊藤健太郎のカンチがかわいくてかわいくて。

ひさしぶりに主婦友たちとも集まってテイクアウト弁当やティータイム。
みんなでランチに行くのは新しい生活様式としてはしばらくないかもしれないけれど、コンビニ弁当とも違って本格ピザやカレーはやっぱりおいしかった。

そして。コロナで運動らしい運動もできてなくて3月末の娘の滞在からずっと食べる機会が多かったので・・ひさびさの血液検査の結果がダメだった。
いやこれはもうここ数ヶ月の自分の生活をふりかえると「そりゃそうだよね・・」とショボン。
だってステイホームで食べることしか楽しみなかったじゃん・・・。
ポメ子のためにエアコン設定低くしてるからどうも自分の調子が悪いと思ってたけどこれはそれだけではなくホントに悪かったのか。

ここ数日急に暑くなったのでポメ子がハアハアし始めた。
まだ6月だっていうのにこれじゃ先が長いなあ。
携帯用気温湿度計で部屋の中でも散歩のときもいつも気温湿度に気を配る。
心臓が悪いシニア犬なので気温25度前後湿度60パー以下。
私には「ぜんぜん暑くないよ?」ってくらいの25度くらいでハアハアし始める。湿度が70パーにもなると息苦しそう。

夜中もポメ子ふっと目が覚めて暑さを感じると急に鳴き始めたりハアハアしたり。ここ何日か夜中ポメ子起きるので私も気になって寝られなくなる。
去年の夏もそうだったな。去年は家の周りの工事も続いてたから夜も眠れなくてほんとに大変だった。
ポメ子が快適なのは24度以下だけどそれだとずっと室内にいると私は寒い。足が冷えるし頭も痛くなる。
外は32度とかで真夏の日差しなので差がありすぎるんだよね。

夏はなくていい。
若いころや子供がちいさいころみたいに夏に楽しいことはひとつもないのでほんとにただムダに暑いだけの夏はキライ。
特にこんなコロナなんかあるとね。
自分の体調ポメ子の体調。1日1日をがんばってつないでいってやっと夏を超えた去年のこと思い出すよ。
こんな時期から暑くなってしまってだいじょうぶなのかと不安。あしたは少し暑さは弱まるようだから良かった。

娘とステイホーム
娘とステイホーム
1枚め チョコパイ・ウィンナパイとタピオカミルクティ
2枚め くまちゃんのちぎりパン

2ヶ月実家滞在していた娘が南へ旅立っていった。コロナも無事に乗り切ってやっとあるべき所におさまるのでさびしいけれどほっとした。

3月の末から2ヶ月なのでコロナステイホーム期間。
娘は4月中は仕事、5月連休明けに仕事が有休消化に入ってからはほとんど毎日家にいた。
時間があればゲームかユーチューブか寝てるか。そのうち「これじゃダメだと思うんだよね」といっしょにポメ子の散歩に行くようになった。
ポメ子もおねえちゃんが行くとなるとうれしい。おかあさんとのお散歩はやっつけ感ありありだけど、ふりかえりふりかえり笑顔でぴょこぴょこ先に立って歩いていく。
私が仕事休みで時間があるときは広い公園まで車で行ってゆっくりお散歩→テイクアウト弁当やコンビニ弁当など買って帰宅→ミュージカルやディズニーのDVD鑑賞。
ポメ子と娘とのんびり。

コロナがこんなことになってからは外食どころか外の食べ物も心配で買って食べていなかったからなんだか新鮮な感じ。
娘のおかげでモスバーガーとかピザも久しぶりに食べた。焼肉のお店やラーメン店、カレー屋さんからのテイクアウトも自分ひとりではしなかったと思う。
だいたいコンビニ弁当なんて白飯にお金を出す時点でもったいない気がして買うことなかったよ。コンビニ弁当棚はよく見るとどれもこれもおいしそう。

5月なかばになって「パンとかケーキとか作ろう!」と娘が言いだしたころにはすでに強力粉も薄力粉もドライイーストも無塩バターも軒並み売り切れ。
みんなステイホームでそんなことやってるのか・・と感心。
私も仕事途中あちこちのスーパーを見てもさっぱりない。

とりあえず冷凍パイシートでチョコクロワッサンぽいチョコパイとかウィンナパイ。
韓国で流行ってるとかいうメレンゲクッキーやダルゴナコーヒー。ユーチューブを見ればなんでもできて便利な時代になったもんだ。
娘ももうとにかくなんでもいいから作るってことになり、スーパーのお菓子作りコーナーでタピオカのもと?を買いこねて丸めてタピオカドリンクを作ったり。

「ホットケーキミックスとかお好み焼きの粉もないってどういうこと?」と娘。
いやーたぶん子供が家にいてなんとか時間をつぶそうと親子クッキングなんだろうなあ。
でも毎日家に缶詰の子供とそんなことやるとますますイライラしそうだよなあ。つくづくこの時期に家にいるような小さい子供がいなくてよかったと思う。

あちこちのスーパーやドラッグストアに立ち寄っては材料をやっと手に入れてパン作り開始。
ドライイーストは「いったい何年分?」と思うほどの大容量のものしかなかったし、無塩バターは最後までなくてお菓子用無塩マーガリンとかいうやつで。

娘も私も「こんなことを2人でやるのは最初で最後」「材料が残っても今じゃないとやらない」と思うからがんばってユーチューブ見ながら何回もパンやパウンドケーキ作りをした。
パンもパウンドケーキも最初は焦げたり生焼けだったり。回を重ねるごとにコツをつかんでカワイイくまちゃんのちぎりパンもできた。

コロナがなかったら、娘と横浜に「マンマミーア!」見に行くはずだった。実家にも行けたしディズニーランドも行けたよ。
娘はしばらく会えない友達たちと連日の飲み会だったかも。
でもコロナだからステイホームでできたこともあった。娘もけっこうオンライン飲み会で楽しんでたしダンナと離れていても今は顔を見てお話しできるからホントに便利な時代。

4年前の春。家から独立したとき娘の旅立ちは寂しかった。今思い出してもあのときのぽっかりとあいた気持ちがよみがえる。
今回は娘との時間を有効に過ごした達成感があって、なんかもう私もそろそろひとり時間に戻りたくなったのもあり。

きのうの朝、旅立つ娘を駅まで送って「あーやれやれ」と車を車庫に入れたとき。
娘が引越し先から持って来て滞在中乗っていた自転車が目が入った。
置いていくのはわかっていたけど、ぷっくりしたミッキーの手のキーホルダーが見えて「ああー・・・」。
前もそうだったけど「いないこと」がさびしいというより「いないことがそこにあること」がさびしいんだな。

でもまあいいや。
一度経験した楽な生活は娘のいない寂しさよりも上。
ダンナの分と2人分なら洗濯も2日に1回でいいしごはんも毎日ちゃんと作らなくていい。
見る時間がなかった「野ブタをプロデュース」と「M」、アマゾンプライムの「東京ラブストーリー2020」の続きを見るのが楽しみ。

ゴールデンウィーク
ゴールデンウィーク
風薫る5月 ポメ子とお散歩→→

ゴールデンウイークはみなさんどうして過ごしてるんだろう。
会いたい人に会えない人がたくさんいるよね。
お天気も良くて留守番(ダンナ)もいるのに行きたいところに行けなくて仕事の他はステイホーム。

ゴールデンウイークに実家に行かないのは人生で初めて。
3月お彼岸に行って帰りがけに「5月も無事で来られるかな?」と父には言いつつもまさかこんなことになるとは思ってもいなかったよ。
こんなこと→実家県知事に「今は来ないで。来るなら2週間待機してから動いて」と言われること。
行ってから2週間待機など日がないからムリだし、それよりやっぱり首都圏から行くのはものすごく警戒されること。
それこそ私が行くことで父までが近所からの要注意人物になりかねない。

美容院は心配だから行ってなくて髪は伸びてボサボサ。マスクが汚れるから化粧も出てる分だけ。
お出かけはここ何ヶ月もないのでジャージと仕事のユニフォームのみ。
家にいる時間が長いから楽しみは食べることくらい。で食べる。
運動らしい運動もしていない。ポメ子をお散歩に連れて行ける広々とした公園もゴールデンウィーク前に駐車場が閉鎖になってしまった。

春には内科で血液検査の予定だったけど、この前診察なしでコレステロール薬だけもらってきたので検査せず。
歯の定期健診のお知らせも来てたけど歯科も心配なので行ってない。
そして市のガン検診。なんと私がいつも健診受けてる大きい病院からコロナクラスター発生して救急も外来も入院もストップ。
ええー?
・・・不健康まっしぐらじゃん。

緊急事態宣言も当然のように延長。
いやこれで解除したらせっかく良い傾向が見えてきたのにダメでしょうとは思っていたものの。
父にも会えず息子にも会えず。娘の新居にも行けそうにない。これからはオンラインで会う?のが新しい生活様式になるらしいけどやっぱりそんなもんじゃないでしょう。
コロナのためにいろいろがっかりだよ。

8割減

2020年4月21日 日常 コメント (4)
自粛生活も2ヶ月になる。2月の半ばからはジムも歌もランチもなし。不要不急の外出もなしで仕事も直行直帰なのでたぶん「人との接触8割減」は達成してる。
それでもポメ子とのお散歩と仕事に行くというところは変わらないので、生活の流れそのものは変わりはない感じ。
外に出て新鮮な空気を吸うとか季節の移り変わりを感じるってのはそれだけで気分転換になるもんだな。
自粛生活に入ったころにはダウンを着てたのに、いつの間にか桜が咲いて散ってハナミズキや柿の柔らかい若葉がきれいな季節になった。

うちは今娘が実家暮らしをしていて、ダンナも娘も変わりなく電車で仕事に行くので特に基本的な生活の流れは変わらない。
それぞれの時間に合わせてのひとりご飯はコロナ対策先取りしてたか?って感じだし。
だれかひとりでもテレワークとやらで家にこもって煮詰まる人がいたらまた雰囲気は違ってたんだろうけど。
日々は淡々と過ぎていく。

感染者が何人出ようとやるべきことは同じ。マスクと手洗い。ドアノブやスイッチやリモコンなどの消毒。
自分の手がどこを触ったのかふだんから注意していてこまめに手洗いか消毒。

最近怖いなあと思うのはスーパーのお買い物。午前中なんてめちゃくちゃ混んでる!
自分の買い物は混んでる時間をずらせばいいけど、この時間に買い物のお仕事が入るとだいじょうぶかな?とドキドキ。
早めに訪問して10時前にお店に入ってビニール手袋をして買い物するとか少しでもリスクを下げるようにしないと。
買い物する側が怖いなと思うんだからスーパーで働く方々はもっと怖いだろうと思う。
私の仕事もそうだけどいくら安倍ちゃんが「仕事は家で!」ったって現場に行かないと仕事にならない人もたくさんいるんだよ。
買い物はひとりで来て。人の近くでくしゃみとかせきしないで。お札をなめて数えないでー。

最近ランチもないので主婦友たちとも会わなくなった。
というか警戒されてる??
数日前たまたまドラッグストアで会ったときに「お仕事どう?だいじょうぶ?」「◯◯ちゃん(うちの娘)仕事だいじょうぶなの?」「私たちの中では磯野さんがいちばん感染リスク高いよね?ダンナも電車通勤だし」と。

えっ??そう思われてたのか。
娘が実家暮らしするようになってからというもの疎遠になったと思ったら娘や私の仕事も含めて警戒してるのか?
時期的にみんな自粛してるかと思ってたらどうやら主婦友たちはしょっちゅうウォーキング名目でドラッグストアまわりをしている模様。

なんだかな。こんなに気をつけてるし仕事以外は自粛生活。自分が絶対感染したくない!がいちばんの理由だけど、接触8割減しないと収束は厳しいというから世のため人のためにも自粛してたんだけど。
特に医療崩壊のニュースを見て最前線の方々がどんなに大変な思いをしているか知ると私たちひとりひとりの自粛がとても大切なことなんだと痛切に思う。
世の中の人々はそうでもなかったのか。テレビでも江ノ島や鎌倉がにぎわってるニュースをやってたし。

モヤモヤしているときに日テレ藤井アナの言葉が沁みた。
「外出自粛を守っている人たちがいるおかげで欧米のような医療崩壊を防げています。その姿勢が誰かの行動を変えるはず」。
そのあとの一言で涙が出そうになった。
「不用意に移動をしないこと。それが誰かのふるさとを守ることにつながります」。
・・・今年のゴールデンウイークは実家には帰れない。

欲しがりません勝つまでは
厚生労働省より職場に布マスクが届いた模様。1人2枚ずつ配布された。
安倍ちゃんの給食当番マスクではなく立体型のやつ。「30回洗っても抗菌効果が維持の抗菌布製」らしい。

2枚配布されたけどそれぞれデザインとか色の微妙な違いがあって1枚は中にフィルターを入れられる。
1枚ずつミシンかけたんだろうなあーな感じのマスク。柔らかくて肌触りもよくいい感じ。
そしてなんとベトナム製!

頭に浮かんだのはドラマ「陸王」の場面。
「陸王」は足袋シューズだけど、古い木造の体育館みたいな工場にミシンがずらっと並んでいる。
そんな中で「納期までにマスク◯万枚!」との目標でベトナムの方々が作ってくれたんだなあと思うともう感謝しかないよ。
日本政府に安い賃金で働かされて夜を徹してミシンを踏んでくれたに違いない。
どこのどなたが作ってくれたもんだか想像?妄想?が広がる。

納期に間に合わせるため連日夜中まで年配ベテランパートさんがミシンをかける。→倒れそうになる。
「無理しないで。グエンさん(仮名)はもう帰って休んで。あたしがやるから」と若いママさん。「あんたは子どもが家で待ってるんだから帰ってやんな。ベテランのあたしがやらなくて誰がやるんだよ!」。
・・・なんてことがあったに違いない。「陸王」でもそうだったもんな。
ありがたやありがたや。

サージカルマスクは職場で週に2枚ずつ支給されるから洗って再利用。洗うと効果はなくなるらしいからフィルターはさんで使用。ないよりマシだもんな。
ベトナムのおばちゃんの愛のこもったマスクももらったことだし。

マスクをすることで化粧は手抜きで良くなった。全部塗るとマスクに化粧がついて汚れてしまうから出てるところだけファンデーションを塗る。まゆを書く。お出かけではないからそんなもんだ。
2月くらいからまゆを書くペン?以外はほとんど減らなくなった。
服装も毎日仕事のユニフォームかユニクロ国民服。

映画館で映画に没頭したりしゃれたカフェでのんびりしたり都内までミュージカルを観に行ったりスポーツクラブでいい汗を流したり。そんなことは遠い世界のことになってしまった。
平成の世は平和だったのだなとつくづく思う。

厚生労働省からのマスクを配布されたあと会社からのラインが回ってきた。
ライン内容はヒミツにて。
・・・戦時下ですね。
「マスク、菊の御紋のワンポイント刺繍とか入ってればよかったね」「ほしがりません。勝つまでは。だね」。
どっちにしろ隠れコロナがウロウロしてるかと思うとどこにも行く気にもなれないし、直行直帰で仕事に行けるだけありがたいとは思う。
そしてベトナムのおばちゃんたちには感謝しかない。
それにしても平成の平和な世の中からずいぶんと遠いところに来てしまったもんだなと思う。

毎朝目が覚めると思う。「今起きていることは夢の世界のこと。本当はいつもの春。桜も咲いて聖火リレーも始まりオリンピックに向けて世の中がワクワク」。・・だったらいいのに、って。
目覚めて朝イチにすることはツィッターのトレンドやニュースチェック。
コロナコロナの文字が踊っていて「やっぱり夢じゃなかった」と暗い気持ちに。

パラレルワールド?
大きな分岐点は春節でたくさんの方々が押し寄せてきたころ?それとも日本がインバウンドに頼りはじめたころ?
いやそれがなくても「世界はひとつ」で鎖国しているわけでもないのだから遅かれ早かれこうなっていたのか。

2ヶ月に一度のコレステロール薬を受け取りに行った。
診察なしで出してもらえるらしいので電話で確認。「診察なしでだいじょうぶですよ。今空いてますよ」というからかけつけたら患者さん誰もいない。午前10時ころなのでいつもなら待合室のイスに座るのもやっとのはず。
あっちもこっちも町のお医者さんはガラガラで別の意味で大変というけどホントだった。

2か月前の通院は2月の初めだった。
武漢からのチャーター機が到着したりダイヤモンドプリンセス号の封じ込めがあったころ。
そのころはヤバいんじゃないかとは思ってもまだ対岸の火事。
日本人のDNAには「神風神話」が組み込まれているのか「いざとなればなんとかうまくでしょ。原発だってなんとかなったし」とあのときは主婦友たちも私もなんとなくそう思った。今でもそんな気持ちが少しあるのがこわい。

そのころは梅まつりが始まり主婦友たちと見に行って焼きたてパン食べ放題のレストランにも行った。お花見や6月のあじさいを見に行く計画をたてたりしていた。
映画「キャッツ」が良くて劇団四季キャッツの空席拾いをしようかなとか5月の一大イベントに向けてジムで引き締めようかなとか。
マスクも店頭にはなくなったけど買い置きしていたマスクも一箱まるまるあるからしばらくはいいかな、とか。

そのころから坂道を転げ落ちるように日々状況は悪くなる。
情報収集をすればするほどこれは軽く済むどころか絶対にかかってはいけない!と強く思うようになり自粛自粛。
コロナ陽性になったらそのまま隔離入院となるらしくそうなったらポメ子はどうなる。感染者が出た家にはだれも来てもらえないからポメ子死んでしまうよ。

ドアノブやスイッチをふくのは毎朝の日課。
外で食べるのももちろん家でもひとりで食べてダンナ帰ってきたらマスク。
食べるときは必ず手指の消毒。
仕事は直行直帰で人と群れない。
ダンナだけではなくたまに来る息子や娘もみんな疑ってかかることになる。やだやだ。
そう思って振り返ると2か月こうして来たのか。この先もしばらくこうか。

年明けのころには考えられなかったこんな世界。あのころと地続きだったほうのパラレルワールドを思い悲しくなる。
そして連日のコロナ感染ニュースに不安がつのる。
強風の中のポメ子。
秋のころ工事のストレスでものすごく毛が抜けたけどだいぶモフモフに。→

日々粛々とひっそりと暮らしている。
おかげで先月は久しぶりにお仕事の給料がまともにもらえた。ここ1年まともに働けてなかったからなあ。
お歌もジムもプールも映画もお出かけもないので特にお金も使わず。とはいってもポメ子の病院代で軽く数万はとぶんだけど。

何か書こうかなーと思うものの良いことも悪いこともオモテには書けないことばかりで。
そして本日は春の嵐。
ここで行かないと実家にもしばらく行けないのでは?と新幹線チケットとってあったのに東北新幹線、強風でダウン。
あした出直し。1泊になってしまったけどしょうがない。
・・・と。たいしてオモテには書くほどの毎日じゃないのよね。


なーんだ。写真もアップできないじゃん・・。
北海道民でもないのにイケメン鈴木知事の「今週末は外出を控えて」とのお言葉に「はい。わかりました。おうちにいますね」。

安倍ちゃんの言うことは全てがうさんくさく「何言ってんだよ。おめーが責任とれるってか?あ?」と思うのに。若くてさわやかだと素直に聞く気になるのはなんでしょうね。
とはいえ鈴木知事、経歴を見たらすごい人だったよ。しかもお隣の市の出身で愛犬のお名前もポメ子の本名と同じとは。マスク姿もイケメンでなんとまつ毛が長いこと。コロナのニュースでウツウツとしてる中で「ああーおかげできょうも鈴木知事のお顔が見れました」と唯一の癒しか?

外出自粛はもう今週末どころじゃないんだけどね。
さっぱりどこにも行く気にならない。
どこも行けなくてこれじゃあ工事で軟禁のときと変わらないじゃんね。
粛々と仕事と家の往復のみ。しかも直行直帰してるので人ともあまり会わず。
だれが感染してるかわかんない状態だからあまり人とも会いたくない。
熱が出て呼吸が苦しくても家で何日も寝てるだけなんて。考えるだけでイヤだ。電話がつながらないとかたらい回しされるとかできっと病院でもみてもらえないだろう。
病院に行けるのは呼吸器を装着するレベルじゃないと無理そうだ。でも私が入院するころは呼吸器も数が足りないだろうし、だいたいポメ子はどうする?わんこは2歳児とおなじなのでひとりでは生きていけない。
など考えたら家にいるのがいちばんか。
だってこんなに都内まで満員電車で通ってる人が多い場所なのに感染者ほぼいないっておかしいでしょう???

この前日記を書いたあたりから日々状況は悪くなる一方。
あのころはまだ「映画見に行こうかな」とか「劇団四季の前日空席狙いにトライしてキャッツ見に行こう」とか思ってた。
梅祭りも行こうと思ってたし新しく開館した人形博物館も行くつもりだった。
ジムやプールも再開して薄着の季節に備えようとプログラム見てスケジュールたててたのに。
しばらくはダメだろう。
少し落ち着いたと思っても東京オリンピックなんぞやったらまたまた感染は拡大すると思う。困ったことになってしまった。
というか東京マラソン。学校始めいろいろな施設がお休みになってるのは何のため?
子供まで観戦に来ててあんなに多くの人が詰めかけて。おかしい。

トイレットペーパーとティッシュは震災のころから4パックずつ買っておいてローリングストックしてある。
なんか静岡に工場の何割かがあるから南海トラフとか来るとそのあたりが被害を受けて供給されなくなるって聞いたから。カップラーメンも米も餅も水も備蓄してある。マスクも2箱あったのに1箱使ってしまった。そろそろ供給されてほしい。でもコレ北海道に行っちゃうからしばらく出回らないか。
ネットにはマスク手作りの方法がいろいろ出てるから作るかなあ。

2月なかばからの自粛生活ではおかげで毎年恒例のつるし雛飾りを製作中。
この時期だけ「1年1本」ペースで作って去年は2本。今年も2本目製作。何年やってんだかね。でも何年もやってると慣れてきて楽しい。
このコロナ騒ぎで最大の懸念は・・以下ひみつで。↓
冬のごちそう
冬のごちそう
実家に来ています。
今年は年末年始のときも今回も東北新幹線の車窓に雪はないようだからやっぱり暖冬?
それでも2月は寒さの底。雪の多い地方ではないから助かるけど、朝はマイナス6度。お布団の中は電気毛布でぬくぬくで出たくない。
いくら慣れてるとはいえ父はこの寒さの中裸足。米寿迎えてまだまだ元気な一人暮らし。たいしたもんです。ありがたや。

実家行きの楽しみのひとつは地元スーパーでのお買い物。
海直送のスーパーがあるので海産物がとてもおいしい。海産物を使ったできたてお惣菜もおいしい。夏ならウニやホヤ。冬ならカキや白子。
お刺身だってさいたまあたりのものとはぜんっぜん風味が違う!というか実家あたりのものを食べてしまうととてもじゃないけど食べる気にならない。

さてさて冬のお楽しみは白子。し・ら・こ!真鱈の精巣ですね。
いかにもな感じのゲテモノ風なんだけどこれが絶品!
スーパーのお刺身コーナーをのぞくとハイハイありましたよ。白子やらお刺身やらこの時期おいしいセリ、水菜、舞茸など買い込む。
ウニやイクラと違って高価なものではないので、白子のスタンダードな食べ方は味噌汁やお吸い物だけどそれはもう飽きた。

1パックは水菜とだし汁でゆでてポン酢で。もう1パックは天ぷらで。
待ちきれず台所でゆでたてをハフハフ。んっうまぁーーい!!!超絶クリーミー!
こんなに見た目と味のギャップがあるって何度食べてもフシギ。
天ぷらは天つゆで。衣は香ばしくサクッと。中はやわらかくトロっと。これまた最高にクリーミー。そして産地直送で新鮮だから少しの雑味もない!
お刺身も柔らかくしっかりとお魚の味がする。海産物は何食べても間違いなくおいしい。
さいたまあたりのくるくる回る寿司で魔が差して白子軍艦なんぞをとってしまったら生臭みがあって、んんん?←ウニ、かにみそ、あん肝なども全く同じ。

本日のメニューは白子とビンチョウマグロお刺身と仙台セリ鍋。
鶏肉なかったので豚と舞茸とセリのお鍋。
このセリがまたすばらしい風味。ほうちょうでザクッと切るとセリの香りがあたり一面にぱーっと広がる。外は氷点下で寒さの底だけど春の香り!

「ああー食った食った!腹苦しい!」と爺も満足。私も実家に来たときじゃないと食べられないと思いがっつり食べましたよ。じいちゃんのおかげで季節のおいしいものが食べられて感謝感謝。
先日の血液検査でボーダーラインの結果だったけどな(泣)。白子なんていかにもコレステロール高そうだよ。




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