70代横綱日馬富士が引退した。
もしかしたら引退？とは思ってたけど、引退会見を見ても信じられない。
伊勢ケ浜親方は涙をぬぐい、日馬富士は「相撲を愛しています」「日本が好きです」と言い・・見ていて胸が苦しくなる。
ニュースでは過去の映像もいっしょに流され、優勝したときの笑顔や子供たちに囲まれた優しい柔らかい表情が映る。
どうしてこんな結果になってしまったのか、ただただ残念だ。
こんなに立派な横綱をなぜ失わなくちゃいけないのか。

暴力で警察沙汰になってしまったのだからしょうがないのだけど。
でも。
そもそものきっかけは貴の岩側にあるらしいし、後輩の間違いを指導するのは兄弟子の役割。次の日には貴の岩が謝りに行って2人は仲直りをしたらしいのに。

貴乃花親方が信念を持って大相撲を改革したいというのもわかる。それはこれからの大相撲の発展に必要なこと。
今回のことに事件性を持たせるために警察に被害届を出したのも彼なりの正義。それもわかる。
でも。貴乃花親方がかたくなな態度ではなく何か話していればまた事態は違っていたのではないか。

そして当事者の貴の岩は今場所の休場や姿を見せないでいることをどう考えているのか。貴乃花親方の指示でやっているのだろうけど本人も同じ気持ちでいるのか。
日馬富士と貴の岩は事件の次の日には和解しているとしたら、なぜこんなにこじれてしまったのか。モンゴルの尊敬する大好きな先輩である日馬富士を引退に追い込むことになってしまったこと、それは貴の岩にとって本意ではないはず。

みんなが少しずつ何かしていたら引退は避けられたのでは？
ほんとに残念でしょうがない。

秋ドラマ4週目？5週目？です。

「陸王」。
日曜夜9時枠ってこんな感じ！なドラマ。やたら音楽が壮大でオッサンの暑苦しい顔のドアップの連続。展開も読める。でもなんか見るとがんばらなくちゃなーって元気になる感があって見てしまう。かなり面白く見てます。
池井戸潤の話って、情に熱い小さい会社の社長がそれと対比する大企業を敵に回し、銀行さんの冷たいあしらいにも負けず、ってコレ「アキラとあきら」や「空飛ぶタイヤ」もこんな感じだよね。ベタだなと思いながらもつい立場の弱い方の味方しちゃうよね。

「ドクターX」。
水戸黄門的で絶対失敗しないので安心して見ていられます。

「コウノドリ」。
前も見たのに今回初めて「コウノトリ」じゃないことに気がつくっていうね。なぜ「ドリ」？主人公も「コウノトリサクラ」なのに？
出演する赤ちゃんたちにびっくり。だってどう見ても生まれたてとか未熟児とか新生児とか。ホンモノなんだって。
お話は一話完結。「患者さんに寄り添って」って理想だけど実際なかなか時間とれないでしょうとも思うけど、毎回考えさせられます。

「明日の約束」。
手塚理美が年取ったなーと。カリカリした病的な母役がハマり役。
コレ「モンスターマザー 長野丸子実業いじめ自殺事件 教師たちの闘い」が原作かと思ったらまるっきり違う展開のお話だった。モンスターマザー的なものを描きたいのかな。

「オトナ高校」。
はい。バカバカしくて楽しみなのはコレ！
チェリートくん三浦春馬がおかしくておかしくてDVDを戻したり止めたりしては楽しんでます。「ひよっこ」の綿引さん出てたのキャラが違いすぎてしばらくわかんなかったわ。

朝ドラ「わろてんか」は早々と嫁いびりのあたりで脱落。
笑いのドラマのはずなのにぜんっぜん笑えない。ヒロインの笑顔が不自然。桃李くんは好きなのに藤吉がダメダメすぎてイライラする。「純と愛」も「まれ」もがんばって最後まで見たのになあ。

昼ドラ「トットちゃん！」。
子役はよかったけどやっぱりアザミの人がね。ただの元気な若い女の子ってだけで、黒柳徹子の天然で品がある独特の存在感がない。子役のときはあったのに。そう思うと「トットてれび」の満島ひかりトットはものすごく良かった。黒柳さんの今後が気になるから見るけどね。

あとは「三月のライオン」。
2ndシーズンになってじわじわとこの話の良さがしみてくる。初めはどうもノリについていけない感じだったのに、主人公の過去が少しずつ明かされたあたりからおもしろくなって。映画実写版も俳優さんたちイメージがぴったりなので早くレンタルして見たい。

台風の雨の日なので予定変更で「ブレードランナー2049」を見に行きました。
・・・途中までね。
上映開始から1時間も過ぎたころ。秘密が明かされ始め核心にせまりかけたところでブッブッと画面が途切れて。映像効果にしてはせっかくひたって見てるのに集中そがれるわーと思ってたら、何人かが席を立ち、スタッフさんが来て会場が明るくなり「大変申し訳ございません」と。
ええー！今せっかくいいところなのに！まだハリソンフォードも出てないのに！

初めは15分ほど待てば、という話だったけどどうやらそうでもなく。
若い20歳過ぎのスタッフのおねえちゃんやおにいちゃんをオヤジたちが囲んで「どうなるんだよ？」「ほかの劇場で見ろってことか？」と。
だいたいみなさん私と同年代？ってことは昔のを見たファンだよね？オヤジひとりで来てる人たちが多かった。
35年の時を経て公開された「ブレードランナー」の続編！公開されて初めての日曜日朝イチの「ブレードランナー」を見にきたんだもの、お怒りはごもっとも。

日曜の朝の8:45から3時間弱の長尺のため、私だって体調を整えて臨みましたよ。途中でトイレ行きたくなったり寝てしまったりしちゃいけないと思って。朝だって休みなのにいつもと同じく早起きして来たんだからさ。コーヒーも飲まずに。
スタッフさんたちは悪くないけど、オヤジたちのように「返金すればいいってもんじゃないよ！」と一言言いたい気持ちはわかるね。ファンじゃなくてもこうなんだから楽しみにしていたファンならどれほど？と思う。

1982年の「ブレードランナー」は見てない。
そのころは「スターウォーズ」とか「インディジョーンズ」のころでハリソンフォード好きだったのにどうして見てなかったかは不明。若い女子にはマニアックすぎると思ったのかも。
今回予告を見て初めて「あれー？ハリソンフォードだー」と思ったくらい。

見に行こうかなと思ってネットで感想など見ると「前作の世界観をふまえた上で」とか「見てから行ったほうがいい」とか。
で、予習してから行きました。ストーリー、人物などざっくり情報収集してDVDもレンタルして。「ブレードランナー」軒並み貸し出し中だったけど「ブレードランナー クロニクル」ってのが1本残ってて、コレ3本収録されて6時間もので108円のびっくり価格。

さすがの「SFの金字塔」でコアなファンが多いのかな？35年来のファンが多く「劇場版」「ファイナル」「完全版」とか何本か編集違いのものがあるみたい。
DVDを見る限りでは「スターウォーズ」や「レイダース」みたいな冒険活劇ではなかった。1982年から見れば近未来の2019年設定。雨の降りしきる暗い画面、チャイナタウン？日本風な混沌とした独特の街並み。1982年の「ブレードランナー」はちょっとそれほどとは思わなかったのが正直なところ。

でも。あの世界観をふまえた上で今回の「ブレードランナー 2049」を見ると、確かにあのお話の30年後でぐいぐい世界観に引き込まれていった。映画館の大画面だからってのもある。映像キレイ。前に出てきた人が出てたり前作でのモチーフが使われてたり、これは確かに前作見てから行ったほうが楽しめる。

主人公は「ララランド」のライアン・ゴズリング。冒頭、2049年にはその嫁(オタクの人はフィギュアとかゲームやアニメキャラのお気に入りを嫁っていうよね？)がこんなふうな理想のものになってるのかと感動を覚えました。
これじゃ生身の彼女とかめんどくさくて少子化が進むわけだよ。といってもライアン・ゴズリングもレプリカント設定だけどね。

あーでも残念！話の続き気になる！
今回の分はクレジット決済はされずに無料招待券をもらってしょうがないので帰宅。

期日前投票に3回行ったけどやらずに帰宅。
もうこれじゃ当日台風の中行くしかないよ(泣)

1度目 木曜日17時半すぎ
雨続きでポメ子もお散歩できないので選挙やっておくかとポメ子を乗せて期日前投票の区役所へ。
私の地域の投票所は住宅地の中の小さい保育園で駐車場なし。歩けば1キロ弱。車なら路駐。それがイヤなので選挙はいつも何かのついでに駐車場が広い区役所へ行く。ふらっと寄ってサクっと投票、それが期日前投票のイメージなのに。

区役所ロビーごった返していてディズニーランドみたいにコーンとバーで仕切られた順路にみなさん並んでいる。「最後尾」「30分待ち」とのプラカード。
えー？30分も待ってらんないよとそのときは帰宅。ポメ子を車で待たせてたし。あとで思うとこのときやっちゃえばよかった。

2度目 金曜日15時すぎ
降り続いてた雨も上がり買い物ついでにまたまた区役所へ。木曜日は17時半すぎだったからお仕事帰りの人もいて混んでたんだろうと思い仕事帰り夕方になる前に、と。
・・あまかった！みんな考えることは同じらしく区役所周辺があっちもこっちもすでに渋滞。臨時駐車場もあるのにみんないっぱい。15分ほど待って駐車場に入る。でも入り口からもう人があふれてる。外からも見えるプラカード「60分待ち」。ええーー！

駐車場には介護施設のワゴンも止まっていたし杖をついたり車イスの高齢者も入り口に向かっていた。あの人たちも60分も待たされるんだろうか？杖のお年寄りなんて座るイスとかないとムリでしょう。
さて日曜は台風なので駐車場のない投票所には行きたくない。でもここで60分も待つなんて。土曜はもっと混んでるのかなと思いつつ帰宅。
ちょっとあせる。選挙はお祭り、お祭りは参加してこそ！と思うので。

3度目 土曜日14時半すぎ
ダメだよねーと半ばあきらめつつ仕事帰りに車を走らせる。またまた周辺道路大渋滞。夕方から出かける用事があるので待てない。あきらめて帰宅。

今回は「投票日は台風が来るので期日前投票を！」との呼びかけのためこうなったのか。みなさん呼びかけに応じて期日前投票に行った結果、人があふれて投票したくてもできないってことになってるのか。せめて待ち時間くらい役所のサイトで教えてくれればいいのに。

いやいや、そもそも当日割り振られてる投票所に駐車場がないってことがいかがなものかと思う。私だけじゃないよね、こういうの。
保育園とか小学校とかそんなにそんなに車を置けるわけでもないだろうし。

イオンなど駐車場が広くて何千台も入るような巨大ショッピングモールを期日前投票の投票所にしてくれればいいのに。
期日前、というか今どきオンラインなんだからスマホで投票、はムリとしてもどこでも好きな投票所を選んで行けばできるようになっていればいいのに。
ということで投票日はあした。降雨100パーセント。

2クール続いた朝ドラ「ひよっこ」昼ドラ「やすらぎの郷」が終了。
どちらも後半急速に失速した感があって「あー終わったか」って感じ。
ひところは他のドラマよりこの二つが楽しみで「ふたつとも9月末で終わっちゃうな。さびしくなるな」と思ったのに。ロスにはなりません。

「ひよっこ」。中盤まではいいドラマだったんだけど。奥茨城の田園風景と人間関係、向島電気での高度経済成長の日本を支えた若者たちの懸命さが微笑ましく、何者かになるでもないヒロインの毎日を丁寧に生きる姿勢が好ましくて。

大女優世津子さん出てこなくて良かったんじゃない？
どうにも世津子さんの一件が私の中ではモヤっとしたまま。2年半の間に何があったのか。「言わない(世津子)・聞かない(美代子)・ちゃんと話したい(実)」ってのはなんかあったからでしょ。と思う。
スキャンダルで週刊誌に追いかけられてたのに簡単に女優復帰したのも、復帰してからもあかね荘にいるのもどれもこれもギモン。
すずふり亭にみね子家族が来たときもあかね荘に住んでたはずで、普通の感覚ならすぐ隣に世津子さんが存在って実も美代子も知れば心がザワつくはず。それを知ってる周囲の人たちも平静ではいられないと思うんだけど。おとうちゃん行方不明おかあちゃん心労の原因の世津子さんとわだかまりなく仲良くできるみね子ってちょっと理解できないね。

とにかくこの一連の世津子さん関連の話の転がし方が不十分なのは、朝ドラのサワヤカいい人ワールドの世界観と不倫的な匂いのするこの出来事が合ってないからで、実おとうちゃんも親切な老夫婦にでも拾われれば良かったのに。
・・朝ドラはちゃんと視聴しようとは思わずに「ながら見」くらいにするのが正しい朝ドラへの姿勢だということを忘れてました。

「やすらぎの郷」。うーん？？と思い始めたのはアザミのエピソードとハッピーちゃん強姦事件から。ハタチそこそこの若い女子が80過ぎたじいさんに満面の笑みで走ってきて抱きついたり恋愛感情持ったりしないよ。最後の最後でアザミが栄ちゃん先生を利用してたってわかって「ホレ、そんなことあるわけないでしょ」とこちらはこれで良し。やりたい放題だったね。
なんだかんだ言っても八千草薫姫はじめ往年の名優をおがめたことはとてもありがたいことだった。毎日中島みゆきの歌を聞けたのも良かったし倉本聰のドラマはみんな好きだしね。それなりに最後までおもしろく見たのでラストの怒涛のふりかえりシーンはちょっと感激。半年間伴走させていただきました、半年はやかったなーと自分の半年も振り返ったわ。

次作昼ドラは黒柳徹子の「トットちゃん！」。なぜか主役はアザミの中の人。「やすらぎの郷」でアザミにいい印象を持たなかったからあまり見る気になれない。
それに「やすらぎ」は高齢者があれこれやるから良かったのに「トットちゃん！」の予告は限りなく朝ドラっぽい。録画予約は入ったままだしテーマ曲が福山雅治なのでちょっと見てみようとは思うけど。