今月に入ったころからか左ひざが痛い。
歩くのは普通なのだが、痛くてしゃがめない。
階段を下りたり上ったり、立ったり座ったりがつらい。
ひざに厚い布地をぐるぐるまきにされたようで、もちろん正座もできない。

ついに私もじいさんばあさんと同じ「変形性膝関節症」の初期か・・・とがっくり。
老化によりひざの軟骨がすり減り40代より発症するもので、60代では3人にひとり、70代では2人にひとりがコレだそう。
じいさんばあさん、立ち上がりがつらそうだし階段もきつそうだもんな・・・。

私の場合、お仕事でしゃがむ動作が多いので知らず知らずのうちにひざを酷使していたのかも。
しゃがめず床の水ぶきができないお年寄りが多いからこそ、私たちの出番があるわけで。
腰には気をつけていたけどひざまでは・・・。
働かなくちゃ!とここ2年ほど来る仕事はこばまず、だったし。
・・・働きすぎたのか?

春は何かと物入りで稼ぎ時だけど、とりあえずしゃがむのが多い仕事を減らしてもらう。
そうすると、別に普通の生活をしている分にはしゃがめないことは思ったほど困るわけでもない。
イスの生活をすればいいし、家の階段はしょうがないが、外ではエレベーターやエスカレーターを使えばいいし。
そう思うと、やっぱり人よりひざは酷使していたんだろうなあと思う。

整形外科は行ってどうなるというわけでもないけれど、原因をはっきりさせるために行ってみた。
行くと、杖をつきながらやっとやっと歩いているおばあちゃん、車イスのおじいちゃん・・・私なんかスイスイ歩けてもうしわけないと思うほどの歩行困難な人たちであふれかえっている。
年をとるということは関節がうまく機能しなくなる、ということなんだな。
自分の体の重さをささえきれずに階段があがれない・・・なんて想像したこともなかったよ。

よくお年寄りが「きょうはひざが痛くて・・・がくんがくんするのよ」と言い、「大変ですよね。寒いからよけいそうですよね」なんて返していたが、私はさっぱりそのつらさがわかってなかったんだなと今思う。
ひざの痛みは、年をとればとるほど「このまま歩けなくなるのではないか」という不安につながる。
痛みそのものよりもその不安におしつぶされそうになる。
私でも夜中の3時ごろふと目覚めて「このまま働けなくなったら?歩けなくなったら?」と考え始めると、もう不安でたまらない。
80代のお年寄りだったらなおさらだろうな・・・。

レントゲンをとったらひざ関節は加齢により減っている気配はあるが半月板とともに特に問題なかった。
「じん帯かな?湿布をはって様子をみて、2週間してまだ痛みがあったらまたきてください」とのことだった。
・・・変形性ひざ関節症じゃなかった。ほっ。

それでもひざは曲げると痛いのでしばらくはイスの生活。
「もう曲げるとひざが痛くてさー。これじゃあ春になっても草とりもできないし、野菜も植えられないよ。庭仕事ができないよ。新聞だってしばれないしさ」。
息子にそう言う。
すると息子、「じゃあ『語り』もできないね」。
・・・語り?
私をふくめて主婦友たちがコンビニの前でしゃがんで『語って』いる様子が目に浮かび笑ってしまう。
「アンタたちと違っておかあさんたちはウンコ座りしませんから」と私。

その会話を聞いていて娘も何か気の利いたことを言わなくちゃと思ったらしい。
多少カミながら「き・金魚すくいもできないね」。
・・・金魚すくいーー?
どこからその発想が?
たしかにお祭りで金魚すくいやヨーヨーつりもできないけどさー・・・。

理科のテストで「ネコはたまごで生まれる」と解答し採点する先生をなごませたという娘。
小学生のときは「豊臣秀吉はなんと呼ばれたか?」みたいな問題(正解は「摂政」or「関白」だったか)で「さる」と書いていた・・・。
ナイス天然!である。

ねんきん特別便

2008年3月11日 日常
「ねんきん特別便」が届いた。
今年の3月までに届いた人は「宙に浮いた年金の持ち主の可能性が高いので要注意!」というアレだ。

来ると思ってたんだよね。
姓が変わっているし何度か仕事も変わっているので、年金がどうなっているのか一度きちんと調べておかなくちゃと思っていた。
もらえるものはきちんと取り逃さずもらわないと!

早速関係資料を取り揃えて社会保険事務所へ行く。
ネットで場所と開庁時間と各支所の混み具合を調べ、近場で一番ラクに行けてすいてそうなところへ。
9時からかと思ったら「8時30分から」とあるので、8時20分には到着するように行く。

親切に大きな看板が出ているのですぐわかった。
受付すると、20センチ×15センチほどの厚紙に書かれた番号札を渡されてイスに座って待つ。
この時点で私が4番目。
場所や時間帯によっては2時間待ちもザラだそうだが、すぐ終わりそうだな。
早く来てよかったー。
なにしろ、待つ・・・といっても銀行や病院みたいに週刊誌や雑誌がおいてあるわけでもないし、イスに座れるのもせいぜい20人程度。
テレビは電波が悪くてザーザーしているし音声も聞き取れず、時間帯からしてかろうじて「ちりとてちん」か?と推測される程度。
こんなところで2時間も待たされたんじゃたまったもんじゃない。

8時35分には順番が来て呼ばれる。
こちらの書類とあちらの記録を突き合わせて「空白期間」の確認をする。
私の空白期間は3箇所。
年金は20歳から、なので「20歳から22歳の3月卒業までの学生である期間」がひとつめ。
学校に勤めていたときの分は「公立学校共済組合」の管轄なので年金記録には載らないが、それはあとでそちらから連絡がくるという。
結婚退職にともなう「3月で退職して5月に結婚するまでの一ヶ月間」がふたつめ。
転職にともなう「退職して就職するまでの一ヶ月間」がみっつめ。

あーなるほどね。
結婚前に仕事をやめてふらっとしていた一ヶ月、とか転職するときに仕事を探していた一ヶ月、とか、確かに何の手続きもしなかった。
こういうのって女の人はけっこう多いんじゃないか?
私の場合は、前に仕事するときに前職・前々職の在職証明書をもらってあったから確認するだけでよかったけど、職を転々としたら記憶もあやふやになっちゃうよなあ。

その空白期間については、満額もらいたいのなら60歳になった時点で払えばよいとのこと。
「満額っていくらなんですか?」と聞いてみた。
「79万2100円です」と事務所の人。
えっ。
・・・79万?一年間で?
単純に12で割って、一ヶ月6万5000円程度で暮らせと?
・・・ムリ!!!

国民年金ってこんなくらいなんだ・・・。
物価だって計算式だってこの先どうかわからないけれど、普通に現時点で考えたって、一ヶ月6万5000円では生活できないでしょ。
アパートも借りられないよ。
ダンナの厚生年金がちゃんとあって、自分の年金はおこづかいに、というならそれもわかる金額だが。
ダンナの年金だってどんなもんかわからない。

というか、私はコドモが自立したらリコンするんだよ!
それ以外に明るい老後はない。
でもコドモが自立して実家に帰るとしたって、冬の灯油代が2万もかかる地方なのに6万じゃあ・・・。
今はコドモの教育費のためにリコンできず、さらには自分の生活のために、あのつまらない男とずっと暮らさなければならないのか?

「まあ、まだずっと先のことですけどね」と事務所の30代と思われる男性は言った。

帰りの電車の中で考える。
ずっと先のことなんかじゃない。
だって、今16歳の息子が生まれたころ・14歳の娘が生まれたころ・二人の子育てで大変だったころ・仕事で忙しかったころ・・・振り返って考えると駆け足で走ってきたこの16年間。
16年前は「つい最近のこと」に思える。
私が60歳になるのは、その過去をさかのぼる16年よりも短い期間で到達する将来だ。

人生は「進行方向に向かって後ろ向きに乗った電車」と同じ。
過ぎ去った景色は見わたせるが、この先の将来は一歩先でも見えない。
見えないから「ずっと先」だと思うけど、そうじゃないんだ。
少なくてもあと8年は、コドモたちの学費を稼ぐのに精一杯だろう。
コドモたちが二人とも無事就職したときにやっと一息つけるんだろうが、そのとき私は何歳?60歳まであと何年残されている?
そう考えると「60なんてずっと先」じゃないんだよ。

「ねんきん相談」が終了したのは8時50分。
トイレ行ったり貼ってあるお知らせを見たりして9時。
まだ店もあいてないじゃん。
そのころになると待合のイスはもう座れず、「9時からじゃないの?」と言いつつ朝っぱらからの混雑に驚いて駆け込む人多数。
行くなら、朝イチがおすすめですよ。

雛の家

2008年3月2日 日常
←雛のつるし飾り。カワイイ♪来年は飾りたい♪

ダンナ亡きあと悠々自適なひとり暮らしをしている老婦人はとっても多い。
先日訪問したKさん。
いたずらっぽい笑顔で「ちょっとこっちに来てみて」と言うKさんに誘われるままに行った和室のふすまの先には・・・。

お雛様の豪華な七段飾りと三段飾りが並べて飾ってある。
その向かいには対の親王飾りが2セット。
小さなのまで含めると8セットの雛飾りが和室いっぱいに飾られてる。
雛のつるし飾りもかわいらしい。
桃の花や菜の花も生けられ、緋色のもうせんも目に鮮やかで、ちょっとした民芸館のようだ。

「うちは女が多くてねえ、この前のお休みに娘やらお嫁さんやらみんな集まってみんなで一日がかりで飾りつけたのよ」と。
「みんなお雛様は持ってるけど飾る場所もないし出すのもしまうのもめんどうで、ずっと何年も出してなかったの。でもそれじゃあかわいそうということになってね。うちなら一部屋和室が空いてるからって」とKさん。
「そのあとね、みんなでちゃんとしたちらし寿司(すし太郎なんかじゃなくて)を作って、ひなあられも手作りして白酒飲んで・・・まるで娘たちが小さいころみたいで楽しかったわあー。男がいなくてこれまた極楽よー」と。
華やいだ笑顔のKさんは少女のよう。

ああー・・・そうだよなあ。
忘れていた記憶がざざーっとよみがえる瞬間。

私も小学生のとき七段飾りのお雛様を買ってもらった。
お顔や手はプラスチックでできていた記憶があるからそれほど高価なものではないだろう。
それでも、五人ばやしや怒り上戸・泣き上戸のお二人もひかえていた。
真っ赤なもうせんは手触りがよくて何度もなでたものだったし、お雛様の小さなお茶道具や針道具は見るだけでわくわくした。
官女たちが持つこれまた小さなひしゃくや三方なども手からはずして、その小ささにうれしくなったものだった。

確かに出すのもしまうのもめんどうだったけれど、ひとつひとつ人形を箱から出したり小さな楽器やお道具類を人形の手に持たせたりするときのわくわくした気持ちは今でも思い出す。
母といっしょに雛祭りの段飾りをしつらえるとき、もうすぐ北国の長い冬が終わり春が来るなあと思ったものだった。

レンコンやゴボウやニンジンから作るちらし寿司は子供にはあまり好きなものではなかったけれど、今思うと本当に手間がかかる料理だったのだということもわかる。
中学生や高校生になりいつのころからかそんなことも面倒になり、母も飾り付けに私を誘わなくなり、そのうち面倒な雛飾りも出さなくなり・・・
きっと私の雛飾りは今も実家の物置に眠ったままだ。

中学生の娘をもつ今の私には、当時の母の気持ちが手に取るようにわかる。
私と違って母はグチのひとつも言わなかったけれど、きっと雛祭りを子供のころほど喜ばなくなった娘に寂しさを感じていたんだろうな・・・。

うちに飾られている娘のおひなさまは、母が女孫に送ってくれたもので、ガラスのケースに入っているものだ。
三段飾りで三人官女もいるが、作り付けで道具類もすべてセットしてある。
ガラスケースごと箱から出すだけだから手間いらず。
3月生まれの娘は誕生会も雛祭りもいっしょで、毎度すし太郎のちらし寿司とはまぐりのお吸い物、好物のから揚げ。
イマドキは錦糸卵だってちゃんときれいに切ったものがパック詰めされているので、ごはんにすし太郎をちゃちゃっと混ぜて、できている錦糸卵と桜でんぷを散らし、イクラなんかをちょっと乗せればごちそうの出来上がり。
はまぐりだってカワイイひな祭りの紅白はんぺんあられだって生協の冷凍品。

居間のガラスケース越しにすましたお顔のおひなさまを見ても、幼いころのような高揚感を感じられないのはなんだろう。
とりあえずひな祭りだし、あるからお雛様飾りました。
散らし寿司も作りましょう。
ケーキもかわいいのがあるから買ってきましょう。
桜餅もひなあられも季節限定だからいただきましょう。
簡単・便利。・・・うーん。

母といっしょにひとつひとつ雛飾りを飾ったり、ゴボウやレンコン、錦糸卵を刻む母の手を台所でじっと見ていた幼いころの自分を思い出す。
・・・なんというか、娘の成長を喜ぶそういう準備のひとつひとつが「雛祭り」だったのだ。
・・・私は娘にそんな体験をさせてきたか?

便利だけど何か違う。
Kさん宅で聞いた話から幼いころの雛祭りを思い出し、娘の雛祭りがただのイベントだったことを思う。
いやいや雛祭りだけじゃない。
季節の行事はやっぱり意識して子供世代に伝えていかなくちゃとあらためて思う。
その体験はあとで必ず人生の根っこの部分を支えることになるはずだから。

美尻パンツ

2008年2月20日 日常
新聞を回収用に束ねていたときのこと。

毎週末に入るユニクロの広告が出てきた。
いつもはそんなにマジメに見ないのだけど、休憩しつつ眺めていると・・・。

「美脚&美尻パンツ」の文字に目が止まる。
意味はわかる。
広告の写真のおねえさんは足も長くてヒップもキュッと上がっていてかっこいい。

でも、「読み」は?
「美脚」は「びきゃく」だな。
・・・「美尻」は?

まあたぶん「びじり」なんだろうな。
でも濁音が続いて響きが良くない。
それにこれでは「重箱読み」だ。

漢字には「音(おん)読み」と「訓(くん)読み」がある。
たとえば、「美」なら「ビ」が音読み、「うつく・しい」が訓読み。「脚」なら「キャク」が音読み、「あし」が訓読み、といったように。
「美脚」のように漢字を重ねた漢語は「音読み+音読み」が一般的だ。

たまーに例外としてあるのが、「重箱(ジュウばこ)」←音読み+訓読み、「湯桶(ゆトウ)」←訓読み+音読み、などの漢語の読み。
これらはそれぞれ特別なので「重箱読み」「湯桶読み」と呼ばれる。

「美尻」が「ビじり」なら、重箱読みだよなー。
「尻」は音読みで「コウ」と読むらしいが、「ビコウパンツ」じゃなんのことやらまるっきりピンとこないし。

などと新聞広告の整理をしながら、そばにいた娘にブツブツ言っていたところ・・・。

娘、「もーわかったからさあー、おかあさん、ちょっと見せてよ」。
手渡された広告をじっと見たかと思うと、娘、顔をあげキッパリと、
「・・・びケツパンツ!!!」。

あっ。なーるほどね。
それなら意味もわかるし心にストンと落ちるじゃないの。
自信満々の一言にナットク。

注・「尻」に「ケツ」という音読みはありません。

CO-OPがんばれ

2008年2月12日 日常
生協の宅配の品物といっしょにおわびのお手紙が届く。
いやー、生協さんも大変だよなあ・・・。
「安全」をウリにしているのに、去年のミートホープの事件といい今回のギョーザの事件といい、あってはならないことだ。

生協の個人宅配はコドモたちが小さいときからずっと。
カタログを見ながら注文書に記入した商品が週に一度届く。
不在でも発泡スチロールのお届け箱に入れて玄関先に置いていってくれる。

私の場合、「食の安全」というより「便利さ」で生協の個人宅配は欠かせない。
食品全部を生協品でまかなうわけではなく、必ず購入する牛乳やパン・重い缶詰やレトルト食品・肉や魚や半調理品の冷凍食品などを購入する。
野菜は「地産地消(ちさんちしょう←地元で生産されたものを地元で消費する)」ということで、近所の直売所で。
その他は、安いドラッグストアでまとめ買いしたり会社帰りに必要なものだけ買いにスーパーに寄ったり。

去年のミートホープ事件の「牛肉コロッケ」は、よく買っていた商品のひとつだった。
今回の「CO−OP手作り餃子」もときどき買っていた。
ギョーザに関していえば、同じ生協品でも地元の工場で作られた「香港ギョーザ」のほうが買う回数は多かったけど。
だから、なじみのあるパッケージがニュースで出てきたときにはびっくり。

コロッケとかギョーザはおいしいが、手作りすると手間がかかる。
その点、冷凍のものが冷蔵庫にあれば急いで食事の支度をしたいときとっても便利。
特に冷凍ギョーザはとっても重宝で、冷凍庫には欠かせない。
焼いてよし、揚げてよし。レンジでチンするだけでもよし。
野菜といっしょに煮てギョーザスープにしてもいい。

食材がないときや野菜を刻むのがめんどうなとき、よく作るのは「ギョーザチャーハン」。
冷凍ギョーザをレンジで温め、キッチンばさみで3つくらいに切る。それをごはんといっしょにいためて醤油と中華だしで味付けするだけ。
「これはウマイ!」の一品に。
キムチがあれば、キムチもいれて「ギョーザキムチチャーハン」に。
30個入って398円だったか、CO-OPのギョーザは超便利な一品なのだ。

実は今回も「・・・もしかして返金が?」とちょっと期待していた。
「牛肉コロッケ」のときは過去5年間の購入履歴を調べてくれて、買った分が戻ってきた。
豚の心臓だかなんだか混ぜ込まれてたらしいけど、うちは毎度買って食べていたので4000円ほどバックされた。
購入者全員の過去にさかのぼって返金する、ってこれは大変な労力と痛手だったと思うが・・・。

今回の事件の返金は「昨年11月1日より購入された方」とのこと。
うー・・・最後に買ったのは夏休みのころだったな。
ダンナがたまたま「コレはいつもの香港ギョーザよりおいしくないな」と言ったので覚えている。
ということで返金はなし。

とにかく、「食」はやっぱり自衛しなくちゃなー。
安いには安いの理由があるってことを認識すること。
「地産地消」を心がけ、国産できれば地元産のものを食べること。
でも自衛にも限界があるよなー。
「生協だからだいじょうぶだろう」となんとなく思っていても、今回みたいなことがあるし。
コロッケとかギョーザみたいな混ぜ混ぜになっている食品は、何が入っているかわからないし。

今回は生命にかかわることなので生協さん大打撃だろう。
一刻も早く真相を解明していただきたいと思うし(一部、食品テロとのウワサもあるよね?)、生協さんにはやはり「食の安全」を追及してもらいたい。
生協がなくなっちゃ困る!
私は「CO-OPたすけあい共済保険」にも入ってるんだよ。
滞りなく保険業務が行われるためには加入者がいなくちゃなあ。

ということで、本日も生協の冷凍品を利用した「さわらの西京漬け」で焼き魚定食です。

逃した金運

2008年2月9日 日常
あれあれという間に2月も半ば。
占い関係で、今年の私は金運がいいはずだったのにさっぱりだなあー・・・と思っていたら。

先日、セルフのガソリンスタンドに行ったときのこと。
めずらしくレジには3人ほど並んでいた。
原因は、バイトらしきオネエチャン。
目がすっかり隠れるほどの茶髪の長い前髪、手の甲が見えない長い袖口。
接客なのに、いかにもけだるそうでトロトロしている。
これじゃあこのスタンドの印象も悪くなっちゃうよなあー、上の人はもうちょっとなんとかしてやれないのか・・なんて、そのガソリンスタンドの経営まで心配しつつ、支払いまで待っていた。

「3160円(まあこんな数字だった)になりますぅー」と甘ったるい鼻にかかった声。
・・・満タンじゃないから3000円いかないかなーと思ったのになあと思いつつ、財布の中から千円札4枚を出す。

そこで・・・オネエチャンがのたのたと出してきたおつりは5000円札と小銭で840円!
えっ。この状況は。
一瞬では理解できず。
自分が5000円札を出して、5000いくらかのおつりが戻ってきたなら「一万円札と5千円札を間違えたんだな」と思うが・・・。
なにゆえ、1000円札を4枚出して5000円札のおつりが?

いやいや、もしかして私が一万円札を出しちゃったかな?
とも思ったが、そんなことは絶対ありえないのだった。
カナシイことに1万円札が財布に入っていたことはないと断言できる・・・。ないんだもん。

ネエチャン、おつりを間違えたんだ!

おつりが乗せられているトレイで燦然と輝く5000円札。
のっぺりした樋口一葉に微笑が宿る。
ど・ど・どーしよー。

給料日までまだまだ日があるというのに、コドモのレジャーにお金が消えてしまい心もとない。
ここでこの5000円があったら・・・。
そこでハッと気がつく。
これは神様が私にくれた幸運なのかも。
そういえば「今年はお金が知らず知らずのうちに舞い込んでくる」っておみくじに書いてあったっけ。
これがそうなんだ!

・・・いやいや。ダメだ。
マルエツのレジなどと違い、ここでは会員カードを出している。
あとで「不当に受け取った」などとされるのもイヤだ。
それよりも、これは神様に試されているのかも。
ほら、昔から「おてんとうさまが見てる(人の目がなくても天から太陽が見ているからいつでもどこでも恥ずかしくない行動を)」って言うでしょ?
そうだそうだ。人の道にそむいてはいけない。

でも、5000円っっっ・・・!ほしいっ!
おつりを受け取る3秒ほどの間に思考が交錯する。

5000円札に手をかけ、「これは・・・。千円札4枚出したので、おつりは小銭だけで」。
きょとんとするネエチャン。
なんだよ。わかってなかったんだ。
「あーごめんなさーい」という笑顔を期待したのにそれもなく、「あっ。・・ああー」と薄い反応。

ううーん。
もらっちゃえばよかったのか?
あとで考えれば、会員カードがあったからといって私がおつりをパクったなんて特定できるわけじゃないしなあ。
小心者なもんで惜しいことをした、という気持ちが残る。
今回の場合、神様に試されたのは「人間として正しい行動をするか」ではなく、「目の前に提示された幸運をつかめるか」だったのかも。

冬ごもり

2008年2月6日 日常
冬ごもり
←枝一本一本に雪。キレイ。

きのうは立春らしい日差しが気持ちよかったのに、きょうはまたまた寒い。
せっかくのお休み。
でもこう寒くっちゃ何もする気になれなーい・・・。
掃除機をちょろっとかけただけで、家事もせず買い物も行かず家の中。
雪もちらつき始めて、あしたの朝もどうなることやら。

先日の「関東での2年ぶりの大雪」には困った。
大雪ったって数センチなんだけどね。
仕事で車を使うのでどうしたもんかと思ったが、45分かけて歩きで出社してみると、けっこうみなさん車で来てるじゃないの。
しかも普通タイヤで・・・。
ありえないから!
雪の怖さを知ってるだけに・・・スタッドレスじゃなきゃ走れません。

雪の次の日の朝なんて、幹線道路はともかくちょっと住宅街に入ると路面はつるっつるでアイスバーン。
実家の北国では普通の雪かきの習慣はこちらにはないので、雪は半分溶けてぼこぼこザクザクのまま凍ってしまっている。

会社までの4キロ弱の道のりの中で、すっころんでる人を7人見た。
バイクや自転車はズザザーっと景気のいい音をたてて、流れるように転んでるし、ヒールのねえちゃんは横断歩道の真ん中で思いっきり転倒してるし。(←雪の日のバイク・チャリ・ヒールは自殺行為)
中学生はキャーキャー言いながら3人まとめて転んでたし。
いざ会社の車に乗ろうとしたが、鍵穴が凍っていて差し込めずドアもすぐには開かない。
ああーなんかこういうのって北国にいたとき以来だから20年ぶりの感触?
それでも会社の車も普通タイヤなんだよね・・・これでフツーに行けってことだ・・・(泣)。

マイカー用にスタッドレスやチェーンを用意するだけの経済力の余裕もなく。
だって必要なのは年に一度か二度だもんなあ。降らない年だって多いし。

雪が降ってウレシイのはせいぜい中学生までか。
息子は「オレも雪で喜ぶようなトシじゃなくなったな・・・」とボソリ。
などと言いつつ、本日は県立高校前期入試日で休みのため、この雪の中、極寒の「富士急ハイランド」に出撃している。
・・・雪で絶叫系は乗れないだろ?
後期入試の日には泊まりでスキーに行くというし、扉の先にいるセンパイたちはこうして受験の日に遊び歩いていたってことなんだな。

コドモの遊び金の捻出のために、母はお出かけもできず(出れば金を使ってしまう)家にこもっているしかありません・・・。
人に会うのもめんどうで、ここのところ冬ごもり。
今年の冬は特に寒い・・よね?トシのせいだけじゃないよね?
会社と家の往復人生。ああー。

中国からの花嫁

2008年1月26日 日常
週に2、3人ずつ職場には「学生さん」が来る。
訪問介護員の資格を取得するためには、3日間の施設での実習と1日間の訪問介護の実習が必要だからだ。
学生さんは一日、先輩ヘルパーについて行って現場の様子を見つつ、時にはいっしょにお仕事をする。

朝、会社に行って、事務所の長机に緊張した面持ちの見慣れない顔が座っていると「あーきょうの学生さんか」と思う。
きょうはずいぶん若いな、とか、きょうのはオバチャンだなーとか。

学生さんを連れて行く担当のときは、前もってわかっていることもあるし「きょう磯野さんね、お願いね」などと急に朝言われることもある。
個人プレイがキホンのお仕事なので、たまに人といっしょに回るのは変化があってけっこう楽しい。
老若さまざまな学生さんを担当してみると、気さくなオバチャンの学生さんがいっしょに回っていてラクかな。
家事は手際がいいし、じいさんばあさんへの接し方も年の功でじょうずだし、同じ主婦として「コドモに金がかかるー」と世間話もできるし。

おととしあたりから施設には外国人ヘルパーが見られるようになったという話は聞いていた。
最近うちの会社にもちらほらとフィリピンやタイ、中国からの学生さんが来るようになった。

先週のこと。
「あした磯野さん、学生さんね」と言われていたので、そのつもりで出勤。
緊張した顔で座っているのは、山田優を小柄にしてぽっちゃりさせたような30ちょい前くらいの学生さん。
「おはようございます。よろしくお願いします」とあいさつするその話しぶりで・・・うわーどうしよ、日本人じゃない。
社員さんに「中国からの方ね。主婦の方。あーだいじょうぶ。日本語話せるから」と紹介される。

そうはいっても・・・どの程度理解できるのかなー。
利用者さんとのコミュニケーションはだいじょうぶなのかなー。とちょっと心配。
ソレと同時に・・・こういうのは間違った認識だとあとで知るのだが、独身高齢男性のお見合いツアーなんかで知り合った人と結婚して日本に来たのだろうか?とか、つい考えをめぐらしてしまう。
でも、せっかくの国際交流のいい機会だから、いろいろ話してみよう!と移動の車中で会話のジャブを出す。

ちょっと話してみると、日本語はだいたいだいじょうぶのようだった。
会社にあった利用者さんのファイルも読んで理解していたので、漢字・ひらがな・カタカナも読める。
お仕事についていろいろ質問してきたりするので、取り組みの姿勢も前向きだ。
実際、仕事で家事をやってみると、なかなか手際もよく気も効く。
このお仕事は掃除・洗濯・調理・・とけっこう家事の部分も多いので、独身の若い学生さんだと何もできなくてこっちが困ることがある。

学生さん、結婚して日本に来て3年目だという。
日本語は日本語学校にも通ったし、ラジオやテレビで覚えたというがんばりやさんだ。
ご主人のご両親と同居していて、なかなかにかわいがられているようだ。
「ダンナさんのおとうさんおかあさんもトシなのでそのうちお世話することもあると思いましたので、介護の勉強しています。人の役にたつ仕事です」と殊勝な言葉に耳が痛い(←デキの悪い嫁)。
日本と中国のラーメンやギョーザの味の違いとか、初めて食べた納豆や梅干の味のこととか「食」の話で盛り上がる。

3件目のお宅で。
お話好きなおばあちゃんに「きょうの学生さんは中国から来たんですよ」と紹介する。
すると・・・おばあちゃん目がキラリと光り、私が聞きたいなーと思っていたストレートな質問を学生さんにぶつける。

ばあちゃん「ご主人とはどうやって知り合ったの?」。
学生さん「仕事で私の街に来ていました。大きい街なので日本の会社も日本人も多いです」。
・・・ああー。恋愛結婚かー。お見合いツアーじゃなかったな。
ば「知らない場所にきて寂しいでしょう?」。
学「飛行機で2時間半で帰れるし、パソコンのカメラでいつも話ができるから寂しくないです」。
・・・うわっ。そうか!情報機器の発達で世界は狭くなってるんだ。
ば「おとうさんおかあさんは、日本人と結婚するって言ったとき反対しなかった?」。
学「自分の考えで決めなさいって言われていて、ずっとそうだからだいじょうぶでした」。
・・・えっ。そうなんだ!

ば「あらまあー。おとうさんおかあさんのそばにいるごきょうだいは他にいるの?」。
学「いえ。中国は一人っ子政策ですから。私だけです」。

ここまで話して、私とおばあちゃんは顔を見合わせる。
そのおばあちゃんも一人娘を横浜に嫁に出したと寂しがっていたからだ。(電車で2時間で行くけどね)
私もやっぱり実家から離れたところに嫁に来て、今になって失敗したと思う・・なんて話していたし。(新幹線で2時間半ですが)

もし、娘が外国人と知り合って海外に行くと言ったらどうだろう。
いくらダンナさんがいるとはいえ、知り合いもいなくて言葉も通じない海外になんて・・・。
娘の身も心配だが自分も寂しいだろうな。
おばあちゃんも私も口をそろえて「日本の人たちならきっと、一人娘が海外に、っていうのは反対すると思うなあー」。
ばあちゃん「あたしなら血圧あがって心臓弱って倒れる。毎日泣いて暮らすと思うわあ」。

学生さん、ものすごく意外そうな顔をして、「反対する?反対したら言うこと聞きますか?」・・・聞かないよなあ。現に私がそうだったもん。
「だったら反対するの意味ないです」。
ああーそうか。国民性の違いなのかどうか、なるほどと思う。

テキパキとした学生さんの動きや人懐っこい表情に、おばあちゃん、あとで私に言う。
「ご主人のおとうさんもおかあさんもあんなお嫁さんなら安心だね。へんにツンツンしてプライドが高い日本の嫁より良かったかもね」。
・・・まったくその通り。
何がいいか悪いかなんてわからない。
韓国や中国へのお見合いツアーで金で若い嫁を買ってくる、なんていう偏見が頭をかすめた自分が恥ずかしいと思った。

これから介護業界では中国や韓国・東南アジアからのヘルパーさんが増えてくるだろう。
私自身もフィリピンのヘルパーさんまたは嫁にお世話されるようになるかも。
へんな偏見は持たず、やっぱり人は話してみるもんだなあ。

新年雑感

2008年1月7日 日常
新年雑感
←実家での雪の年末の風景。それでも雪は少なめ。

やっと・・・ダンナの9連休が明け、無事日常が始まった。
しかもきょうは新年会で遅い♪
息子も娘も明日からの始業式を前にしてきょうから部活が本格始動だし。
ヤッタっっっ(←ガッツポーズ)。

収入を考えれば休んでる場合でもないんだけど、きょうはひさしぶりのひとりだと思いお休みに。
うれしいー♪
やっぱり私はひとりで好きなようにアレコレするのが好きなのよ。

年賀状や実家からの調達品を整理したり、思い立って台所を掃除したり、買い物に行きがてら雑誌のコーナーで立ち読みしたり。
午後からは撮っておいた映画「手紙」を見つつ、不覚にも山田くんとエリカ様に泣かされ・・・。

雑誌の運勢を見ても、九星占いでも細木さんの占いでも私は2008年は良いらしい。
今までの努力が花開くときで金運も良いらしい。
おまけに正月に引いたおみくじも「大吉」で「よろづよし(すべてが良い)」と書いてあった。
そう書いてあるのを見るだけでも、なんとなくやる気がでてくるもんだが、本当に本当だったらいいな。

現実を思うと、「努力が花開く」ったって一体何がどうなるのが花開くことなのか本人にも見当がつかず。
もうこれ以上悪くならなければいいってくらいで。
お金だって、今年は娘が受験生で塾の講習やら何やらでかかるだろうし、息子も部活の中心になり全国遠征や合宿がバンバン入りそうだし・・・。
実家の父母も75歳を過ぎ、老人だけの二人暮らしは年々心配になるし。
ダンナとの関係が改善されるとは全く思えないし。
決して良い要素はないんだけども。
金運がいいってことは、懸賞とか宝くじとかそういうのに当たる運が向くってことかな。
だったら、待ってるだけでは回ってこないので攻めの姿勢で行かないと、かな。

土曜も仕事したけどあしたからお仕事も本格始動。
去年は上半期にけっこう働いたおかげで下半期けっこうラクだったので、今年もそのパターンでいこうっと。
エコを心がけ、地球環境にもお財布にもやさしい生活をしよう。
年があらたまるたびにこうやってとりあえず気持ちの切り替えができる。
降ったばかりの雪みたいな気持ちになれる。
新年っていいね。

ねずみ年・2008

2008年1月5日 日常
ねずみ年・2008
←うちのネズミ

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしく♪

ダンナがずっと休みで困ります。

やっとお休み♪

2007年12月28日 日常
やっとお休み♪
←アイス石焼ブリュレ。
 ひえひえ&アツアツ&パリパリ&とろーり。おいしいー♪

お仕事年内ラストの日。
あしたから実家へ行くので仕事は午前中だけに。午後は所用。

きょうは年内最後の大安の日。
午前中に訪問した3軒とも、玄関先にはお正月の花が飾られ、カレンダーは新年のものになり、お正月飾りも飾られている。
29日では縁起が悪く31日では「一日飾り」となるので、きょう新年を迎える準備をするのだそう。
「昔だったら、近所とか親戚で集まって餅つきしたもんだったけどねえ」と。古き良き時代だなあー。

お年寄りは季節の行事を大切にして暮らしている人が多い。
私から見れば、一人暮らしで生活に余裕もあるとはいえなくてわざわざ別に何もしなくても・・と思えるようなお年寄りも、きちんと玄関にお正月のお花を飾っている。
1000円もするお花のセットは安い買い物ではないだろうに。
「お正月様を迎える」という姿勢が違うんだな・・・。

玄関を掃き清め、床の間を整え、障子を張替え、そういうことをひとつひとつしていく中で新年を迎える心持ちができていく。
そこには確かに「ハレ」が存在する。
見習うべきことだなあといつも思う。
世の中は「簡素化・合理化」で、いろんなことが省略されていく。
私のように「大掃除は暖かくなり水も気持ちいい春!」なんて言ってるのは、合理的なやり方かもしれないが何かが違うんだろうな。
やっぱり「文化の伝承」を意識して、大掃除をしておせちを作って年越しソバを食べつつ新年を迎えるのが正しい年末なのだなあ。

仕事帰りに銀行・郵便局(激込み!)を回り図書館に寄って帰宅。
部活帰りの娘が「肉食いたい!」と言うので、二人でお昼ひさしぶりに焼肉屋へ。
ダンナや息子と外食することはここ何年かなくなってしまったし、外食そのものがそんなに行く機会がなくなった。
大皿の肉の盛り合わせとご飯とチゲスープとキムチをオーダー。
「3,4人前」と書いてあったが・・・「こんなの二人分じゃーん!」と言いつつ娘、焼いては食べる食べる。
まあ育ち盛りだからなー。
息子なら大皿ひとりで全部いっちゃうかもな。

大皿を完食し「もっと頼む?」という娘に、「もっと食べたいなってところでやめとくのがいいんだよ。それよりデザート食べる?」とメニューをすすめる。
私が気になったのは「アイス石焼ブリュレ」。
焼肉店らしく、石焼ビビンバ用の小さめの石のうつわに焼きプリンが入り、その上にバニラアイスがのっている。
「熱い&冷たい」のコラボは、なかなかに極上である。
「がってん寿司」の知る人ぞ知るデザート「小江戸娘(熱いさつまいもに冷たいバニラアイス)」で体験済み。

豆腐のプリンも気になったので、そっちを娘にすすめて私はこの石焼ブリュレにしようと思ったが、娘もこっちだと。
同じの頼んでもつまんないしもしまずかったらどうすんだよ?と思ったが、結局ふたつオーダー。

うーん。コレはうまいっっっ!
というか、小江戸娘と同じく熱くて冷たいところがポイント。
ブリュレのとろりととろけるところと焦げてパリパリになったところも口の中でいい感じのハーモニーを奏でる。
石焼のうつわにブリュレか。そしてアイス!
考えた人はスゴイなー。

焼肉臭くなったところで、スーパーに立ち寄りあしたのこまごました買い物などして帰宅。
これから荷物、準備しなくちゃ。

みなさま。今年もお世話になりました。
ありがとうございました。
よいお年をお迎えくださいね。

一分間料理

2007年12月26日 日常
クリスマス関係は片付けたし年賀状は投函したし。
大掃除はうちは春なのでやらないし。
あしたからの合宿に息子を送り出せば、あとはちょちょいと片付けて娘と一足先に実家へGO!

一年を振り返ってみる。
めちゃくちゃだった磯野家の収支をこれからの教育費増大に備えて立て直しつつあること、が大きいか。
ダンナも反省の気持ちがあったからか、この一年はギリギリのタバコ銭だけでやってくれたので誠意は買うとしよう。
といっても、これから出費はますます増えるし税金や生活必需品は上がるし、この先ゆとりが出るはずもなく。
ダンナに家計をまかせてた私がホントにバカだったよ。
そう考えると、なぜ借金なんか・・・とダンナに対しての不信感と憤りでいっぱいで溝は決定的。

まあそれでも19年選手だった冷蔵庫と洗濯機を買い換えられたのもダンナのボーナスがあったおかげ。
冷蔵庫はフレンチドアになり庫内ひろひろで、あっちのものをこっちに移さないと入らない、ってことがなくなりストレス知らずに。
洗濯機もドラム式で一度に洗える量が倍になり、これまた手間が半減。
両方とも省エネタイプのもので、いつも使うものだから電気代・水道代がそれぞれ確実に安くなった。
買い換えられてよかったー。

それでも私が今年イチバンの買い物だった!と思うのは「活力なべ・ディナーパン」のセット。
ときどき新聞のチラシに入ってきて「家庭で料亭の味」「一分間調理」などとあるので、ここ数年気になるもののひとつだった。
よさそうだけど安いものでもないし・・・と思っていたが、500円玉貯金もたまっていたし、思い切って購入したのが10月。

使ってみてその実力には目を見張るばかり。
とにかくすごい!簡単・速い・便利!
唯一の難点は重いことかなあ。
買った10月からもう毎日のように使っている。これさえあれば料理上手になれる!
時間がなくてもすぐできてほんと重宝。

圧力鍋とフライパンの大きいのと小さいののセットだが、どれも大活躍で他のなべなどは使わなくなってしまった。
圧力鍋は、材料をざくざく切ってコップ一杯の水と調味料といっしょに入れて、沸騰して一分間。あとは余熱。
圧力がとれて鍋のふたを開けるとできているのには感動。
何十分もグツグツ煮てはしをさして火の通りを確認、とかそんな手間はいっさいなし。
カレーだってシチューだっておでんだって肉じゃがだってあっという間にできる。
骨付きの手羽だってモツだってものすごく柔らかい。
ピラフや玄米ごはんもおいしくできるし、魚も骨まで食べられる。
ビンボで食料が買えないときだって、実家からの支援物資のじゃがいもやタマネギの根菜類だけでもおいしく料理できるから助かる。

フライパンのでかいようなディナーパンは、水なしで野菜もゆでられるし大きいから揚げ物にも便利。
焦げ付きもいっさいなし。
しっかりふたが閉まる構造なので中まで熱が通る。レンジにありがちなパサパサ感がなくしっとりふっくら。
レアチーズケーキやアップルケーキなどお菓子類もおいしく焼ける。

クリスマスのチキンを温めたときは「こんなにおいしくできるの?」とみんなで感激。
毎年、だいたいは生協で調理済みの鳥モモ肉を買って温めるのが定番。
電子レンジで温めると、なーんか時間がたつとパサパサ。かといってオーブンでもいまひとつ。
ディナーパンで温めたら、いい具合に皮が焦げてパリッとして中はジューシーでやわらかく、今まででイチバンおいしくできた。

一分間調理で余熱でできるのでガス代も節約になってるはず。
残念ながら10月ころからは風呂やシャワーでもガスを多く使うようになったので、調理そのもののガス節約のほどは不明だけど。

年末年始にはダンナの車で実家になべセット運んでもらうかな?
茶碗蒸しも煮物もこれならさぞおいしくできるだろう。
ばあちゃんに買ってあげたいのはやまやまだけど、ちょっと重さがあるので取り扱いがムリかなあー。

クリスマスの風景

2007年12月23日 日常
クリスマスの風景
気分も盛り上がらないうちにクリスマスだ。

いつからかなー。
季節感がなくなって、月日のたつ早さに気持ちがついていかなくなったのは。

コドモが小さい頃はクリスマスは重要なイベントだった。
11月の後半には家の内外をクリスマス仕様に飾りつけ。
12月になるとコドモたちにサンタさんへのお手紙をかかせてほしいものをリサーチし、ひそかに準備する。
街がイルミネーションに彩られるようになると、年末年始の実家行きもあったから私も指折り数えて冬休みになるのを待ったものだった。
二学期が終わった解放感とクリスマスを迎える高揚感がいっしょになり、いやでも気分は盛り上がった・・・。

コドモが中学高校になると、冬休みだろうがなんだろうが部活がある。
こちらとしては家にダラダラいられるよりも「出勤」してくれたほうが気がラクなので、まあそれはいいのだが。
お昼も弁当を持たせることもなく、帰ってくればカップラーメンでも冷凍ピラフでもなんでもひとりで勝手に食べてくれる。
高校生は、部活のあとはしょっちゅうマックやラーメン屋でアフターしてくるので手間いらず。
確かにラクになった。

去年まではコドモたちといっしょに飾りつけしていたクリスマスのツリーやリース、外まわりの電飾など、今年は娘も忙しかったのでひとりで準備した。
飾ってあるのをみて、主婦仲間「あれー?磯野さんち今年も飾ったんだ。うちはもうやんないよ」と。
何人かに聞くと、男の子のおかあさんたちは「もうツリーも飾らないし、ケーキだって別に喜ばないからクリスマスはなしだよ」とのこと。
そうかー。そんなもんか。
確かにラクだけどそれもちょっとさびしいなあ。

中学生はともかく、高校生は友達と出かけたりするので予定が決まらない。
どうなのかなー。うちでケーキ食べるかなあーと思いつつ、とりあえず食事の準備だけはしておくかな。
今年は定番のチキン・パイ皮包みのシチュー・パエリア・サーモンのサラダ・シャンメリー。
「帰ってきたらケーキ作るから!プレゼントはラッシュのバスボムでよろしく」と言って娘も友達と出かけてしまったが、はたしてどうなのか?

・・・ダンナだけ、金も友達もないのでボヤっと家にいる。
なんかこういうのって何年か先を象徴しているようで気が重くなる。
夕暮れになり外のイルミネーションが点滅し始めた。
さてさて、ちょいとお料理の下準備でもしておくかなあ。

ロタ襲来

2007年12月18日 日常
ロタウィルスだかノロウィルスだか厳密な区別は知らんが。
学校関係とか介護関係では冬の風物詩とされる「吐いたり下ったりする集団風邪」の季節。
強い感染力を持つウィルスが患者の吐しゃ物や排泄物に含まれるため、集団でひとり出ると次々と感染するというもの。

小学校で仕事してたときもしょっちゅうあった。
つい1分前まで元気で走り回っていた子がいきなりうずくまったかと思うと、ゲロゲロー。
机の横にかけてある赤帽で受けたこともある。
冬になると各教室には使い捨てビニ手袋が置いてあって、何度その処理をしたことか。
介護業界に移ってからも何度かその処理をした。
でも、そんな前線にいたのに私は一度もうつったことはなかった。

「私だけはだいじょうぶ」なんてことはないもので・・・。
潜伏期間は1日から2日とか。
それはやっぱり「突然」だった。
忘年会があって家に帰ってきたのは夜中の12時すぎ。
普通に風呂に入って普通に寝た。
2時半ころ目が覚める。
なんか、ヘンだなー。眠いはずなのに頭がやけにさえる。
足が冷たくて眠れないなー。
そんなこと今までなかったのに・・・と思いつつ1時間ほどベッドの中で。

と、突然こみあげるものが。
ヤバっっ!とティッシュを5枚ほど引き出してまず口に当てる。
体を起こすともうダメ。
トイレに駆け込む。
・・・あー。ついに来たか。

それからは本当に教科書どおりの展開だった。
一時間おきに数回吐く。
そのあと下痢・・・。とにかくハラが痛いし寒気がする・・・。
熱はなし。

ちょうど日曜日でダンナと息子がいた。
娘は朝から一日部活で遠征。
「絶対うつすなよ!!!」という彼らのオーラがびしびしと伝わる。
アクエリ2リットルを一本とコップを置かれ、隔離される。
連絡はケータイ。
「何か食べたいものは?」とか聞いてくれてもよさそうなものだが。
どうせ何も食べたくないからいいんだけどさー。
・・・と思ったらそのうち、ダンナが気をきかせて栄養ドリンクとゼリー類などを買ってきてくれる。ありがたやー。

次の日の朝には、すっかり治まり「あれ?もう終わり?」。
3日くらいかかるかと覚悟してたのに。

ためしに朝、起きないでいたところ、黙々とダンナも息子も娘も起きてそれなりに準備してでかけていった。
あの人たちは私がしゃべらなければ無口なもんだから、なんの会話も聞こえず、ただ起きて食べて出てったってカンジ。
それでも、そのあと起きてみたら台所も居間もそれなりに片付いていてゴミも出してあり感心。
灯油も入れてある。
なーんだ。やればできるじゃん!
ダンナもこれで言葉があれば少しは救われるのに・・・。

その後、ハイターでトイレや洗面所・ドアノブその他消毒して掃除して洗濯して・・・。
まだかかると思ったから仕事はお休みだし、ぬくぬくとひきこもって本を読んだりドラマの消化をしたり。
こうしてほっこりと引きこもって過ごすのが私は好きだなーと再確認。

一日断食状態になったら、なんかもう添加物などで汚染された食物は食べたくない気分。
玄米ごはんとかただの温野菜とかそんなのでいいってカンジの腹具合です。

友情よりお金

2007年12月15日 日常
一週間はあっという間。
今期のドラマも終盤にさしかかる。

今回の金八シリーズは、一話完結っぽくてちょっとユルいかなーと思いつつも見ている。
先週のモンドのお話、今週のチヒロのお話はものすごくよかった。
今回のシリーズは世相に反映して、学校裏サイト・プロフ・チェーンメール・ネットオークションなどなど扱っており、「なんだかよくわからないけど何やら中学生の世界で起きてるぞ」感がものすごくよく出ている。

今週は、「友情よりお金」とつぶやき友達にお金を貸して利子をもうけたりモニターでかせいだりするチヒロのお話だった。
裏サイトがきっかけで、手錠・セーラー服・体操着etc.が嗜好のオトコの部屋に連れ込まれ、間一髪・・ではあったが。
そのシーンはなかなかリアルで、いっしょに見ていた息子も娘も思わず場面に釘付け。

娘の中学校でも「プロフなどで個人情報を公開すると思わぬ犯罪にまきこまれる可能性がありますので、注意」みたいなお手紙がよく渡される。
が、そんなの中学生にはピンとこないだろう。
100回言葉で繰り返されるより、こういう映像こそが「ああーキモイっっ!こんなことになったらイヤだっっ!気をつけなくちゃ」と思うんだよね。

そして、金八先生の授業。金八節全開で、考えさせられる。
クラスのひとりひとりに「お金で買える今一番ほしいもの」「お金で買えないもの」を考えさせる。
「ほしいもの」としては「スポーツカー」「犬」「優勝トロフィー」などがあげられていた。
金八先生はそのひとつひとつに「でも、実は本当にほしいものというのは、お金では買えないものなんじゃないか?」と問いかけていく。
「スポーツカー」がほしいという子には「実は本当にほしいのは、『かっこいい車に乗っていてすごいねと言ってくれる仲間』とか『そう言われていい気持ちになりたい自分』とかじゃないかな」と。

そのやりとりを見ながら、自分でも考える。
私がほしいお金で買えるものは何か?
その「ほしいもの」の裏にある「ほんとうにほしいもの」は何か?

・・・今ゆとりのお金があったら「Wii Fit(本体も)」か「ロデオボーイ」みたいなエクササイズものだなあ。
ひるがえせば「健康で美しい体」がほしいってことだな。
そしてどんな服でも似合って「若々しいね」という評価が人から得られること、そういうことだ。
・・・犬もほしいな。
ああ、これはきっと私は「癒し」を求めているんだ。
ハムちゃんじゃ小さすぎて物足りない。
ちぎれるほどしっぽをふって「おかあさん!おかあさん!」と甘えてくるふわふわの暖かい生き物。
コドモたちが大きくなった今、寄り添ってくる優しいぬくもりとか全面的な信頼を寄せられている感覚とか、そういうのがほしいんだ。

でも・・・。
そこまで考えて思考は一時停止。
ダメだ。私には「時間」がない!
フィットネスをしている時間も犬とふれあっている時間もない。
「Wii」があったって「ロデオボーイ」があったって、きっとホコリをかぶっているだけになってしまい、逆にストレスがたまる。
犬がいたってお散歩にいく時間もないし、いっしょにゆっくり遊ぶほどの時間もなくてかわいそうなことになってしまう。

だから、私が今一番ほしいものは「時間」だ。
時間があれば、もっといろんなことができる。
美容と健康のためウォーキングに行ったりストレッチしたりできる。
もっと読書したり映画を見に行ったり見逃した映画のDVDをレンタルして見たりできる。
庭にもっと四季の花や木を植えたり実のなるものを植えたりして、手入れの行き届いたガーデニングができる。
畑に野菜を作って、その畑のものや果実で漬物や焼き菓子を作ったりもできる。
主婦友たちとももっと交流ができるし、家の中だってもっと整えて気持ちのいい暮らしができる。
時間があれば、もっとあれもこれも・・・。

と。
ここまで考えて、また思う。
ちょっと待てよ。
「時間」がないのはなぜ?
・・・働いているから。
働いているのはなぜ?
・・・お金が必要だから。
やりがいとか世のため人のためとか、働く意味はいろいろあってもちろんお金だけじゃない。
でも、お金がほしいから、じゃなくて「必要」だから働かなくちゃいけない。
ということは・・・「時間」もお金で買えるのか・・・。
優雅なマダームならば、働かなくてもいいもんな。

そこで金八先生の授業に戻る。
「お金で買えないもの」として「仲間」「友情」「愛情」などあげられていた。
未来ある中学生に対して「お金で買えないものが本当は大切なものなんだよ」と教えることは間違っていない。正しい。
その通りだし、それがそれとして通る世の中であるべきだ。

でもね、キンパチ先生・・・今の私には「お金がなくても愛や友情があれば」なんて言い切れないよ。
一昔前のみんなが貧しかった昭和の時代ならそれもアリだろう。
でも、この平成の格差社会の中でがんばって働いても、しょせんサラリーマン家庭では税金でどかんと引かれ生活必需品の値上がりで生活は苦しくなる一方。

・・・お金がないと心がすさむよ。
「愛」なんて不確実なものはビンボーという現実を前にしてガラガラと音を立てて崩壊するのであった・・・。
「金で買えないものはない!」と言い切ったホリエモンは過去の人になってしまったが、ある程度オトナになったら時間も愛情も仲間もお金で買えたりするものなのかもなあ。

「友情よりお金」のチヒロがあんなにがめつくなったのも、日々おとうさんとおかあさんがお金のことで言い争いをしているのを聞いて生活しているから。
チヒロが「ほんとうにほしかったもの」は、おとうさんとおかあさんの笑顔とギスギスしていない温かい家庭だったんだろう。
あー、身につまされるぅぅぅー。

右から左へと

2007年12月12日 日常
ダンナのボーナスが出た。
それはいいが。

せっかくの平日休みの貴重な時間と高いガソリンを使ってあちこち支払いや振込みに行き、しかも手元にはさっぱり残らない・・・。
みのりのない一日だったよ。

火災保険の年払い分・浄化槽の清掃点検分・息子の合宿分・娘のチャレンジ半年分・お歳暮分などなどを支払い・振込みに。
固定資産税分・春の車の税金分・生命保険の半年払い分は残しておかなきゃいけないし。
年賀状とインクを買って、年末の新幹線の切符を買ったらボーナスなんて終了。
毎月の収入では生活でやっとで、税金分なんかはボーナスからじゃないととてもとても。
公務員44歳平均の90万円にはまるで及ばないが、それでもボーナスはありがたい。

ボーナスでぽーんと海外旅行に行っていた独身の頃や、「何を買おうかなー」なんて思っていたコドモが小さい頃が夢のよう。
この先、コドモたちの学費で生活がきゅーきゅーすることは目に見えているが、実際のところ今こんな状態でこの先これでやっていけるのか?
私立大学の年間130万とやらは出せるのか?
コドモが大学に行かないとなればそんなにお金はかからないんだろうけども。
コドモにお金がかからないうちにコツコツと貯めておけばよかった・・・と後悔してもあとの祭り。

朝イチで銀行でおろしたお金が行く先々でどんどんなくなり、アタマの中ではムーディの歌がぐるぐる回る。
♪チャラチャッチャッチャラッチャー 右から来たものをー左へ受け流すー ああーこの東京砂漠ー
・・・まったくだよ。

宝くじ売り場に人が並んでいて気にはなったけど、やめた。
♪当たれば人生 デラックスー
とこちらも歌が流れていたが、私の脳内昭和歌謡のほうが勝ち。
いつもなら夢を買うんだけどな。
今年は「5000人も」当たるんだそうだけど。
宝くじ分がもったいないような気がして。
あー・・・夢を買うゆとりもなくなったってことかあー。

帰りがけにみどりの窓口で年末の実家行きの切符購入。
息子は年末合宿なのであとでダンナと行くかどうか。
私と娘の分はとりあえず確保。
さすがにもう朝早い便しか空いていなかった。
それでも、12月29日付けの新幹線の切符を手に入れてちょっと気持ちがウキウキ。
もうここまできたら年末まで一気に過ぎちゃうなあ。

 

岩盤浴デビュー

2007年12月1日 日常
きょうから「師走」。
130万働いたので水曜日から連休中です。ウレシイ♪

本来ならこれでリセットされてまた働けるのだけど、せっかくだから土日もお休みにしましょう、と。
それでもねー、休みの前にはあれもしようこれもしようと思ったのだけど、いざ休みになるとけっこう何もできないんだなあ。
水曜日は主婦友とウォーキングに行ってランチに行って、そのあと掃除洗濯してスーパーに買い物に行って終了。
木曜は歯医者の予約が入ってたし、半年ぶりに美容院に行ってそのあと撮っておいたDVDの消化で終了。

5日間も休みがあったらのんびりできるーなんて思ったけれど、家事は限りなくあるし、こんなふうにパソの前に座ってしまうと時間なんてあっという間に過ぎてしまう。
2時間ドラマ「しゃばけ」、映画劇場「がばいばあちゃん」、二夜連続スペシャル「点と線」、まだ見てないぞー。
箱根駅伝のお話、三浦しをんの「風が強く吹いている」も読もう読もうと思って手元にあるのにー。

きのうは、最近月イチペースで行くスーパー銭湯へ。
風呂の季節があるとすれば、それはやっぱり冬だね。
新緑のさわやかな風に吹かれて壺湯に、とか、お月見だんごとススキがそなえられた露天風呂に、とか、まあそれはそれで風情がある。
でも、冬の冷たい風で冷えた手足を温泉につかって伸ばすそのひとときは最高。
空気が冷たいからどんなに長湯してものぼせることもない。
露天風呂につかったまま夕暮れになると、ひとつふたつとほんのり明かりがともり、それが湯気でかすんでなんとも幻想的。
日暮れが早いから、薄暗くなってからが落ち着くんだなー。

きのうは時間もあったので、念願の岩盤浴にもトライ。
受付で申し込みをすると、Tシャツ素材の甚平みたいなのを渡され、「素肌に身に着けて集合時間の5分前にはお集まりください」と言われる。
それまではいつも通り温泉に入ったりジャグジーでマッサージしたり。
汗が出てきたところでちょうど時間になったので行くと、枕とタオル大小を渡され、備え付けの水を飲んで中へ。

岩盤浴場の中に足を踏み入れると、そこは別世界。
照明が落としてあり薄暗い。もわっと熱い。
一歩二歩入っていくと、すでに横たわっている先客たちの足が暗がりに並ぶ。
静かに流れる「大宇宙」ってイメージの癒しの音楽。
天井にはクリスマスの電飾みたいな青色の光がまたたく。
ほのかに香るひのきの匂い。

説明されたのは「うつぶせ5分。あおむけ8分。休憩。これを何セットか繰り返す」。
5分・・って言ったってなー、何か合図があるのかなーわかんないじゃん、と思った。
が、よく見ると壁には時計があり、自分でそのあたりは適当に調整すればいいのだった。
もともと蒸し暑いのは苦手なのでサウナは好きじゃない。
岩盤浴も寝っころがっていてラクだけど、サウナみたいなもの。
5分うつぶせしてあおむけになって5分くらいしたところで「うー、もうダメー・・・」。
すでにひとりふたりと休憩室に出て行ったので、私も退場。
一瞬で汗がすーっと引き、水がおいしいこと!
少し休んでまた入場。

二セット目には雰囲気や作法にも慣れ、3セット目にはウトウト・・・。
汗はじわじわあとからあとから出てくるし、終わった後の爽快感は、ジムでものすごく汗が出た後にストレッチするときの気分と似ている。
運動もせずただ寝ているだけなのに達成感・爽快感が味わえるとは、こりゃーすごい。
50分の岩盤浴の時間内に水をコップで10杯は飲んだはずなのに、トイレに行きたくなるわけでもなく、体重1キロ減。
汗といっしょに体内の老廃物も排出されるとか。

温泉は気持ちいいし、近場でもこんなに癒されるなんてリーズナブルできれいなスーパー銭湯ができたことに感謝。
なんでも、今流行りの結婚式場を作っていたところ、掘ったら温泉がわいてきたんだそう。
今月はもう行けそうもないので、次回は年明けにでも。

心配なのは・・・ここらの主婦・知人たちにとってそのスーパー銭湯は行動半径内なので風呂場で、バッタリ知ってる人に合うことである。
ハダカ・スッピンでバッタリ。おそろしやー。
誰にも会わないことを願うのみ。

節約エコライフ

2007年11月29日 日常
「節約はみんなでやらないと意味ないんだよ!」のおかんさんに一票!

諸物価が値上がりし、灯油も1リットル100円超えか?という危機的状況。
光熱費削減のためできることはやらないと!

参考のため具体的な数字を書いたほうがわかりやすいかと思い、磯野家の光熱費を書いてみます。
ビンボだったくせに節約の精神がそれほどなかった昨年度までの冬。
ホットカーペット・コタツ使用で暖房は石油ファンヒーター。エアコンは冬場使いません。
電気代は月平均16000円。
クリスマスの時期は外の植木に電飾をちょいと飾ったりして18000円。
ちなみにガス代も冬場15000円くらいかな。
ガス屋さんが配達してくれる灯油を使っていたので灯油代がプラスされて25000円くらいの請求の月も!今年は重くても買いに行く。
これは去年までね。

なぜ節約の心がなかったかというと、一年前までは家計が不透明で、光熱費やらさまざまな固定費などはダンナにすべておまかせだったから。
私は、ダンナに渡された分と自分の稼ぎでコドモにかかる教育費その他と食費・日用雑貨類などを買っていた。
考えてみればこれは恐ろしいことだ。
もっと早い段階で収入とかお金の動きを私が把握していれば、今みたいにビンボー生活にはならないですんだのだ。

ダンナも何も言わなかったので、お金はまあなんとかまわっているんだろうと思っていたし、コドモの教育資金もダンナなりになんとか貯蓄もしているんだろう・・・なんて思っていた私はホントにバカだった。

コドモが小さいうちはなんとかまわっていた家計も、コドモが大きくなるとそうもいかなくなる。
服だって靴だって持ち物は一人前のものだし、食費だってかかる。
個室にこもればそれぞれ電気代・灯油代もかかるし、風呂に入れば入ったでシャワーもシャンプーもドライヤーもジャンジャン使う。
大人二人とそえものの子供二人・・・ではなく、4人家族が大人4人の生活になると支出も倍増。
部活で使う費用もバカにならないし塾代だってハイリスクロウリターンの高額だ。

そんなこんなで、コドモが中学生になったころから収入より支出を上回っていっても、家計を管理しているはずのダンナは私には何も言わずに、ただどんどん借金を重ねていった・・・。
それもリボ払いなんかで払ったりしたもんだから、きっと利子だけでものすごかっただろう。
だからといって、光熱費や生活費を節約するわけでもなく、ダンナは金のかかる車通勤を続け、さらに借金は年間100万近いペースで増えていった。
・・・今だからわかるそのカラクリ。
あのまま知らないでいたらどうなったか、考えるだけで恐ろしい。

借金が発覚してからというもの家計簿をつけてお金の動きを把握し、収入を適正に振り分ければちゃんとまともに生活できる、ということがわかった。
こういうことをきちんとコドモが小さくて支出が少ないときからやっていれば・・・と自分の甘さがくやしい。

コドモが高校大学と進学し、さあこれからお金がかかるよ、というときに、貯蓄しているどころか借金生活だったなんて。
ありえない!
見なさい!最初から私にお金を管理させればよかったんだよ!
アンタを信じて任せてた私がバカだったよ!

・・・とはいえ、ダンナも私たちにお金の心配をさせないように、いずれはなんとかなると思ってやっていたことだったのかな。とも思う。
ま、あまり考えもなかったのかもしれないけど。
ダンナ(が借金をかくしていた)のおかげでつい2年ほど前まで、私はお金の心配も何もしなくてずっと生きてきた、ってのはある意味しあわせだったのかもね。
ダンナを責める気持ちより、お嬢様育ちでお金の心配なんかしたことがなかった自分の甘さに腹が立つよ。

家族なんて、好むと好まざるとに関係なく同じボートに乗っているようなものだ。
一人の足元に穴が開いて水が浸入してきたとして・・・それをそのひとりが必死になって取り繕ったりかき出したりしようとしたって、そのうちボートは沈んでしまう。
いやだろうがなんだろうが、同じボートに乗り合わせたクルー全員で力をあわせて漕いだほうが安定して進んでいくのだ。

というわけで。
光熱費節約のため意識していろんなことをやって、きのう来た請求書は10560円。
11月下旬から急に寒くなりコタツもホットカーペットも使い始めたけど、去年の同月が14500円くらいだったことを思うと、4000円も下がっていてうれしい。
スイッチのあるものはこまめにスイッチを切る。
コタツや暖房器具はその場を立ち去る10分前に切る。
ファンヒーターの設定温度は低め18度から20度に(1度低いと一冬で1000円程度の節約になるのだと。これはエアコンの話?)。
テレビなどは主電源から切る。
使っていないエアコンその他はプラグを抜く。
炊飯器の保温機能は使わない。炊けたらすぐ切る。残ったら冷凍。
暖かい服装をしてなるべく暖房を使わない生活をする。
まずは重ね着。それでも足腰が冷えるのはつらいのでまずコタツ。足元があったかくなると上半身の寒さはそれほどでもない。
冷蔵庫は節約カーテンをつけ冬場は「低温」に。
風呂は溜まったら追い炊きせず節約保温マット(コレ、すごいよー。100均のじゃなくドラッグストアで400円くらいのでもホカホカ)を入れる。
ハムちゃんの暖房はおふろの残り湯をペットボトルに入れて保温。
こまめな声かけ。などなど。
息子は言っても言ってもさっぱりだけどなー。

月4000円減、だとして・・・たぶんそのうち2000円くらいは、冷蔵庫が省エネタイプのになったからだろうな。
夏場に新調してからというもの、電気代前年比毎月2000円から3000円減っている。
今年は電飾どうしようかな。
それと、契約アンペア数を一段階下げて40アンペアにすればもっと減る。
でもいまひとつ心配。下げてもだいじょうぶかなー。

借金についてアツく語ってしまったため長文になってしまいました。
文章として読みやすいのは原稿用紙3枚1200字までだっていうので、いつもそこらを目安にしてるんだけどね。
節約って数字にきちんと反映されるのでけっこう達成感がある。
エコライフも楽しいかも♪
「松葉ガニを炭火で焼いて食べた話」をリンクのありすさんが書いていた。
あー・・・おいしそうっっ。
そういえばカニはすっかりごぶさただなあー。

海の幸山の幸が豊富な地方で育ったので、実家にいたころは冬になるとしょっちゅうカニを食べていた。
この季節になると魚屋やスーパーでは生きたままのカニが山積みにされ、一体500円とかそんな値段で売られていた。
ズワイとかタラバとかそんな高級なのではなくて、毛ガニによく似た栗ガニという種類。

鍋ものでもおいしいが、やっぱり塩ゆでして食べるのがいちばん。
たっぷり入っていたカニみそをスプーンですくって食べ、指先が汚れるのも気にせず、身をほぐして食べる。
カニはやっぱり冬の味!
ちなみに夏の味は殻つきのホタテとホヤかなー。

さて、ビンボー生活に突入してからというもの、果物といえばバナナ、缶詰といえばツナ缶になってしまった。
コドモたちが小学生のころまでは、メロンや桃やさくらんぼ、ホタテ缶やカニ缶も普通に生活の中にあったもんだったが。
いやいや、ツナ缶だってこの値上げラッシュにのっかって、今までみたいに4缶298円では買えなくなった。

台所の片隅に、去年のお歳暮でいただいたカニ缶が2個残っている。
高級感漂うゴールドの光沢を放ちつつもう一年にもなるが、カニ缶を開けるにはなかなか勇気がいる。
高価なものであるということもそうなんだけど、どうやって食べるのが一番カニ缶らしいのか?と考えるといいアイディアがない。

私ひとりだったら、迷いなくそのまま食べるよ。
ちょっと醤油でもたらして。それが一番おいしいもん。
でもご飯のおかずにはならないんだよね。
酒も飲まないからつまみもいらないし。
白菜やはるさめといっしょにカニ風味のスープにするとか、カニオムレツにするとかカニ玉にするとか・・・確かに量はふえるけど、本来の味が薄められてもったいない気がする。
まあ、サラダのそえものにするかわかめとあえたりするか・・・そんなところか。
そんなんならいっそのこと、私ひとりでこっそり二缶まるまる食べちゃうかな?なんて思ったりする。

缶詰を開けるだけなのにこんなに勇気がいるなんてー。

冬はそこまで

2007年11月23日 日常
冬はそこまで
←ほわほわのハムちゃん♪
 カラコンカラコンよく走ってます。

ニュースでは北国の雪の映像が。冬だなあー。
ついこの間まであったかかったのに、季節は急速に冬へとシフトしてしまった。
気がつけば落ち葉の季節に。

寒くなると暖房費がかかって困る。
この前18リットル1440円で買った灯油、きょう見たら1680円になっていた。
12月になったらまた値上がりするらしいので、車のガソリンを入れにいくついでに灯油缶も一個買って3缶分購入。
私ひとりなら家の中でも着膨れてなるべく暖房を使わないよう生活するんだけど。
ガソリン入れて灯油も買って買い物行って・・・庭の落ち葉を掃いたり片づけをしたりしているうちに一日が終わってしまった。

今年度も働いた働いたー♪
11月末日までで130万以内に収めなければいけないので、あと2日ほど出れば終了。
いやホント、お金はいくらあっても足りないのでもっと稼ぎたい。
でも130を超えるなら160くらいまで行く覚悟がないとなあ。

勤労感謝の日とか3連休とかいっても、まあ関係ありません。
今年もあと一ヶ月ちょっと。年賀状も買うだけは買っとかないと。

< 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 >

 

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索