野菜高騰中

2016年10月24日 日常
野菜高騰中
野菜高騰中
ポメ子とのお散歩道の野菜畑。
1枚目 手前からブロッコリー・大根・白菜・ネギ
2枚目 小松菜畑
この子たちが大きくなるまで野菜の値段は高い?

ちょっと前からスーパーでいろいろな鍋のスープが並ぶようになった。
よし!寒くなってきたから鍋の季節だな!とすっかりその気で野菜売り場に行った。
先日、実家の道の駅で激安価格で野菜を仕入れてきてあったので野菜を買うのは久しぶり。
そこで目にしたものは。
白菜4分の1カット198円。ネギ1本158円。ほうれん草一把298円。
レタスに至っては1個358円。ニンジンも3本298円。きゅうりだって1本88円。
もーうどれもこれも大ビックリ価格!!
高い高いと言われてたけどこんなに高いとは。
うーすっかり鍋の気分だったのに。
クタクタっと煮えた白菜やネギが食べたかったのに。
しょうがないからもやしとエノキと鶏肉を買って鍋風の味付けで食べました。

そのもやし売り場にも異変あり。
いつもなら一袋38円とか特売なら19円でどっさり積まれているもやし。
気をつけてみるとどのスーパーでももやし品薄!売り切れのときもある。
みんな考えることは同じなのね。ああみえて以外と栄養価が高いもやしを購入して家計を防衛してるってことね。

タイムリーに「いつまで野菜は高いか?」とテレビでやっていた。
続いた台風襲来、秋雨前線の停滞などで供給量が減っていて野菜は絶賛高騰中。
埼玉産の野菜が市場に出回る11月半ばになれば落ち着く、と。
へえー?埼玉産野菜!
うちのあたりの畑の野菜はまだまだこんな感じだから確かに市場に出回るのはまだちょっと先のよう。
これじゃもやしだって手に入らなくなるかも。
ネギくらい庭に植えておけば良かったかなあ。
エンゼルトランペット
エンゼルトランペット
満開です。
日が暮れると庭中にあまーい香りを放つ妖艶なエンゼルトランペット。
今年は特によく咲いてる。
夏の花のイメージだけど違うんだよね。夏の終わりから霜が降りるまで咲くので秋の花。初霜が降りると一発で終了という潔さは毎年すばらしいと感心。

花にも葉にも茎にも毒があるんだと。
この葉を煎じてハーブティに混ぜ込み夫を亡きものに・・・という小説を前に読んだ。
ええー?ホントに?これでやれるの(笑)?
そんなに強い毒性があるものなら庭になんて植えられないじゃん。ポメ子が落ちた葉や花をくわえて遊ぶこともあるんだし。

いいお天気で気温も上昇。きょうみたいな夏の日差しを浴びながらコンビニで「クリスマスケーキ・おせち予約」とか「年賀状予約」とかの文字を見るのもフシギな感じ。
実家訪問。ちょうど実家の栗が豊作。
茹で栗、栗ご飯、栗のシチュー、栗の茶巾絞り、と栗ざんまいでした。
同じ栗ご飯にしてもスーパーの栗ご飯セットの水煮の栗と違っておいしい!水煮たけのこと茹でたけのこが違うのと同じ。自然の恵みはありがたいね。

実家近くの道の駅にはさまざまな新鮮なキノコ類や産地ならではのカリカリのみずみずしいりんごが並んでいる。気仙沼直送の生さんまも今が旬。一尾87円で新鮮でおいしい。今がシーズンの芋の子汁も。これはサトイモや舞茸など入ったけんちん汁みたいなもんかな。実家に行くと食材のクオリティが高いのでついついあれもこれもと食べてしまうのだった。

前回行ったのはお盆だったのでほぼ2ヶ月ぶり。
私が行かなければ別な動きがあるかと少し期待したけどそんなことはなかった。
結局のところ私がやらないとどうにもなってないってこと。
最低気温が10度なのに父は冬支度もしないままだったし、お盆に刈った草は敬老の日ころにはひざより伸びたらしく父が何日もかけて草刈りしたとのこと。あーあ・・・転んだらどうするってよ。

寒かった!一応持参したカーディガンとコート着たけどまだ寒い。周囲はウルトラライトダウンなど着ている。あー私もヒートテック持っていけば良かった。
さっそくコタツを出し、ファンヒーター用の灯油を4缶買ってきて、父の布団に電気毛布を入れボアシーツに交換。

帰りがけに父が言った。
「あーあしたからまた一人暮らしだな。来てもらってホントに助かるな」。
そして今までは言ったことがなかったのに「今度はいつ来る?11月来るか?」と。
私に毎月来られて金がなくなって困る、とお盆に父が言ったと妹から聞いていたので「今度は年末でいいかな」と思っていた。でも冬に向かって気弱になってるんだかなんだか心細そうな父の様子に「また来月くるよ」と言ってしまう。「じゃおれもそれまでがんばる」と父。

そしていつものように新幹線代を出してきた。
「いらないよ」と断るついでに妹がこう言ったからと話してみた。父は初めは「そんなこと言ってない」と言ったものの最後には「あの話の流れをおさめるにはそう言うしかない感じだった。すいません」と。
そういう話の流れになることもあるよね・・・。
なんだかいろいろとあちこち複雑でめんどうな動きがあるのだけど、とにかくあとで後悔しないように父の役に立つように行けるときは行こうと思った。四季おりおりでおいしいものを食べられるのも楽しみだしね。






「べっぴんさん」1週間過ぎました。
今度のは穏やかな気持ちで見られそう。
ヒロインが内気で控え目で言いたいことが言えないでいるのが新鮮。
いや、ホラ前回いつもドヤ顔で偉そうでなーんかイラっとさせられたからさ。
だって手芸クラブですよ。3人娘がちんまり座ってチクチク刺繍してるってほっこりするわー。

芳根京子は「表参道合唱部」のときに「こういう子が朝ドラヒロインならさわやかな日本の朝になるのに」と思った役者さん。
まだまだあかぬけなくて代表作もないから新鮮でまっさらな素材って感じ?「あまちゃん」ヒロインみたいに表情も演技もまっすぐで透明感がある。

もともとは朝ドラヒロインってそんな感じだったよね。磨けば光る原石をヒロインにすえて脇をいい役者で固めて、みんなでその役者さんの成長を楽しみに応援するっていう。
最近はけっこう活躍してる女優さんがヒロインになって「あーあの子か」って特に新鮮味もなかったけど。

「べっぴんさん」はじめは超上流階級すぎて共感できるか?と思った。
でも「とと姉」の森田屋や「まれ」のまれ一家や桶作家がガチャガチャうるさかった朝ドラよりなんと心落ち着くことか。そういうのを「元気のいい」という見方もあるのでコレは好みの問題なんだろうけど。

菅野美穂のおかあさまが素敵すぎる涙涙の神戸洋館時代。
ゆったりした時間が流れる美しい映像と優しい音楽。やわらかい日差しの差し込む部屋での娘を思う一言一言が泣けた。靴や刺繍で「使う人のことを思って丁寧に物を作る」気持ちも心にしみた。木曜金曜と2日続けて朝から涙目になってしまったわ。

「とと姉」のときもはじめの1週間は家族ファンタジーのような映像に「ああ今回はいいかも?」と期待しつつ大人になったらガッカリだったので、まだまだこれから。
来週予告ではもうすみれちゃんが結婚して子供も生まれるみたいだからけっこうテンポが早い?
四つ葉のクローバーの1枚である控え目なヒロインが周りの人と手をたずさえて、どう事を成し遂げていくのか期待できそうです。

秋晴れ
秋晴れ
早朝のいわし雲。空が高くなって秋だねえ。
ポメ子とのお散歩は6時。起きるころはまだ夜が明けてなくてポメ子もポヤポヤしてる。
「え?おかあさん、お散歩行くんですか?まだ暗いですよ」って感じ?
出るころには明るくなってるのでさわやかー!
けさは台風がホコリやら何やら全部持ってってくれたみたいで、特別に新鮮な生まれたての朝でした。

朝1番のあったかいコーヒーが体にしみわたる季節になりました。
写真2枚目は「ベーカリーアンドテーブル箱根」の海老のビスクシチューパン。
こういうのがおいしい季節になったよね。
本店は芦ノ湖畔にあって、芦ノ湖を見ながら食事ができるベーカリーレストラン。
支店が近場にあって、なんと!外に面したカウンターは足湯がある!外の景色はショッピングモールの中庭だけどね。
今回はいっしょに行った娘が「だれが足をつけたかわからない街の中の足湯なんて?」と言うのでそれもそうか、とやめたけど心惹かれますわ。
シチューパンはナイフがついてて最後にはシチューがたっぷりしみたパンを切り分けて食べる。プリプリのエビもいっぱい入っておいしかった。

さてさて。10月で季節は確実に進んでるのに本日も最高気温は30度超え。


常子のこれでもかのドヤ顔に乗り切れず半年。
女学生から60代まで演じたはずが老けメイクはうっすら白髪のみ。最終回の昭和63年なんて60代後半のはずだけどヒールで走ってる!
「まれ」もひどかったけどこういう何十年もの一代記を演る場合はそれなりの見かけと演技をしてほしいよね。

戻ってきた星野さんとの恋愛模様が気持ち悪すぎて脱落しかけたもののなんとか完走できたのは花山さん(唐沢寿明)のおかげ。
「ここまで来たんだからゴールまであともう少し。いいんだよ僕の演技だけ見て走ってくれれば」と花山さんが声かけしてくれたって感じ?

最終回。涙目のとと登場と回想シーンの連続。感動するところなんだろうけどなあー。感情移入もできずに見てきたもんで、ふーん?あらそうですかって感じで。
しかも美子のコスプレ老婆風に失笑で終了、でした。

「かかと妹たちを頼む」というととの呪縛。
女きょうだいだけの長女の宿命とはいえ、我が身に重ねてしまうと美談として受け取るにはちょっとキツイ。
かかがあんなんだからしっかり者の常子に後を託すしかなかったかもしれないけど、生真面目でしっかりしている子ほどメッセージを真っ正面から受け止めて遂行しようとする。
コレ私自身も長女の宿命で結局のところ親と故郷に縛られ続けた50ウン年・・・。
常子だってかかがもっと親らしくしっかりしていればまた違った人生があったかもなあ。でもまあ結果的に人生成功したんだからととの呪いも良い方向に流れたってことか。

ドラマの場面は戦前から戦後、そして高度経済成長、ラストは昭和63年。商品試験に出てきたペラペラに脱水する洗濯機なんて「あーあったよねコレ!」と。自分が生まれて育ってきた時代って朝ドラに描かれるほど昔になっちゃったのね、としみじみ。

9月も終わり

2016年10月1日 日常
この前9月になったかと思ったのに9月も終わり。曇りや雨が続いてそれでもモワモワと蒸し暑くて。朝晩は涼しすぎるほどで。
暑いんだか寒いんだか何着ていいんだかホント困る。って言っても国民服か戦闘服なんだけどね。
(国民服=ユニクロ 戦闘服=ジャージ)

きのうの夜に父から着信とメールがあった。夜中になって気づいて「何事⁉︎」と思ったら「新米ができるから何袋注文するか」という用件。なにかあったかと思ったよ。

そのときの父のメール。
「・・・明日からは岩手国体が開催。選手団、続々本県入り。両陛下も東日本大震災の復興状況視察を得て国体開会式へ、と報道されている。綺麗な県土でお迎えをと、明日は朝6時を期して環境整備です」。
うわーじいちゃんすごい!
携帯を新しいのに変えたらなんだかいろいろわからん、とメールもやりかた忘れたかな?と思ってたら。
いやー立派なメールでした。
これだけの文章を打つのに何分かかったことか。漢字もいっぱいで父らしい文章で。

何より「綺麗な県土で選手団と陛下のお迎えを」という気持ちのあり方に私は深く感銘を受けました。
実家のあたりは田舎なので国体の選手も陛下も来ることはない。地域だって老人ばかりのほぼ限界集落。なのに「キレイな県土でお迎えを」とじいさんばあさんたちが早朝より草刈りや側溝掃除やごみ拾いなどする。
想像するだけでこちらまで背筋が伸びる。そういう気持ちって大切なことだよねって。日本人ならみんなが持っていたはずの気持ちだったよねって。

北国の朝晩はだいぶ冷え込んできたようでファンヒーターをつけたりしている様子。
関東圏まだまだ扇風機使います。でも日がぐっと短くなった。10月ってそんな季節。
金木犀が香り始めましたね。
空気そのものが甘い香りがするってなんてステキなことでしょう。

ドラマ「模倣犯」の録画、前後編一気に見た!見ごたえありました!
中居くんのピースの残念な映画版と違って原作に忠実で、原作を読んだときのワクワクドキドキを思い出しながら見た。

宮部みゆきの「模倣犯」は網川浩一というカリスマ性のある魅力的な美しい悪役の存在感なしには語れない。
映像化するにはピース網川をだれがどう演るかがポイントだよね。
坂口健太郎のピース網川なかなか良かった。この役者さんは「重版出来!」と「とと姉ちゃん」でなじみがあるんだけど、若いのに繊細な演技をする役者さん。
草食男子ぽくてあっさりしてる。それでいて「とと姉」での若い頃の常子との汽車でのお別れシーンはほうー!と思った。微妙な気持ちの変化を表情にのせることができるんだなーと。
ピースのカリスマ性とサイコパスの狂気にはキレイすぎてすこーし物足りないかなあ。
私の中ではピースは端正な顔立ちで感情をあまり出さないヘビ顔のイメージ。年齢はちょっと上だけど長谷川博巳とか星野源にやらせたらゾクゾクするピースが見られそう。

ピースの2人の友人ヒロミとカズも良かった。山本裕典は薄っぺらいチンピラ風のヒロミのイメージ通り。カズの満島真之介やっぱり上手い。ひときわ光ってました。
原作でも一本筋が通ってた有馬豆腐店のじいさん役の橋爪功に泣かされた。精神が崩壊してもおかしくない状況なのに日常を保つって並大抵なことじゃないよ。中谷美紀は安定の存在感。濱田龍臣くんいつの間にイケメン青年になってたの?

原作では「模倣犯」の8年後として「楽園」がある。こちらも読みごたえ最高!前畑滋子を今度は仲間由紀恵がやるというので「いつ??」と思ったら。WOWOWかー!うちじゃ見られないよ残念。

「君の名は。」

2016年9月24日 日常
「君の名はイコール真知子巻き」ですよね?え?わからない?すみません。

こちらは「君の名は。」。本日28日目にして興行収入100億円越え!だそう。
ちょうどシネコンの入ったショッピングモールに行く機会があったので「君の名は。」鑑賞。そんなにいい映画なの?

高校生の入れかわりのお話らしいのでキュン系ストーリー?カップルばかりだったら場違い?と思いながら席に着く。
予想に反して客層はさまざま。カップルも女子グループもファミリーも。男子中学生グループとか小学生たちとか。え?こんなコドモや中高年まで??

入れ代わり・恋愛・すれ違い・田舎と都会の対比・テンポのいい前半とシリアスな後半の対比・SF要素・民話的要素・ 震災などいろいろな素材がキレイな映像と心に響く音楽でパッケージされてる。
あまりにも美しい映像で鳥肌が立ち涙が出そうになる。
そもそも入れ代わりなんて、とナナメに見る人でなければ何かしら心に引っかかる部分があるのでは。

ここぞというときに流れるRADWIMPSの曲が効いてる。「前前前世」よくラジオで流れると思ったらこの映画の曲だったんだー。

リアリティを追求すると世界に入れないので、だいたいはこういうものとして見るけど、変電所爆破と電波ジャックは・・・重大犯罪では?
そして絶対説得に応じそうになかった町長をどうやって説得したのか?どうやって町長にみんなを避難させる気にしたのか?
結果助かってるんだからあれからの短時間で避難させたってことなんだから。でもそれだけでは説明不足すぎ。
宮守家の役目、入れ代わりの意味、町長も入れ代わりを経験したのか、いれかわっている娘の使命に気づいたのか、そこらへんが見てる人たちにわかるよう描かれてたらあーそうだったんだ!!ともっと良かったのでは。
まあ、ちらちらそれらしいセリフはあるからそこからギモンに思う人たちがネットで語り合うっていうのもイマ風なのかなとも思う。

アニメならやっぱり「千と千尋の神隠し」(304億円)が私の中ではナンバーワン。ストーリーも映像も音楽も心にしみて何度見ても泣ける。
それに比べてしまうと「君の名は。」はどこが良くて大ヒットしてるのか?と。
あれ?さっきあんなにほめといて何?いやいや美しい映像に感性を揺さぶられてうるっとなったのは確かなんだけど。
今年の夏映画としても私は「シンゴジラ」のほうが良かったかなあ。
「真田丸」「渡る世間は鬼ばかり」。
録画続けて見た見た!どっちも良かった。

真田丸は泣ける回でした。
大泉洋に泣かされる日がくるとはね。
そして、逝く者去りゆく者。後に残される者たちのせつなさが胸に迫って苦しい。
三成の最後を語る妻のうた。大谷の最後を語る娘の春。
特に薫さまの悲しいお顔が中の人と二重映しになって胸がキュキューっと・・・。「怖い目にあいました」「さみしゅうございました」「いつも誰かに見られている怖さ・・」そうだよな。
目覚めてだれもいない何もないお屋敷を必死で探し回る薫さま。置いて行かれたと知り息子に抱きつき泣く薫さま。ううーつらすぎる。
この場面の収録は一連の事件の前だろうけど、ホントにホントに悲しい表情をしていて。やっぱり大女優だなあとあらためて思いましたよ。

おちゃめでかわいらしいところもあり人間的な家康が権力を得てどんどんと意地悪な表情になっていく。こちらも名俳優!
そして私のフェイバリットは秀忠くん。北条二世もキレっぷりが好きだったけど徳川二世ときたらもう。ひとりだけコント感満載で登場するたびきょうはどんな笑いを?とワクワク。
予告では信繁はヒゲに真田パパは白髪に、秀頼はりりしい青年になっているので数年経過してる様子。大河の宿命とはいえひとりまたひとりと逝ってしまうのでさびしいね。

さて「渡る世間は鬼ばかり」。
ずーっと見てるので親戚の方々みたいで。子役たちの成長も楽しみだしみなさんの動向も気になる。自分も歳をとってきてるので前よりずーっと渡鬼ワールドが身にしみるよ。
サツキが58歳設定なのがまず衝撃!
え?私とそう変わらない年設定?立派なババアじゃん。

前編だけだとサツキ(ピン子さん)が「仕事づくめでふと気がつくと友達もいないやりたいこともない、ひとりぼっち」と。どこに行っても邪険にされて気の毒になる。やりたいこともないのかーとも思うし。
でも後編まで見ると、サツキさんすごいよ恐れ入りました。
せっかく休みもお金もあるのにラーメン屋で元気に半日以上ぶっ続けで皿洗い。若いもんたちに「おばちゃんおばちゃん」と言われていっしょにおいしそうにまかないを食べる。この強いメンタルと体力と社会性は見習わないとなー。

服装や立ち振る舞いなど五月のババアっぷりが完璧すぎ!
つわりで苦しい貴子さんのお世話をやく場面ではあまりのマシンガントークにこっちまで気持ち悪くて吐きそうになるよ。洗濯物からシュッとバスタオルをとってエプロンがわりに腹に巻くのには笑いました。
それと、バッグからオバサン柄カバーのペットボトルを出して飲むのもオバサンあるある。節約のためどこへ行くにもとりあえず家からお茶をつめて持参。ハイ、私もそうです。
まあなんだかんだいって、いくつになってもサツキは働く場はあるわけだし子供たち孫たちと次の世代はあるわけだし、何より5人姉妹でみんなすぐ近くに住んでるみたいだしお金もあるし。これ以上の幸せはないと思いますよ。
世の中は三連休。
例年なら私も実家行きなんだけど今回はパス。
来週は秋分の日もあるので「実家に行くから1週間休み!」とか「ちょっとハワイに」とか職場でも人が少なくきょうも朝から夕方まで働いた。
あー私もこうやって休んでたからその陰で働いている人がいたわけだな。

本来ならお盆からちょうど一ヶ月たつので草も伸びただろうし草刈りの時期。
敬老の日もお彼岸もあるので実家行きにはちょうどいい連休なんだけども。

先月のお盆の帰りがけに妹が言った。
みんなが集まったとき父が言ったのだそう。「◯◯(私)に毎月来られて金がなくなる。年間何十万だ」と。
あーあ・・・そんなこと言われてがっかり。
確かにね。ここのところ実家の草刈りをしなければ、となかば義務感にかられて月イチで訪問していた。どうせ行くなら楽しもうと思うし思い出づくりかなとも思い父と妹といっしょに出かけたりもしていた。

「あるからやるのだから。なければやらないのだから」と父はいつも私の帰りがけにいらないと言っても新幹線代をくれる。土産代や滞在中の足りないものの買い物などあるのでもらえれば助かるのでもらっていた。
でも、結果的に私が行くことで父の出費もかさんだということ。

こういうのあるよね。私だって娘が来ると結果出費につながる。でも出費があっても来ればごはん食べに行ったり買い物行ったり楽しい。今は月に1度だけどそんなに来られちゃ困ると思うだろう。父もそんなところなのだろう。
父のことだから来れば新幹線代を出さないわけにはいかないと思うはず。
だから迷ったけど9月は行くのをやめてみた。

でも仕事先のじいちゃんばあちゃんが「敬老の日に息子や娘や孫と食事」と楽しそうに話すのを聞いて胸が痛むよ。
敬老の日は毎年来るけど、高齢者のこと来年の敬老の日があるかどうかはわからないのに。近くならちょっと行けるのになあ。

とりあえず今回は何か贈り物をしよう!と思い、終活講座などで使われる「エンディングノート」と飲みきりサイズのペットボトルの青汁と食べる野菜ジュースを送った。






空の雲が高くなり、風に枯れ草の匂いが混じり始め、大相撲秋場所始まりました。国技館だよ!

チケットどうかな?何か新しい情報は?と思いながら日本相撲協会のサイトを見る。
そこで発見!

おすもうさんオールスターズによる
「ハッキョイ!大相撲 ひよの山かぞえうた」
https://youtu.be/TQYkuwkHecs
うわー何コレ?
5分ほどの動画なんだけど、本場所での勝負師の顔と違うニコニコ顔のおすもうさんたちが歌ってる!

登場するのは、琴奨菊、豊ノ島、臥牙丸、嘉風、妙義龍、勢、遠藤、照の富士、鶴竜、白鵬。

基本的にみなさん声が良くて歌がうまい。
その中でも歌ウマナンバーワンは勢(いきおい)ね!抜群の安定感で聞いていて安心。「ハッキョイ、イッキオイ」なんてアレンジしたりして余裕。
豊ノ島と鶴竜も意外と上手。臥牙丸と遠藤、練習する時間なかったのかな?

途中、合いの手も入って楽しい。特に妙義龍の歌に入る豪栄道の「ハ、ハイ!」。何度見ても笑えます。
この2人は相撲強豪校埼玉栄高校相撲部の同級生(部長と副部長)なので、出来上がった映像を見て、妙義龍「おい!たのむよー!」豪栄道「や、わりぃ」なんて会話があったんだろうなあとなごむ。

「ハッケヨイ」じゃなくて「ハッキョイ」なんだー。とちょっとググッたらもとの言葉は「発気揚揚」らしい。「気合いを高めて勝負せよ」の意味。なるほど。

白鵬休場の今場所。稀勢の里が横綱になるならまたとないチャンスなんだけど初日から土。
これだけ綱取り綱取りと注目されたら、ガラスの心臓のキセちゃんにはちょっとキビシイかなあ。
謎のメモ
朝テーブルの上に新聞や雑誌といっしょに置いてあるメモ2枚。
ふと目に入って「これはツイッターに若者たちが投稿する『おかんの謎のメモ』ってヤツ??」と。
ええ。私が夜中に書いたものですが。
第三者の目で見たら一体なんのことやら。

左はスマホゲーム「ヘイデイ」で雇ったトムに何を頼もうかなーと悩んだときのもの。ノコギリ大量発注したので他のものは5種類くらいしか頼めないの。
時間がかかるジャムにするか素材が集めにくい毛布や海の幸ピザにするか。
悩むわー。
ゲームやらない主婦友に真顔で「それやって何になるの?」と斬り込まれて「え?ううーん。ボケ防止??」と思わず答えてしまったわ。
確かにね。やって何になるかっていうとね?
自分でもこのゲームやる時間があったら他にもっと有意義なことができるのにー。と思うからね。アタマの体操ってことで。達成感あって楽しいしね。

右はコーラスで覚えなくちゃいけないラトビア語ですよ・・・。
この前のヴェルディ「乾杯の歌」のイタリア語も謎だったけど、こっちの方が謎すぎる。
まるっきり知らない言語でただの呪文だよねー。覚えられる気がしないんだけど。
これもまたアタマの体操でボケ防止かな。
やっと「シン・ゴジラ」鑑賞。
ゴジラ映画は息子が小さいころ好きだったので平成ゴジラ・ガメラ・モスラ、ハリウッドゴジラもほぼ見てます。今回のは庵野監督なのでどうなの?と思ってたので夏映画の最後になってしまった。

ところが。こ、これはっっっ!!
これはすごい!!!
ゴジラ映画というか未知なるものの侵入というディザスタームービーとして緊迫の2時間10分!
エンドロールが終わって「終」の文字が出たとき(音楽も文字もノスタルジック)思わず拍手しそうになった。いや、誰か拍手してたら私も手が痛くなるくらい拍手したに違いない。

スタートと同時に加速するジェットコースターのようにいきなりトップスピード!
こういうのにありがちな家族愛とか男女愛とかの要素なし。だからタルまない。
たくさんの情報を早口で登場人物に語らせるので情報量が多く、理解に頭を使いボヤッとしてる暇がなくもちろん寝てる暇もなし。

ええー??えええー??と全編驚きの連続。とにかくリアリティがすごくて本当にこんなことが?と胸が苦しくなる。
エンタメ怪獣映画として見始めた「ゴジラ」が「これ現実に起きるよ?ありうる話だよ?」と迫ってくる感じ。ざわざわと胸が苦しくなりずっと手に汗握る。

川をさかのぼって押し流される車、何台もの大型バスでの住民の避難、車がびっしりと連なり動かなくなった道路、放射能の線量図、荒ぶるゴジラを収束させるために使った長いアームのポンプでの薬剤注入、何か隠してるに違いないと思わせる政府の発表・・・。
これはあの時私たちが直面した有事を思い起こさせ、どうしようもない絶望感までも思い出して胸が苦しくなる。

そして有事における危機管理、安全保障。
ゴジラが上陸してバリバリと街を破壊して進んでるんだから早くどうにかして!と思うのに、会議室では法律がとか管轄がとか命令を、とか。
いいからいいからとにかく早く対応を!!!と見ていて焦る。災害派遣なのか防衛出動なのか、そんなこといいから早く早く!と。

自国の自衛隊では対処不可能。そうなったとき、同盟国や多国籍軍との連携で東京に核攻撃をして東京もろともゴジラを破壊する?そうしないとその後の復興も手助けしてもらえない??コレ集団的自衛権?

もう一度よーく見たい!と思わせる新しいゴジラ映画だった。この夏ぜひ見るべき1本!

リオ五輪の余韻もSMAP解散も台風直撃と高畑事件でどこへ行ったもんだか。
はっと気づけば8月最後の日。

今回の台風10号もまた甚大な被害でテレビの映像に心が痛む。
30メートルの風速で岩手直撃???とずいぶん心配して父や妹に電話やメール。
実家の近くには昔水害を何度も起こした北上川が流れている。今は堤防や水門ができているのでだいじょうぶとは思うけど、と。
結果、台風進路が予想より北寄りだったため実家あたりは雨風ともにたいしたことはなかった。
でも県北部、沿岸部、亡くなった方もいて、あのあふれた水はいつになったら引くのか。1日も早くもとの生活が戻るよう祈ります。

夏休み映画を見ないうちに夏が終わってしまう、と先週末映画館へ。
「X-MEN アポカリプス」これぞ見たかった映画!
大迫力の映像、音楽。
「ターザン」「ゴーストバスターズ」がアクションものたりなかったから大満足!

「X-MEN」シリーズは何本もあって時系列も前後するしキャラも多い。同じキャラを違う俳優さんがやったりする。
シリーズはほぼ見てるので「アポカリプス」でも「あ!この人!」「うわーここで?」「あーそうだったんだ!」がいっぱい。
でも、見てなければたくさんの登場人物が入り乱れて何が何だか、じゃないかなー。
とにかくアクションが派手でワクワクするから私はこういうの好き!

「ファイナルディシジョンでは頭ツルツルのチャールズとエリックが子供のジーンの家に迎えに行ったはず」なのに「若くてイケメンでフサフサのチャールズとハイティーンのジーン」が出てくる。
「あれれー?時系列は?」と悩むけど、まあ「スターウォーズ」みたいに映画としての全体像があるわけでもないだろうし、「マーベルだからな!」ってことで。

なぜチャールズがフサフサからツルツルになったか。今回、解明。
若いころのころのストームも見られたし、クイックシルバーの楽しい超高速移動も見られて2時間半があっという間でした。エリックの息子だったのね!という驚きも。
あとは「シンゴジラ」。これはぜひ見なくちゃ。




今回の息子の強姦致傷の件での高畑淳子の会見。夜中になってからユーチューブで見た。
女優として母としての高畑淳子の苦労話は知っていたので、胸中思うとこちらまで苦しくなる思い。

バラエティはあまり見ないので、母と息子のバラエティ共演はちゃんとは見ていない。
でもちらちら映るテレビやネット情報で、反抗期だった息子もこんなに成長して仲良し親子になったんだな、良かったなと思って見ていた。

バラエティでの高畑裕太はよく知らないけど、俳優の高畑裕太はこれから楽しみ、と思ってた。
「まれ」でのイガグリ頭の純朴でまっすぐな洋一郎。「あの花の名前を僕達はまだ知らない。」でのおおらかで友達思いのぽっぽ。「武道館」でのスーツ姿がまだ板につかない新人マネージャー。「仰げば尊し」での狂気に満ちた陣内先輩。「おとこめし」でのアキバ系オタク米倉くん。
見るたび髪型服装演技違うので「あれ?これも高畑裕太?」と驚かされ、役の振れ幅が大きい怪演俳優になりそうだ、と楽しみだった。おかあさんにそっくりな表情も親近感を抱かせた。

会見での高畑淳子はすごいと思う。ひとつひとつの質問に理路整然と涙をこらえて答える。
成人した息子のことなのだから、と私なら気持ち的にはバッサリだけれど芸能人ではそうもいかないだろうな。今回のように相手のあることで、さらに最悪のタイミングで周囲にかけた多大なる迷惑を思うとよけいに。

でも、私はコレいらなかったと思うよ。
「ずっとおかあさんだからね、と声かけした」。
はあ?なにそれ?少なくとも私はその言葉を聞いてそれまでの気持ちがスッとさめた。謝罪会見なのだから今ここで言うべきことじゃないでしょう?
やったことを思えば、周囲に及ぼした影響を考えればバン!と突き放すくらいじゃないとダメでしょう?
あの言葉を聞いたとたん、これはこれでひとつのお芝居???とさえ思った。

「もし娘が被害者の立場だったら、と置き換えて客観的に見るようにしている」。
「親として、息子を守るとかそういうことではないけれど親でいるということが最後の最後にくると思っている」。
こうも言っているので、計算されたお芝居ではなく思わず母としての愛があふれ出てしまった、ってことだろうけれどね。

息子という存在は母にとって理解できない面も多くて、私なども25になる息子に「は?」「なんなの?」と心で思うことも多い。
そして「危うい」。そんなのうちだってそうだ。
もしこれで息子が犯罪でも起こせば「ああやっぱり」なんて思うにちがいない。
でも成人した息子に何を言ったところでこちらの言葉は届いてないし、なんとかなるならとっくになんとかなってるんだろう。もう「何を言ってもムダ」って域に達してる。
すでにこちらの守備範囲にいないものに対して責任とれって言われても、って感じ?
そう思うからこそ、高畑淳子の「親でいるということが最後の最後にくる」という言葉は「親としての覚悟」を思い知らされるようで胸に響く。

でも、イヤだよなー。仲良し母子ならともかく。
相手に対して周囲に対してももちろんだけど、自分に対しての仕打ちに「この裏切り者!!こんなに苦労してがんばってきたのにあんたのせいで!!」って思うのでは。・・・え?違う?親子関係にもよるかー。

どーした?

2016年8月24日 日常
どーした⁉︎高畑裕太!!
役者としての成長が楽しみで高く評価してたのに。
高畑裕太が出る、と聞けば「見ようかな?」と思うほど上手い役者の片鱗をのぞかせてたのに。高嶋政伸みたいな存在感のある怪演俳優になりそうな予感だったのに。

おかあさんとは金八の時代からの長いつきあい(テレビで、ね)で「離婚してお金がなくてどんな仕事も受けていた」時代とか「働かなくちゃならなくて2人の子供に不憫な思いをさせていた」時代とか「息子がとんでもない反抗期」な時代とかずーっと大変な思いでやってきたのを知ってるから、今母子仲良くバラエティに出てるのを「あー良かったな」と見てたのに。

「仰げば尊し」は不良先輩の役なのでカットできると思うけど、楽しみにしてる「侠飯(おとこめし)」はどうなる?早朝見たらキャスト欄からキレイに消えてて、テレ東の対応の早さにびっくり。
24時間テレビのドラマもあと4日で撮り直しとか?
「真田丸」にも大泉洋の息子役で出るはずだったのに?

残念だしがっかりだ。
「我慢できなくて」って・・・。こんなに世の中に反響が大きいこととか周囲の人たちに迷惑がかかることとか思いが至らないほど歯ブラシを持ってきた40代従業員が美魔女だったのか???
おかあさんが気の毒すぎる。

盆も終わり、リオオリンピックも夏の甲子園も終わった。
リオ閉会式でのトーキョーショー最高にカッコいいね。まさにクールジャパン!
伝統的な和、アニメ、ゲーム、日本ってステキ!って思える演出。TOKYO 2020期待できる!
そして台風が首都圏直撃。
ものすごい雨と風で!車から一歩出ただけでパンツまでびしょぬれ!!

さて「ゴーストバスターズ」。
♫テレレーレ テレ テレレレレレ テーレテ
♫ゴーストバスターズ‼︎
はい。あのノリのいい音楽を聞くだけでいい!と思える人映画館にGO!
エンドロールで往年のディスコ風ヘムズワースくんのダンスも見られるよ!

限りなくB級な映画を映画館で1600円も払って鑑賞することってまあないね。割引料金なのでこれだけど正規料金なら3Dなので2000円超え。ええー?

前の「ゴーストバスターズ 1984」もそれほどおもしろいとは思わなかった。だいたいさえないオッサン4人組のビジュアルが若かった私にはどうにもワクワクするものではなかった。
今回もそう。
見かけがパッとしないオバサン4人組の映画。4人の中カッコいいのはホルツマンだけ。んー私もオバサンだけどあまりオバサン映画は見たいとは思わないなー。こういうことを発言するのは今の時代アウトなのだろうが、どうせ映画見るならナイスバディのカッコいいお姉さん4人組とか。同じオッサンでもトムクルーズ、キアヌリーブス、ブラッドピットあたりなら。

「ゴーストバスターズ なぜ オバサン」とググッたら劇団員だかなんだかそれなりに意味のあることらしいけど。
吹き替えは友近、渡辺直美、鬼奴、しずちゃんたち出てます。だからよけいお笑いの雰囲気なのかな。アクションとかストーリーとかじゃなくちょっとしたしぐさや会話で笑わせる風。
ここの下ネタは吹き替えじゃなかったら何て言ってんのかな?と気になるし、あまり笑いもツボらない。アクションもオバサンなだけにキレがない。

まあ良かったのは音楽。
あの「ゴーストバスターズ」が映画館で大音量で流れると自分が思ってた以上に良くてトリハダが立った!
あとエンドロールのダンスミュージック。昔のディスコみたいなノリのいい曲に合わせてマッチョなヘムズワースくんがダンス!イケてるー!体が自然に動く感じ?
劇団四季の「マンマミーア」ラストでは観客もみんなアバの曲で踊るけど「ゴーストバスターズ」ラストも踊りたーい!

オリンピック盛り上がってます!
「列島熱狂!!」などとあおられて乗り切れてなかったときに「やば!非国民?」と思ってしまう。
でもねえーあきらかに4年前の夏に比べて私の夏の熱量は低下してる。
4年前はロンドン五輪に高校野球に、ともっと力が入ってた。
御年90歳のオリンピックおじさんも今年はリオ行きを断念したらしいし(大相撲でも向こう正面にいないことが多くなった)、高校野球野球の風物詩ラガーさんたちもバックネット裏にいなくなった。ここ招待席になったので少年野球の子たちがいるね。
自分の中でも外でも時代は移り変わってゆくのねえ。

さて夏ドラマも4週目に入りました。
「仰げば尊し」。
金八先生とかルーキーズっぽい。昭和の人はこういうの好きです。
原作があって先生がどうやら死ぬらしいこともわかってる。弱小吹奏楽部が華々しいステージに立つこともわかってる。
ラストが提示されてるもんだからいろいろなもめ事があっても安心して見ていられる。
それに加えて好きな音楽モノ!去年の夏も「表参道合唱部」に楽しませてもらったので「おっ今年は吹奏楽か」と。

ところが回を重ねるごとになんだかモヤっとした気分になってくる。音楽場面が少ないこともものたりない。
樋熊先生が不良生徒たちを全面的に受け止め「なにを根拠に?」とこちらが心配になるほど信頼する。ひと昔前の不良ならそれでよかったかも?
ときには真面目にやっているごく普通の生徒の不満や不利益などスルーしての肩入れ。ココなんだよなー。目立つ不良が特別扱いなところが引っかかるポイントなんだな。
原作では弱小吹奏楽部が全国大会へ、ってことでヤンキー生徒の設定はないみたい。それならそのほうがいいのに、それかルーキーズみたいにヤンキーオンリー?
どうしたってあの子たちを巻き込んでの吹奏楽部は現実的にはムリがある気がするんだけど。

楽しみな若手俳優さんがいっぱい。「ゆとり」に出てた子たち。2世の子たち。高畑裕太はうまいなあーと再認識。太賀も今までとまた違うパンチでヒゲの不良が似合ってる。最近知ったのだけど太賀くんは伝説のドラマ「愛という名のもとに」で自殺したチョロ中野英雄の息子だと!うわーびっくり。

「家売るオンナ」。
いろんな家があっていろんな人生があって。それだけでもおもしろいんだけど、テイコー不動産のメンバーがいいし何より北川景子がかっこよくて見終わったあとに爽快感あり。
仲村トオル、若いころツッパリやハードボイルドやってたこと思うといい感じに力が抜けて思わず笑っちゃうよね。チーク赤く塗られてちちんぷいぷいぷーい!とかされちゃって。
工藤阿須加も一本調子の熱血演技だけかと思ってたらこういうのもいいね。千葉雄大もイモトも楽しい。イモトの役を水原希子あたりがやったら見ててムカつくんだろうけどイモトだからなーって。

「そして、誰もいなくなった」。
展開読めず。味方かと思ったら何か裏があったり敵かと思ったらそんなに深い理由がなかったり。
オープニングからシャレてて何か壮大なドラマな雰囲気なんだけど引っ張るだけ引っ張って実はそうでもないのでは?なんて疑問が出てくる中盤に。
藤原竜也って叫んでるイメージあるんだけど今回も。アップになると歯並びの悪さが気になりましたよ。

「グ・ラ・メ!」
武内とか剛力が出るというだけで見る気がしないのだけど、高橋一生と滝藤賢一と小日向文世が出るなら見なくちゃな、と。あと「あさが来た」番頭さん三宅弘城。それでもいくらワキが良くても剛力がなんとも。ここらで見るのやめてもいいかなーと思うほど。
最後の剛力メインのダンスもいりません。「民王」みたいにみんなで踊るならともかく。

そして夜中のドラマ「侠飯(おとこめし)」。
ヤクザの生瀬勝久がシブくてカッコいい。あるものでちゃっちゃっとおいしそうな料理を作ったりひと工夫するだけで極上の味に仕上がったり。料理のヒントがいろいろあるから見ててとってもためになる。
柄本弟の情けなさがハマるしここでも高畑裕太が「仰げば」とはまた違ったオタク大学生で出演。
私も「メシにするか」って言われたーい!

ビルの谷間を駆け抜けるスパイダーマンみたいなアクション100パーセントのエンタメ映画かと思ったらちょっと違いました。
美しいアフリカの大自然に感動しつつも戦争やアフリカの奴隷問題などにも思いをはせる。そしてターザンの肉体美と身体能力に感心。ゴリラに殴られても骨も折れないって・・?
身体能力というとターザンだけじゃなくてほかのアフリカの方々やちょいちょい和ませてくれる博士までもが超人的。
ツタからツタへ飛び移り高いところもニンジャ走り。すごすぎる!

ターザンは英国貴族。ゴリラに育てられたのにどうやってどんなふうにして人間の世界になじみ英国貴族になったのか?そこ知りたかったなー。
原作のある映画なのでもしかして原作でもそこんところは描かれてないのかもね。ドキュメンタリーじゃないんだから。

恒例の2D字幕か3D吹き替えかの選択。
アクション大作かと思ったから迷いなく3Dで見ましたが。
ターザンの吹き替えが「棒」すぎる!
だれがやってんのかな?タレント?とか思ってたらエンドロールに桐谷健太。あー・・・。
知ってて見た方が桐谷の野性味あふれるビジュアルが浮かんでまだ良かったかもね。

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